あー、なんとか戻ってこれた。でも、聞けなかったな。
「カルト、そんな所で何してんの?」
「わっ、シャル!なんにも!」
急にシャルが声をかけてきた。正直ぼーっとしてたからびっくりしたけど、なにかが取れた気がする。
数十分後~
ぼくもそろそろ睡眠の時間。でも全く眠くない。どうやら、他の団員も一緒らしい。みんな楽な格好に着替えて、当然ぼくも。サイズがピッタリな服。僕はズボン。シズクはそういうの気にしないからいつもブラとパンツだけ。正直ちゃんと着て欲しい。団員たちは何も思ってないけど、ぼくが恥ずかしい。マチは短パンに下着1枚。こっちもシズクと同じでちゃんと着て欲しい。団長は基本、黒いTシャツ1枚に、楽な長ズボン。これは良い。そもそもフランクリンやボノレノフ、ノブナガは着替えもしないし、。フィンクスはまともだからちゃんとしてる。動きやすい、寝やすい服。フェイタンは見たことない。いつもすぐどこかに行くから。シャルナークも見たことない。残業の仕事が多いから、ずっとコンピューター室にいる。それはシャルナークの旅団の役目。少し休んで欲しい。
「ねぇ、あたし眠くないんだけど」
「私もです」
「俺も〜」
「んじゃ、みんなでトランプでもするか?」
マチとシズク、シャルナークとフィンクスが会話をしている。
「そうだな、たまには息抜きもありか。よし、みんなでしようか。」
「団長久々じゃない?みんなでトランプなんてするの。」
「だな、今ここにいない奴らも呼んできてくれ。」
「誰だろ、えーと…フランクリンと…コルトピと、フェイタンかな。」
「おっけー各自呼んできて」
色々あって、~ ★ 私が作るのめんどくさかったです
「シズクがフランクリン。俺がコルトピ。カルトがフェイタン。みんな手っ取り早く呼んできてね」
シャルナークが素早くまとめてくれた。
「他はトランプとお菓子用意しといて〜」
ぼくはフェイタン呼ばなくちゃ、。
確か〜、ここ左…。
コンコンッ「は、はいるよ〜?」
がちゃっとドアの開く音と同時にぼくが見たのは、フェイタンが寝てる姿だった。
その姿はまるで小さな子供、そんなこと言ったら殺されるけど…。正直ぼくが行ってて良かったと思う。他の団員ならどうなってたかわかんないし。ま、起こさなくちゃ、。
「フェイタン、起きて。」
ピクリともしない。鼓膜を割いてやろうかと思ったけど、それは普通だし。逆にぼくの目覚めが良すぎるだけ。自分でも自覚してる。
「フェイタン!!起きてー!!! 」
「…ん、……かると、?」
すっと起き上がってきたその頭は寝癖が少し跳ねてる。
ぼくと同じように…。
「団長がみんなでトランプしようって」
「団長が…?珍しいね、わかたよ…今行く、」
立ち上がったその服はマチが昨日作ってた服だ。
夜中だったからよくわかんないけど、確かにそうだ。
サイズの全く合わないぶかぶかの白いTシャツ。肘上まで来るはずの袖も肘下まで、。その白いTシャツの裾は、膝まであって、本当にサイズが合ってない。ズボンは短パンで、Tシャツで全く見えない。足は生足。靴下も履いていない。それも綺麗な、普通の男性とは少し違う…、まるで女性のような綺麗な足…、白くて細い、毛もなくて…ぼくには真似出来ない、色気がある。
「、カルト?なにぼーとしてるか。ささと行くよ。」
「あぁ、うん!」
本当はフィンクスに見せたくない。多分見た事あるけど…。
「ただいま。もう準備してくれたの?」
「おかえり!あとちょいだよ。フェイタンは?」
「手洗ってたからあとちょっとで来ると思うよ」
シャルナークが言ってくれた。
「シズクは?まだなの?」
「あー、フランクリン寝起き悪いから苦戦してるんでしょ、」
「そっか」
みんなで準備をしてたら、
「ん、おはよ…。団長がトランプなんて珍しいね」
フェイタンが来た。
「フェイタン!やっときた。それより、服…新しくなった?」
「あたしが作ったんだよね。昨日試したい縫い方あったから。」
「マチ!いい加減サイズあわせるよ!!」
「えー、フェイタンはそっちの方がいいよ」
「わたしもです。いつも思います!」
マチとシズクが言った。
「あー、そういえばシズクいるってことは、フランクリンは?!」
「壁壊しそうだったので寝かせました。」
「うそ!!こわ…」
結局トランプは10人でするらしい。
「うわ、!お菓子ないじゃーん。」
「私、盗ってきます。」
「いいのかい?ありがとね」
「なぁシズク、プリン盗ってきてくれ。」
「おっけー。あるだけでいいよね。行ってくる」
「おい。フィンクス!おめぇなにさっきからぼーっとしてんだ?」
「あ?!…なんでもねぇよ! 」
ノブナガがフィンクスに言った。
「あ、そう言えばフィンクスとカルトって初めてなんじゃない?」
「は?なにが?」
「フェイタンの寝服みるの」
「え?フィンクス見たこと無かったの?!」
「まぁ、な。」
くっそー、見たことないなら回避しとけば良かった…!
油断したぁ ぁ…!
「ただいまです」
「おかえり!そろそろ始めよ!」
開始して終わって、★めんどいすみません
続く〜
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