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嗚呼もう後戻りは出来ない
出来ないでは無いもう絶対に無理なんだ
僕の勘違いだったのではないかと
変な妄想をしてしまったのではないかと
思うようになった
信じたくなかったから
これはきっと妄想なんだ
そう信じた
信じてしまったのが悪かった
後に後悔するって感じてたのに
仕事の帰り
涼ちゃんを誘おうと
言おうとした時にはもぅ君はいなかった
まだいるかなと
LINEをしてみる
《ごめんね💦予定があるの🙇♂️》
絵文字だらけの君の文
可愛くて愛おしくて
スクショをする
そう言ってられるのは今だけだった
仕方なくひとりで帰ってると
綾華に会った
久しぶり〜みたいな会話をしてたら
不思議そうな顔をして
「あれ?元貴は一緒じゃないんだ」
「何が?」
「さっき涼ちゃんとひろぱが一緒にいたから」
「どこに居た?」
「もしかして探してる?笑」
「うん…先行っててって言ってたんだけど…」
「いなかった感じ笑」
僕は嘘をついた
僕は怒りを込み上げのが必死で
ていうかもう
顔に出てたかもしれない
「多分今涼ちゃんの家じゃない?」
「帰り道だったから」
そういうことね
今日はあいつとお熱い夜ですか…笑
「もう着いてるかな…笑」
みたいな
「楽しんでね笑」
そんな明るい挨拶
「いまから高野に逢いに行くから」
「おいとまします!」
その言葉が
どこが僕の心に刺さった
もしかして今僕一人ぼっち?
誰も僕を裏切っていないのに
裏切られた気分になった
信じてしまった
自分の白さを憎んだ
そして
今までもないほど
怒りと憎しみ、悲しみが
同時にこみ上げてきた
孤独だった