名前 翠 紬 みどり つむぎ
性別 ???
年齢 高一
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⚠︎⚠︎⚠︎
絵心さんの最初の話が終わってバスでブルロに向かおうとしているところから始まります🙇♀️
「日本サッカーがW杯優勝するために、世界一のストライカーを誕生させる。」
その計画の元に集められた。俺たち300人の高校生FWは、
寮に向かうということ以外、 何も伝えられず
バスに乗せられて山を超えた先に───
「おー、」翠
それはあった
バスからおりると、携帯とか、財布とか色々没収され1人ずつボディースーツが配られた。
「次、翠 紬 さん」ア
(200位…Z、ランキング的なやつかな)翠
「それじゃあ1人ずつ制服のアルファベットの部屋に入り着替えて待機しててください。」ア
言われた通り、施設に入り部屋を探した。
(Z、Z、あった)翠
(ちょっと楽しみやな)翠
ウィーン
(人沢山いる……相部屋的な感じかな、)翠
(……着替えよ)翠
(色んな人がいるな……)翠
「キミその体型で、俺よりランキング上なの?!うげー間違いであってくれよー」五
「残念ながら本当なんだな」翠
(陽キャな猿、?)翠
「俺、五十嵐栗夢って言います!」五
「あ、ども。」潔
「こんちゃー」翠
「俺寺の息子でさー。」五
「俺生まれた時から将来は寺を次ぐ運命なんだけど、そんな決められた人生が嫌でさー。」
「プロサッカー選手になったら継がなくていいって親父と約束したんだ!」五
「だからさっきのあいつの話震えたねー!人生変えるチャンスキターって感じ!」五
(俺と同じだ…)潔
「ハングリーさだけは負けないよ!」五
「着替えは終わりましたか、才能の現世共」
(来た)潔
(絵心 甚八、!)潔 翠
「やぁやぁ」絵
「今同じ部屋にいるメンバーはルームメイトであり高め合うライバルだ。」絵
「お前らの能力は俺の独断と偏見で数値化されランキングされている。」絵
「制服に示されてる数字がそれだ。」絵
(お、この部屋でいっちゃん高いやん)翠
「300人中何位かが一日で変わるようになっている。」絵
「そしてランキング上位5名は無条件で6ヶ月後に行われる大会───」絵
「Uー20W杯FW登録選手とする。」絵
「!!!」一同
「ちなみに……」絵
「青い監獄で敗れたものは、この先一生日本代表になる権利を失う。」絵
「ここで勝ち上がるために必要なのはエゴだ。」絵
「今からその素質を測るために入寮テストを行う。」絵
「さぁ鬼ごっこの時間だ。」絵
「制限時間は136秒。ボールに当たった奴が鬼となりタイムアップの時間に鬼だったやつが帰る野郎です。」絵
「え……」潔
「あとハンド禁止ねー。」絵
「ルールは以上……」絵
「え、」五
「なんだんだよこれ、!こんなんが入寮テスト!?」
「サッカーじゃねぇじゃん、!」
「あー!クソ!自動ドア開かなくなってる!」
「300位、」五
「最底辺の俺が最初の鬼かよ…!」五
「やってやんよ……恨みっこなしだぜ。」五
「ちょっと待てよ……アイツの言ってること信じんのかよ、!」
「マジだったらどーすんだよ!?」五
