りぃ きゃ
、
「 俺の彼女 最近 束縛 きついんだよな 」
「 何、 別れるの ? 」
俺の友人 、 俺 は彼氏になんの不満もないから 分からないけど 。
「 どう言えば いいと思う ? 」
「 んー、 … 俺の 恋人にも聞いてみるわ 。 」
──────
「 ねー、 りぃちょ 君。 」
「 はいはい、 なに キャメさん 」
りぃちょくん、これが俺の彼氏 。
別にゲイだった 訳でも ないが 、 普通に 話していたら どんどん 沼に浸かっていたみたい。随分 気持ちがいい 沼だけど。
「 相談なんだけどさ。 」
人の相談を笑い話にする訳にも行かず、 少し 神妙な雰囲気で 上記を発した
「 ん、? どうしたの 」
なんて、いつも通り の声色の 彼が好き。
「 別れた ────い っ 」
そんな言葉を発した瞬間、 彼の雰囲気が変わる。 ふわふわとした 特有の 優しい感じではない。 元気でもない。 ただ1人の 雄を感じさせられる。そして、俺は手首を掴まれた。
「 別れたいなんて 言わないでよ。 俺じゃないと 無理なくせに 」
──────
「 は ゛っ ♡ ぁ …♡ 」
「 何休んでんの 、 お仕置だってば。 ねぇ。 」
違う、なんて 言葉を発する隙もない。
「 ん ゛ ぁっ、 ゛ く …… …゛っ、♡♡」
これで何回達してしまったんだろう。 もうほとんど 白濁は残っていない。
それでも 、 彼は 怒りが収まらないようだ。
「 ま ゛っ♡♡ まっ゛て、っ、♡♡ 」
「 うるさいなぁ、 もう、 」
冷たく 俺を見る りぃちょくんを 初めて見た。
少し、 怖かったし 、 気持ちよさを覚えた。
しばらく して、 行為が納まった頃。
「 こういうところが嫌い、? ほんと 治す、ごめん 、別れたいとか、 言わないでよ 」
子供らしく、 悲しそうに、苦しそうに眉を下げて 笑う 彼を、俺は怒りも出来ない。
ただ撫でて 、 掠れる声、痛む腰を無視して真実を伝えた
「 あれ、 友達が別れたいって言ったことの相談だったんだけど …… 」
やってしまった、という顔の 彼を俺はこの先忘れないだろう。それほど可愛らしく面白くて。
「 ご 、 ゛ っ、 ごめん なさい!!!!!」
スライディングでは無いものの、地面に頭がめり込みそうな勢いの土下座。
それを見て、俺はまたくすりと笑を零した。
。