バンッ 、バンッッ…
「っち 、きったね」
返り血で汚れたスーツは 、まだ新品だった 。
「樹 、車ありがと」
松村はドアを勢いよく開け 、シートに座った 。
「いーえ 、てかお前着替えろよ?」
まぁそれを言うのも当然だろう 。
田中は綺麗好きなので 、すぐ文句を言うのである 。
「はいはい 、うるさいなぁ笑」
「ただいま」
松村はそういい 、席に座った 。
田中も松村にならって 、席に座った 。
「北斗ー」
着替えから帰ってきた時 、松村を呼ぶ声が聞こえた 。
「なに 、京本」
振り向くと 、見慣れた彼と部下が並んで立っていた 。
「次の任務こいつと」
どうやら任務を伝えにきたようだ 。
「おっけ 、○○くんだよね」
こいつは最近入社した○○という部下である 。
なんだか近づきにくい雰囲気をしていて 、
怪しいところではあると噂されているそうだ 。
「いこ 、○○」
そんな松村の声に、○○は「はい」と返事をした 。
to be continued
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