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君を好きだというには。
君を知らなすぎるから。
俺は大森元貴。
ただただのんびりと曲作りをしている奴。
俺は今日もメンバーの若井滉斗、藤澤涼架、山中綾華、高野清宗と過ごす。
俺は練習室に来た。
「ちわーす」と言いながらドアを開けると
みんなはもう楽器の準備をしていた。
「え、俺が遅い系?www」
と聞いてみた。
「元貴おそいwww」
こう返された。
「涼ちゃんなんで今日こんな早いん?」
涼ちゃんこと藤澤涼架。
いつもは集合時間1時間は余裕で遅刻。
遅刻常習犯です。
「早起きしたの!早起き!」
早起きだけです。早起き。
あ、笑わなくても。
「涼ちゃんめっちゃ今日早く来たからびっくりした〜!」
と綾ちゃんこと山中綾華が言う。
そりゃそうだろうな。
いつも1時間は余裕で遅刻してくる奴が今日はこんな早く来て。
まあいい。練習しよう。
俺はギターにコンプを繋げた。
涼ちゃんもキーボードの電源をONにした。
綾華はヘッドホンをつけながら鼻歌を歌っている。
清(きよ)こと高野清宗は新曲のメロディを聴きながら頑張ってる。
若井滉斗…。あれ、若井滉斗は?
「確かにひろぱ遅いな。」
みんなが口を揃えて言う。
ひろぱという名前はもともとひろぴゃだったのを俺が噛んでひろぱと言ってしまったのがきっかけ。
あの時、口の中を噛んで口内炎できた。痛い
2、3時間が経ったであろう。
若井滉斗が来た。
「わりー、わりー、」
と言いながら練習室に入ってきた。
いつも早く来るのに。
理由は面倒いから聞かない。
きっと彼なりの理由があるのだろう。
「はい!みんな揃ったね?今日はね
ーーーーーーーーーーーーーーー…」
今日の予定をメンバーの前で話す。
ひろぱは準備している。
今日の予定頭入らんぞ。
「はい、てことで練習開始〜」
そう俺が合図を出すと皆、周りの音が聞こえないようヘッドホンをしそれぞれ練習し始めた。
次の新曲はcoffee(コーヒー)という曲。
歌詞のワンフレーズには
「君を好きだと言うには、
君を知らなすぎるから」
という歌詞がある。
突然思い浮かんだもの。
皆必死だな〜。
俺、楽譜書けない。
皆耳コピ。すまんみんな。
そう思い俺はギターの練習を始める。
ぷつん
急に周りの音が聞こえなくなった。
もちろん、ヘッドホンから流れる曲も。