「俺はやるぜ、!……負けたら一生寺の坊主……」五
(生き残れっかなーてか、やるしかないし)翠
サッカー人生をかけた。鬼ごっこ
開始
「うぉらぁぁ!!!」五
「ちょ、こっち来んなし、!」
「う、」潔
「悪いな潔くん!299位のあんた狙いだ!五 」
「え!?」潔
「うわぁ、すっげ」翠
「オラァッ!」五
「っと(ひょい)」翠
「あー、てかこの部屋なんか身に覚えがあると思ったら、ペナルティエリアと同じサイズじゃんね。」翠
「この制限時間136秒ってのも1試合90分で1人のプレイヤーがボールを触れる平均時間136秒って言うデータがあるし。」翠
「与えられた時間の中で一番下手な奴が落ちるってことっしょ。」翠
「……気づいた、?」
「全く……」
「半端ない洞察力と空間認識……」潔
「南無三!」五
「うおっ!!」潔
「あ?!」五
「くそっ!これ以外にむじぃぞ!」五
「もう誰でもいいや……!」五
「こんなのバカげてるよ……!」吉
「俺はあいつを否定するためにここに来たんだ、!」吉
「吉良くん……」潔
「絶対間違ってる……!」吉
「あんな奴に俺の未来潰されてたまるかよ、!」吉
(……)翠
(そうかな、案外絵心が言ってることも正しいと思うけど)翠
(サッカーは日本人にとってやりにくいスポーツ……)翠
(だからこそ世界一のストライカーが必要だし)翠
(でもなぁ……)翠
「あーくそ、当たんねぇやべぇ、!待て!ボール!」五
「ᶻᶻᶻ」蜂
「!?」五
「はは……こいつ!!まだ寝てんのかよもらった……!!」五
ゴシヤッッッッ
「へぐっ!?」五
「!?」潔
「お」翠
「痛って、おい!?ファウルだろ!ファウル!」五
「むにゃ……」蜂
「禁止なのはハンドだけでしょ…?」蜂
「おはよ」蜂
「おい、汚いやり方は嫌いだ。」国
「正々堂々と戦え。」国
「……マジメくんですかぁ?」
ゴッッ
「っしゃァ!!スキあり!!南無三!」五
「……にゃろう」国
「イカグリ潰す……!!」国
(あーあ火に油注いでるし)翠
「へい!」五
「っちょっ、」潔
(縦にされてるじゃん…このままじゃ当たんぞ……)翠
(えー、なにこれ助けた方いいかな、)翠
(でもあれ避けること出来そうだよな……)翠
(えー、でも流石に可哀想だなー、)翠
(アイツのこと…試してみるか…)翠
「オラァっ!!!」国
(ヤバっ…当たるっ、)潔
(……あれ、)潔
「あっぶねー…間一髪ー、」翠
「え、」潔
「そんなことよりも、潔の事試させてもらうね」翠
「は、?」潔
「いいね君達」蜂
「だよね♩」蜂
「潰すなら───」蜂
「1番強い奴っしょ」翠
「最高。」蜂
「3人でちょっくらやるか」翠
「おい!手組むのありなのかよ!」五
「組むんじゃないよ」翠
「奪い合い♩」蜂
「世界に公表されてる中で」翠
「イッチャン強いやつ」翠
「だーれだ」翠
ビュッ
「俺かよ!?」吉
「外した、?」吉
「外したんじゃないよー」翠
「パスしたの」潔
「ナイス翠♩」蜂
ボンッ
ズンッ
「?!」吉
カッ「!?」吉
「キックミス……?」吉
「よっしゃ……外した……」吉
「潔……くん?」吉
「1番……強い奴……」潔
「BON!」蜂
ドンッッッッ!!!
