夢を見ていた。
あの運命のような日の夢を。
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lrn side
「今日から入ってもらうバイトの子、」
「ローレンくん、指導お願いね」
数分前、店長にその様な言葉を告げられた俺は、
まだ状況がよく分かっていなくて上の空だった。
そんな俺を気にしたのか、今日から来たバイトの子
もとい、都愛ちゃんは俺の顔を覗き込む。
「ろーれんさん?大丈夫ですか?」
そんな風に舌っ足らずだが声をかけられる。
てか近ッ!?
「あっ…すみません、近いですよね」
『うっそ、俺声に出てた?』
「はい。不快に思われましたよね、申し訳ないです」
『んや、そんなことないから』
なぜ俺は彼女にそう言ったのか。
彼女が離れて寂しいと思ってしまったのか。
「それならよかったです、!」
どうして彼女が笑った顔を見て
胸が高鳴るのか。
これが俗に言う一目惚れなのか、
このときはまだ分からないままだった。
コメント
2件
おぉう、好き♡ローレンそんな頃から... やっぱローレン好き、東雲ちゃんありがとう🫠🫥 続き(番外編?)めっちゃ嬉しい!ありがとう! 大変だろうけど頑張ってね!応援してる👍🏻🫠
ろーれんとの恋愛が一番いけめんな気がする💞