ミンセミ
複雑 / 不穏 / 完全病みセミ?? / イカゲームが中止になった世界線 /
パチッ 、 そうやって目を開けるといつの間にか 自分の 家 、 地獄の場所に居た 。 なんでかは 知らない 、 けれど あのゲームから出れたってことは わかった 。 お金は 分からない 。 でも どうせ 戻ってきたとこで あたしには 地獄の ことしか待っていない 。
「 …とりあえず入らないと 」
そうして立ち上がり 、 気味の悪いドアを開けた 。 そうすると お金は置かれていた 。 3億 。 正直これで 借金は返せる 。 でもこの借金 は親の 。 親は死んだ 。 いや死んだんじゃない 。 逃げた 、 正直意味わからなかった 。 なんでなんの罪もない あたしが _
「 はぁ…帰ってきたってなんも意味無い 」
「 どうせなら死にたかった 」
1人で呟いた 。 特にすることもないし 、 ドアを開けたまま 借金取りに 3億渡して 。 そのまま あたしは死んだ方が楽な気がした 。
「 はー、… 」
自分の家を後にして どこか 、 海に向かった 。
ザァ〜 … そう 鳴り響く音は 海の流れる音だった 。 満月がよく光っている 。
「 …あたしの人生真っ暗だったな 」
「 結局なんの才能も得られなかった 」
そもそも あたしが産まれてきた時点で こんな運命は決まっていたのかもしれない 。 全部親の奴隷だったあたしは 感情なんか殺していた 。 自分の 感情を操れない 、 そんな人間になってしまった 。
「 最後くらい、本当のこと言って欲しかったな 」
死ぬ前に 、 せめて 死ぬ前にあたしになにか一言くらい くれても良かったでしょ 。 中学生の時 、 あたしがどれだけ辛かったかも分からなかった癖に 。 奴隷のように 扱って 、 あの人達は 死んだ方がまし 。 中学生の時くらい 、 もっと楽しみたかった 。
『 お前ボロボロすぎだろw? 』
『 キモ〜!近寄りたくなァいw 』
『 なんも出来ない人間なのに、、、私たちに近づかないでよ! 』
『 っ!あたしはそんなつもりでボロボロになってるわけじゃない!!あんた達が変な言いがかり付けないで!!! 』
__『 …言い訳して苦しくないわけ? 』
『 …は? 』
言い訳 なんて言われて 苦しかったあたしは その苦しかった思いを 全て痛みにぶつけた 。 部屋では カッター の切る音が鳴いていた 。
『 っ…ぅ、あ 』
嫌なこと全部思い出して 、 吹っ切れるまで 切ってた 。 そして あたしの腕はいつの間にか ボロボロになってしまった 。 でも 辺りは 『 厨二病 』 『 病みアピ 』 そんな話題が出た 。 あたしのことを 何も知らなかったやつが 。
そして高校の時は 知り合いが誰もいないところに 進学した 。 これで少しは 楽になると思った 。 … それは 嘘だったけれど 。
「 …死のうかな。 」
「 ……うん、死のう。もう辞めにしよう 」
最後くらい もっと楽しく終わりたかったけど 人生全てが終わっていた あたしには不向きだったかな 。 海を足に運んだ 。 海は冷たかった 。 あたしの 心みたいなのかな 、 すごく冷たかった 。 そして奥まで歩こうとすると 後ろから 聞きなれた 、 いや 聞き覚えのある声がした 。
___ 「 ██████ … !? 」
コメント
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ヌナの病みは大好物なんですよげへへ今回もさいこーすぎます!!楽しみにしてます!