続き書きます
今回はスンリが出てきます
にょんとりとタプジーって感じかもです!
🖤「黙ってて、ね?」
T.O.P×G-DRAGON(表)/SEUNGRI→G-DRAGON(裏)/嫉妬・依存・背徳のキス
⸻
控え室のソファ。
T.O.Pはジヨンの腰に手をまわして、静かに話していた。
誰も見てないようで、誰よりも目立つふたりの距離。
ジヨンは笑ってた。
T.O.Pの耳元に口を寄せて、ひそひそと、楽しそうに。
──その光景を、スンリは壁際でじっと見ていた。
爪が、知らないうちに手のひらに食い込んでいた。
🐼(また、ああやって……俺のことなんか、見もしないくせに)
笑顔で隠しているけど、心の中はずっと泣いてる。
だって、あの人はあんなに綺麗なのに、
あんなに誰かに愛されてるのに──
どうして、自分には振り向かない?
ジヨンが楽屋を出て、1人きりになったタイミングを見計らって、
スンリは静かに後を追った。
⸻
🐼「ジヨンヒョン」
🐲「…スンリ?」
廊下の影。
自販機の裏の、誰も来ないスペース。
スンリの目が、どこか焦点が合っていない。
🐼「……またT.O.Pヒョンと仲良くしてたね」
🐲「うん、まあ……そう見えた?」
🐼「ねぇ」
スンリが一歩、近づく。
🐼「俺のこと、いらない?」
🐲「そんなこと──」
言いかけた瞬間、
スンリの手がジヨンの首に添えられ、
強引に唇が塞がれた。
熱くて、震えてて、涙みたいな味がした。
🐼「……ごめん、ヒョン。止められなかった」
ジヨンは、突き飛ばすことも、拒むこともできなかった。
ただ、黙って、少しだけ唇を許してしまった。
🐲「……スンリ、これは……」
🐼「わかってる。俺なんかじゃ、ヒョンは満たせないって。でも……少しでいいから、触れたかっただけ。ねえ、黙ってて。T.O.Pヒョンには言わないで」
声がかすれていた。
執着と不安が絡まって、刃のように揺れていた。
ジヨンは目を伏せて、小さくうなずいた。
🐲「……わかった。でも、これは一回だけだよ」
🐼「……ほんとに?」
スンリは微笑んだ。
でも、その笑顔の奥では、
もう“次の一回”を考えている目をしていた。
どーですかねー!
三角関係的な感じにしたいんですよ!
次回修羅場展開でーす!
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