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昨日、晴明くんがタヒんだとの報告があった。死因は車に轢かれそうになった子供を守って自分を犠牲にした為らしい。 晴明くんの葬式を終えた夜に蘭丸さんが来た。
🐦⬛「聞いたよ、晴明タヒんだって」
🎭️「なんですか?まさか、私の事を慰めにでも来たんですか?」私は彼の事を気にせずタバコを吸う
🐦⬛「そんなんじゃないよ、ただ…あっちゃんに言いたい事があったから来た…」そう言うと蘭丸さんは私の前に立つ
🎭️「?」
パチンッ
🎭️「は?」 なんと蘭丸さんは私の顔を平手打ちしてきたようだった私は驚き一瞬フリーズしてしまった。
🐦⬛「バカじゃないの?!そんな悲しそうな顔で晴明くんが安心して成仏できるはず無いでしょ!!」
そこで私は悲しそうな苦しそうな顔をしていた事を蘭丸さんに気づかされる。
🐦⬛「大切な人なら作り笑いでも良いからせめて笑顔で見送ってあげなよ…!」
この時私は初めて蘭丸さんの顔を見た。
蘭丸さんの顔は苦しそうな顔だった。だがそれは晴明くんがタヒんだ為ではなく私に対してだった。
🎭️「すみません…でもまさかあなたにそんな事を言われるとは」
私は精一杯の笑顔で蘭丸の方を見る、そうすると蘭丸も今まで耐えていたであろう涙が溢れる。
🐦⬛「ご、ごめっなんかやっぱ耐えられなくて…!」
🎭️「いえ、謝らないでください。あと、この状況で言いにくいんですけど…」
🐦⬛「?」 私はずっと思っていた事を蘭丸さんに打ち明ける。
🎭️「あなたさっきから自分が濡れていることに気づいてないんですか?」
🐦⬛「え?」そこで蘭丸さんは自分が濡れていた事に気づく
🐦⬛「な、なにこれ…」
🎭️「最近どこぞのカラスがよって来ないようにトラップを仕掛けたんです」蘭丸は数秒ほどフリーズした後何か言おうとした後床に倒れた
🎭️「ちょっと大丈夫ですか?!刺激が少しばかり強すぎましたかね」
しょうがないので蘭丸を温かいお風呂に入れることする。そこで自分も風呂にはまだ入ってなかったことに気づいたので一緒に湯船につかっていると、
🐦⬛「ん、あれあっちゃん?」蘭丸さんが目を覚ましたようだった
🎭️「やっと起きましたか…」
🐦⬛「いや、なんであっちゃんと抱き合いながらお風呂に入ってるの!!?」
🎭️「お風呂で溺れてタヒぬなんて事があったら困ります。」
🐦⬛「その気持ちも嬉しいけども!!!なんでお風呂に入れる必要があるのさ!」
🎭️「いや、あなたなんだか臭いんですもん」私は迷いなくズバッと言う
🐦⬛「辛辣すぎない!?」
🎭️「まぁ、せっかくなので頭洗って差し上げましょうか?」
🐦⬛「ぅえ!?」蘭丸さんは一瞬で顔を赤くする。