はーい!
こてつ様のリクエストかがまゆ書いていくぞ!
束縛系だからそういうの苦手な人は見ないこと!
口調崩壊その他注意!
行ってらっしゃい!
年上の昔馴染み、離したくない、重い思い。
昔から施設に遊びに来てくれていた、ハヤトさん。
俺が施設を離れたあとでも、家に来てくれていた。
俺にとって、来てくれることが、一番の楽しみだった。
仕事のこと聞いてみると親の会社を継いだらしい。
やっぱり仕事で忙しいらしく、最近遊びに来てくれない……
「毎日遊びに来てしいな…でも仕事で来れてないだけだから……我慢しないと。」
そんな思いを毎日繰り返す。
ピロン☆
ハヤトさんからメールが
[最近はすいません行けてなくてすいません…来週遊びに行かせていただきますね!]
来週来てくれる、それが分かっただけでとても嬉しい。
「部屋の片付け、しないとな…」
『遊びに来ましたよ〜、黛さーん?』
「はいはい、聞こえてるから……」
『失礼しまーす……』
「それで、今日は何する?」
『ボードゲーム持ってきたので、やりませんか?』
「とりあえず、奥に行こ」
『そうですね。』
言い方はぎこちないかもだけど、これがいい。
一番信頼出来る人、
こんな時間が毎日続けばいいのに……
また1人、
孤独は嫌だ。
いつでも、近くにいて欲しい。
どうすれば、ハヤトさんを、ここに居させることが出来る?
それは簡単なことだ。
どうして思いつかなかったのだろうか。
「やってみる価値はあるな……」
加賀美ハヤト視点____
黛さんから緊急でメールが来た
『急な用事……何かあったのかな……』
電車に乗りながら色々考えて見たけど、どれも当てはまらなさそうな物ばかり。
『無事でいてくれたらいいんですが……』
黛さんの家の前、インターホンを鳴らしても出てくれない。
『合鍵貰っておけばよかったか……?』
もし家の中で、誰かに襲われていたら__
そんな事が脳裏に過ぎる。
でも物音はしない。
……後ろから、足音
気づいた時には、地面が目の前に。
そのまま、俺は気を失った。
「ハヤトさん、起きて。」
その声で、意識が戻る。
冷たい床、車の音すらない。
黛さん…ここは何処ですか?
「ここはね、ハヤトさんのためだけの部屋。」
「もう、離れて欲しくないから。」
『困ります……仕事とかあるのに……』
「大丈夫、もう仕事はしなくていいから。」
『会社は』
「何も心配しないで、俺だけを見ていてよ。」
いつもの黛さんじゃない。
そんな事しかわからない。
『黛さん、その注射器は』
「大丈夫、大丈夫、すぐに楽にしてあげれるから。」
謎の安心感と、消えない恐怖感。
首に、針が。
嫌だ。
『まゆずみさっ________
あれから、なんにちたったの?
やること、あったはずなのに。
「ハヤトさん、ご飯持ってきたよ」
なにかあったんだっけ……
「ハヤトさん?」
『ごめんなさい、少し考えてたの。』
「どんな事なの?」
『なにか、思い出せない感じがするんです。
やる事があったはずなのに。』
「はぁ……」
「そんなこと考えてたら、すぐに歳取っちゃうよ?」
「ほら、ご飯持ってきたから食べよ」
『うん。』
ここなら、なにもない。
あんぜんなばしょ。
「ハヤトさん、おやすみなさい。」
『おやすみ、なさい。』
いつもの時間で寝る。
うっすらと聞こえる声。
「子供のまま、何も知らないで。」
「ここが一番の、何も無い、牢屋に近いものだとしても。」
もう、はなれたくないから。
こんなもので良かったのかな……
許してね☆
さようなら!
コメント
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とてもすき… びっぐらぶ… まゆちゃん まゆちゃん 最後の注射は 巨人化するやつですか?()