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episode 3
Kn side.
”Knさん、バイバイ”
これが今日のBrの最後の一言だった……
その言葉はどこか悲しく、もう二度と会わないような……
でも、これが最後だとしても…名前を呼ばれたんだ……
まあ、良かった?のかな、
…そして、Brに会って気づいた。
幻覚の症状が悪化している……
俺はBrを迎え入れた時には……
…彼奴の頭が無かったから___
ヒトの外見に異変が出たのは初めて
…そして何故か所々だけど
声にノイズが付いて聞こえづらかった…というかほとんど聞こえない、
Brの声……「やめてほしい」
何をやめて欲しかったんだろうか……
……
気持ち悪い
幼馴染かつ友達であるBrの顔が見れないだなんて
そして声もまともに聞けない、
最悪だ……ごめんね、Br、
……
今日のことは忘れて
いや忘れられるわけねぇ……
…もいいや、風呂入ってさっさと寝よ……
ブォォォォ……
今はドライヤーをしている
さっさと寝たいから早めに済ませないけど……
これは手を抜いてはいけない作業。
…というか、鏡にまで黒いモヤかかってるじゃん
いや、……俺に黒いモヤが出てる……?
自分が見えない、
俺…どんな顔だっけ……
ピンポーン
……?誰だろ…
「今行きまーす……」
ガチャッ
扉を開けると…そこには紫色の目…
見た目に異変は無い…
?「…よぉ」
……ゲーム友達のSmが立っていた
episode 4 へ続く