獣化パロ
狐 高&主 辰
狐 銀 狐 桂
高杉Side
『ご覧なさい晋助』
『はい、なんですか?お父様』
『坂本辰馬,このお方がお前の主だぞ』
『主……』
坂本Side
ある、暑い夏の日
わしは、神社に来ていた。
わしの用心棒、いや友達の高杉晋助と遊ぼうとしたのだ
晋助こと、晋ちゃんは人間では無い、狐の神様らしい。
『おーい!!晋ちゃん〜!!』
わしは大きな声で晋ちゃんを呼んだ。
反応がない…
晋ちゃんが住んでいる神社全体を探してみるが居ない。
帰ろうとした時
『うるせぇ、なんだよ辰馬』
鳥居の近くの木の上でさっきまで寝てたであろう
晋ちゃんが話しかけてきた。
『あ、居たぜよ。晋ちゃんアイス食べるぜよ!!』
『だからなんでいつもお前は俺の分まで買ってくんだ?』
暑いからという理由で買ってきたアイスを開けながら
晋ちゃんが素朴な疑問を聞いてきた
『だってちっちゃい頃から一緒に食べてたじゃろ、』
わしが答えると晋ちゃんはニヤニヤしながら
言った言葉を遮るように子供の頃のことを言った
『そりゃあ手前、俺が食わねぇと駄々こねて泣いてたからだろ』
『それは、むかしの話じゃろ!!』
坂本は涙目になりながら言った。
『まぁ、そんな泣くことじゃないだろ…』
高杉はそういいながら、襟元からハンカチをだし、
坂本の目元を拭いた。
『〜,だから、昔からそうだったから
癖になってるぜよ 特に理由なんてないきに』
坂本は拗ねる様に言った
『…俺は食べなくても生きていける』
高杉は言った
『けど、別に食べたら死ぬとか
お腹壊すとかじゃないんじゃろ?』
坂本は高杉が言った言葉に反論するように
言った
『俺が喰わねぇといけなのは、それだ』
高杉は坂本の腕を指した。
坂本家には代々片方の腕には切られたような痣があるそれがいつ着いたのか分からず突然ぜて来るようだ、その腕からは龍力が流れている。その龍力を護衛・管理するのは狐族の高杉家だ。
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