今回は「”シアワセ”ってなに」という物語を書いていきます!
⚠注意⚠
口調迷子
キャラ崩壊あるかも
原作とストーリーが違います
短いです
「太宰 治」其れが私の名だ
突然だが、皆は”幸せ”って何だと思う?
友達や家族、好きな人等と一緒に居られるのが幸せ?
元気に生きられるのが幸せ?
普通に生活出来ているのが幸せ?
私も前迄は幸せだったのかな。
少なくとも、織田作…私の友達が死んでしまってからは
幸せを感じた事は無い。其れだけは断言できる。
“シアワセ”ってなんだっけ。
“幸せ”を忘れた私が”幸せ”を見つける物語。
誰か私に幸せを教えてくれないかい?
中也「ちょッ太宰!」
「何やってんだ莫迦!」
太宰「何って首吊りだけど?」
中也「そんなん見りゃわかるよ!」
太宰「あと一寸で逝ったのに」
「邪魔しないでよね」
中也「お…おう」
太宰…手前は何時からこんな風になっちまったんだよ。
最近になって、全く笑わなくなったな。
作り笑いすらしなくなって、まるで何か大切なものを無くした人だ。
俺を揶揄うこともしなくなって、ずっと死を待っている様に見える。
自殺好きなのは前と変わらねぇ、けど今の手前は 何処か変わっちまった
太宰、手前は織田が死んでから何を無くした。
中也「なァ太宰」
太宰「なんだい?」
中也「手前は如何して死のうとするんだ」
太宰「何だそんな事か…」
中也「そんな事ってなんッ」
太宰「僕こそ聞きたいね」
「生きるなんて行為に、何か価値があると本気で思ってるの ?」
中也「…!」
太宰は俺の言葉を遮った。
太宰の発した言葉は全く熱を持たない冷たい言葉だった。
太宰「僕は早く死んで、織田作に逢いたいんだ。」
「この酸化した世界に価値なんて無い。」
中也「太宰…手前は織田が死んでから何を無くした。」
太宰「無くしたもの…か。」
「僕が無くしたは生きる意味と”シアワセ”だよ。」
中也「幸せ?」
「幸せって無くなるものなのか?」
太宰「じゃあ、中也はシアワセは皆同じだと思う? 」
中也「其れは人それぞれだろ?」
太宰「そうだね。」
「僕のシアワセは織田作と話すことだった。」
「でも織田作は亡くなった、だから僕のシアワセは無くなったんだ。」
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