鐘がなる。今日も生徒会室に駆け込むと
会長が驚きながらどうしたの?と聞いてくる
どうした…か 。そう悩んでいると
会いたかったから。なのか。
でも言ったら絶対笑われる。てか恥ずいから無理
仕事があるから
と言うと会長は 絶対と言わんばかりに
僕に会いたかったんでしょと
自信満々に言っている。 否定できないのがむかつく。
嘘じゃないですし。と言葉では隠せているつもりではあるがどうやら僕の顔は嘘をつけないらしい。むかつく。
会長がで?ほんとはどうなのと聞いてくる
絶対分かってるだろ
どうせ嘘ついてもバレるだけだし……
会いたかったんです!!!!!!
とキレ気味に言うと会長は分かってたくせに顔が赤くなっていた。
こっちまで恥ずいだろうが……ばかいちょうぅ、
と恥ずかしさが込み上げてきていつのまにか逃げ出していた。
まだ話したかったのに、と落ち込んでると後ろから肩を叩かれた。
会長かな?と期待している僕がいる中
後ろを振り返るとあおちゃんがいた。
なになに?!っと嬉しそうに聞く。
でも心の底では会長…と寂しく鳴いてた。
うんあおちゃんでも嬉しい!ラッキーなのかも
うん……
「で、茜くんはどう思う?」
ぁえ?!と腑抜けた声が出た。
ずっと会長であたまいっぱいだった
そのとき 蒼井?と聞きなれた声で言ってくるやつがいた。
そう会長だ。
「 蒼井、っごめんってば、 」
と謝ってくる。 そんなことはどうでもいい。
僕は気がついたら会長に抱きついてた
” 寂しかった。”
のかな。と思うと。声にも出ていたらしい
その瞬間会長の心拍数がぐんっと上がっていった
僕は恥ずかしくなりでも嬉しさがあった。
これが続けばいいのに。
素直になれない自分がありつつもそういう自分のことをちゃんと見てくれる会長に惚れ惚れしていくのであった。
コメント
1件
溶けそうなぐらい甘々で美味しかったですん🫶