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🏹「ここはーーでこうで…」
ガラッ、っと音のする方に顔を向けると、そこには足を組みながら座っている龍水がいた。
🏹「どうしたの?」
🐉「はッはー!見てわからないのか?授業を受けに来たのだ。」
🏹「分かるけど龍水には必要ないんじゃ…」
🐉「必要ありまくりだぞ。それに、文字を学びに来たんじゃない。」
皆が首を傾げながらも龍水は話し続けた。
🐉「貴様の授業を受けにきたのだ。羽京。」
🏹「はは、ありがとう。」
ええ〜僕の?と羽京は少し声を弾ませた。
🐉「喜んでくれて嬉しいぞ、羽京!」
何度も、何度も頑張ってアピールする。
…
🐉(分からないのか?これでも好きって気持ちを最大限に伝えているのだが…)
授業終了後。
🐉(普通に授業を受けてしまったぞ…)
…
🏹「あ!いたいた。」
大きく手を振りながらこちらへ走ってくる。
🏹「ごめんね、授業おわってからすぐ姿が見えなくなったから。」
🐉「ああ、すまんな。」
🏹)話したいことがあって…」
その言葉で龍水が飛び跳ねた。
🐉(やっとアピールの効果が出たか?!)
🐉「ああ!いいぞ!羽京!なんでもこい!」
🏹「ああ、 えっと… ここがみんな難しいって言ってて。ここがーーーでーー……」
🐉(待ち続けるなんて、こんなの俺らしくないな。)
羽京の言葉をさえぎるように口を動かす。
🐉(はッはー!耐久戦はもうおしまいだ!)
🐉「羽京、今夜どこかへ行かないか。」
終わり
二、三期の、石上村の人達のための字の教室です。
アニメや漫画では誰が先生をやっているのか分かりませんが、 個人的に羽京くんがやってたらいいなと思ったので書きました!
ここまで読んでくれてありがとう🫶🏻🫶🏻🫶🏻