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「幸せをモトメテ」♯t k r v夢♯黒川イザナ
「救いよう……ねぇだろ、？」
突然の出来事に目を、そらしてしまいたかった。
ただ叶わないこの願い。神様は。いるのだろうか。
愛妻の人からの最後の言葉
「⚪︎⚪︎、アイシテル」
それを言い残して彼はこの世をさった。
私を置いて、下僕や、慕ってきた人たちを置いて。
「⚪︎⚪︎〜、こっち終わってないよ」
「はーい、今行く」
あれから数年。私はあの頃の人たちと
今を生きてます。
貴方を忘れたことなんて。一度もない一度も、
忘れる必要がないから、忘れたくないから、貴方のことを、
「イザナ、」
彼の名前を口に出すだけであの日の頃を思い出してしまう
いや、思い出す。あの時の喪失感、あの時の、命の尊さ。
貴方の死を無駄にせず。生命を学んだ。
思い出の場所。ざー、っと聞こえる波の音
船の音も。あの時この場所で。貴方の人生が終わりを迎えた日
二月二十二日。
私は貴方のところへ。
「二月二十二日貴方の人生が終わりを迎えた日」
「わたしも、わたしの人生も終わりを迎えます」
二月二十二日
“梵天幹部黒川⚪︎⚪︎”死去
