くおん様と合作させていただきました…
てか合作始めてで分かんない……
エセ関西弁です
実シ兄者様のお名前をお借りした二次創作です
本人様に関係ありません
本人様が同性愛者というわけでは御座いません
誰もいない放課後。
桜の蕾が窓から見える中、空き教室で君に問う。
僕等って、相棒なん、?
きっかけ。というほどでもない小さな取っ掛かりが、何だか気になって、
女の子達と遊んで、振られて、お前はゲラゲラ笑って。
僕は、それで良かった。『相棒』なんて言われるし、近い距離だと思うよ?
でも、なーんか違うよな、なんて考え始めて一週間くらい、
今日も変わらずお前が家に来て、僕等は二人で学校へ向かう。
「最近、暑かったり寒かったり、面倒くさいよなあ……」
「季節に文句垂れてもしゃーないやろ、」
まあそりゃそうかとケラケラ笑って、僕は隣でくすと笑う。
でも今日は少し肌寒い。
本当にもう少しで桜が咲くのだろうか。
咲いたからといって、アレルギーなので堂々と花見できるわけではないが、
ちら、と窓から見える桜が地味に好きだったりするんだよなあ
「今日は寒いなあ……」
「ホンマ?俺のジャージ貸そか、 」
ふwお人好しが、と突っ込む前に肩にジャージがかかる。
ほんま、そういうとこよなあ…
くだらないことで笑い合い、クラスの前でバイバイ。
いつもと変わらない。そんな毎日、
でも、何だかちがうような、そんな気がしてならない
彼奴は変わってないのに、僕だけ何か違う…?
「わ!」
「ぉわ!びっくりしたぁ…シャオちゃんかい……」
ったく…人が考え事してるときに……
「ってか…ほーんまお前等二人仲いいなあ…」
「そうかぁ…?」
対して、お前だってロボロと仲ええやろ、あと…ショッピとチーノ…とか、
「違う!そうやなくて、お前がコネシマの事好きすぎんねん」
何か、核心に触れたような気がして、声が出る。
「……………あ…」
好き?それは、友達として?
いや、違う。恋愛対象として…?
「ほぉーらやっぱり!」
「んな!あほな!俺等、男同士やで、、?」
そう。あいつも僕も男。
好きになるわけがない。そう……やんな?
「今時じぇんだーれす?の時代やで!な?まあ頑張れよ!」
「んな…そんな無責任な…w」
ありがとう。なんか分かったわ、なんて手を振りながら呟いて、
始まりのチャイムがなるのが分かる。
こういうのは、早く聞いたほうが良いんだろうか、?
きっと彼奴はモテるし、恋愛対象だって女の子。
『僕、シッマのことが好きや。』
なんて突然言っても、どうせふざけてんのかで終わりだろう。
「はあぁ……恋ってこんな辛いん…?w」
窓を見ながらぼそっと呟く。
桜の蕾が咲く前に、僕の恋愛に花が咲いたらいいな…なんて、無理か…w
よし、当たって砕けろ。言って、元の関係に戻ろう。
僕等は何年も一緒にいるんだ、一言で崩れてしまうなんて、そんな脆いものじゃないはずだ。
『放課後話したいことがあるので空き教室で待ってます。』
たったそれだけの文を書き靴箱に入れる。
ふるふると震えてしまったその字を彼奴は読めるだろうか?なんて考えて、
教室で待つ。
あ、名前書いてなかったな…
「大先生…?」
「ぁ、…ごめん!名前書き忘れてたやんな!」
わざと明るく、へらへらと振る舞うと、コネシマは少し怪訝そうな顔を浮かべる。
「何?話したいことって、」
きょとんとこちらを見る目が、何だか怖くて。
好きや。その言葉を出せないまま時間がすぎていく
たった3秒ほどだったんだろうが、永遠に感じられた。
どうしても溢れ出そうな涙、震えそうな声を押し殺し、やっとぽつりと言葉が出る。
「僕等って、相棒なん、?」
わあああ…合作したことないからなんも分かんない!!
これって中途半端なんですかね…?
そもそも繋げていただけるのか…、