ウィン
「……あ」潔
「……」吉
ポン
コロコロ
ピーーーーーーーーーーー
「……潔…くん、?」吉
「何……やってるの、?」吉
「え……どゆこと、?」吉
「何……、これ、?」吉
「違う……ごめん…」潔
「その……だって、」潔
「急に……ボールが……来たから…」潔
「……は?」吉
「ふざけん……」吉
「お疲れ才能の原石共」絵
「ここでは結果が全てだ」絵
「敗れたものは出ていけ!」絵
「吉良涼介失格!!」
「……ふざけるなよ。」吉
「こんな遊びで……」吉
「W杯優勝なんてできるかよ……」吉
「俺は日本サッカーの宝だぞ!?あ?!」吉
「俺よりイカグリとか!潔くんの方が才能あるって言うのかよ!!!」吉
「吉良くん……」潔
「派手にぶっ飛んでんな」翠
「そもそも鬼ごっこになんの意味がある?!」吉
「サッカーとなんの関係があるんだよ?!」吉
「……」絵
「青い監獄にサッカーに関係の無いことなんてひとつもねぇよ」絵
「周りをよく見ろエリート凡人」絵
「あ……?」吉
「その部屋のサイズは16.5×40.32」絵
「ペナルティエリアと同じサイズだ」絵
「どうやら1人しか気づかなかったみたいだけどな。」絵
「当たってたー」翠
「つまりここでのポジショニングがストライカーの価値を決める」絵
「そんな戦場で生き残れない人間にストライカーの資格はない」絵
「こんな約2分ちょっとで何がわかる!!!サッカーは90分だろーよ!!」吉
「そこにいる翠 紬が言ったのも同様に約136秒の平均時間お前は平等に与えられた1試合分の機会をフイにしたんだ。」絵
「で、でもラスト10秒じゃどうしようも……!」吉
「お前は試合でも、同じことを言うのか?」絵
「え……」吉
「思い出せお前がボールを当てられた最後の瞬間時計はまだ1秒残っていた」絵
「動けないイカグリに当てれば生き残れたんだ」絵
「それをお前は見逃した。」絵
「言わば試合終了間際のラストワンプレーひしめき合うペナルティエリア内で」絵
「味方のシュートはゴールを外れお前を直撃したその瞬間にお前は諦めて敗北を覚悟した」絵
「だから気づけなかったんだ偶然にもごぼれる球に」絵
「ほんの少し足を伸ばせば届いたはずの勝利に」絵
「ストライカーは最後の1秒まで戦う人間のことですよ」絵
「自分にメリットがないのに当たりそうだった潔を助け、球を奪い強いものを倒そうとした翠 紬」絵
「同じく弱いイカグリではなく自分よりランキング上のやつをやろうとした潔世一」絵
「そこから球を奪い1番強いものを倒そうとした蜂楽 廻」絵
「俺が求めるストライカーのエゴイズムだ」絵
「そこから逃げた…お前の負けだ」絵
「吉良涼介フアックオフ」絵
「……だって、あいつが。…」吉
「急に…蜂楽 が…来たから…」吉
「急に蜂楽が来たからぁぁあ!!!!」吉
「おーQBK」翠
「吉良くん……」潔
「ギリィ……」吉「間違ってる……こんなの絶対に……」吉
(何やってるんだ……俺は…)潔
(なんで蹴った?!)潔
(吉良くんのサッカー人生を俺が終わらせた、?)潔
(なのになんで俺は)潔
(違う……俺のせいじゃない…)潔
「蜂楽・翠 (あいつら)が……」潔
「な、なんで俺にパスよこしたんだよ……」潔
「あそこで俺が蹴らなかったらお前失格だったんだぞ…?」潔
「んー?だってけると思ったもん!」蜂
「そんな顔してたー!」蜂
「アンタを信じた俺の勝ちっしょ?♩」蜂
てかパス繋いでくれてありがとうね蜂楽 」翠
「んー全然!」蜂
「てか久々に楽しくなってきたし!」蜂
(イカれてる…こいつら)潔
「こんな理不尽な事がこれからも続くのかよ……」五
「理不尽……?」絵
「理不尽ですよこれが勝負の世界ですから」絵
「お前らが軽々しく憧れてる勝負の世界はこんな日常を命がけで生きている」絵
「どうですか?人生かけて戦った気持ちは 」絵
「ビビったろ?しびれたろ? 」絵
「これが青い監獄での常識だ」絵
「震えただろ……?やった俺は生き残った…って」絵
「それが勝利だよーく頭に刻んどけ」絵
「おめでとう青い監獄入寮テスト合格だ」絵
「部屋にいるのはちょうど11人お前らはこれから生活を共にするイレブン」絵
「時に協力し、時に裏切り、夢を削り合うライバル」絵
「ブルーロックチームzだ」絵
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