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コメント
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これは…僕のちょっとした物語や。
大好きなみんなと、…ちょっと無理をして、…病にかかっちゃった僕の話。
…運命を変えられない可哀想な話。
『……そんな話をしようと思う。』
ひとつの日記帳片手に、大先生は話し出した。
5月2日1日目木曜日。
昨日の戦争で僕はウイルスを体に打たれたらしい
段々と体を蝕んで、最終的には脳が使えんくなってそのまま死んじゃうんやってさ
しんぺいさんにそう言われたんよ。
まぁ、…残された寿命とか…そんなんは今はどうでも良くてな、
ただみんなと過ごした僕を忘れて欲しくないんよやからさ、最後のその日まで日記を書くことにしたんよ。僕が居たって言う存在証明の為に。
そんで僕、あと100日しか生きれないらしいわ。
んで、今日1日目が始まってもうたわけやからあと、99日しかないと…、いや、早ない？？
急にんな事言われても実感湧かんよなぁ……、多分この日記を見るであろうみんなはどう思う？
急に貴方の寿命はあと100日ですー言われても、そんな実感湧かんと思うんよねぇ…。
100日生きて、助かる確率はゼロに等しい。助かったとしても植物状態で一生を迎える…んなの嫌やん？…それにもう助かる見込みは無いんやったらもう僕死んだ方が良くない…？って思ってまうんやけどさ…しんぺいさんにそれ言ったらちゃんと寿命まで生きてって言われてもうたわぁ…。
んな事言われたらさ、この100日間で誇れるような人間になりたいやん？
やから、僕はこの100日間を濃密に過ごしたい！とか言いつつ多分僕がちゃんと濃密に過ごそうとするのって2日ぐらいなんよね。
まぁ、…そんな濃密とかどうでも良くて…僕はただこの100日間。
いつも通りな生活をしたいな。
みんなと笑って、喧嘩して、…ただその毎日過ごせりゃあ文句ないわ。
まぁ、誤診であることを信じて僕はいつものように過ごしますかね。
日記は明日からも続けていく予定やから、…って言っときつつ三日坊主になりそうやな…。…、
いつもの毎日を過ごしたいから、皆には僕の事は言わない。いつも通りの僕であるだけや。
…きっと、彼奴らは僕の症状を聞いたら…、
死ぬ気で僕を助けようとしちゃうと思うから。…そしたら、絶対無理をするから。
……そんなん、…僕絶対嫌やからさ、……。
よぉし！明日も頑張ろ〜！
鬱。
リメイク作品、投稿開始
![100日後に死んだ青色の話[完]](https://lh3.googleusercontent.com/CSFdna7ce0Pb7rDC18_3EvvRqFrka8NhSTv-IId5qzeai6W2YrTdNmXYkuj34WNoCj2YBllxJYQ8_lIJoN9lYhZ2QfcW_9dUuvw=s350-rw)
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