あの夏の思い出

真弥はいつになっても戻ってこない。もう何時間たっただろうか。

美良が呟いた。

「私のせいだ」

やんでそんなことをいうのだろうか。誰かのせいでもないのに⋯

俺は言った

「これは、誰のせいでもない。」

次の日

やはり学校には真弥の姿はなかった。

真弥の席には、美良がたっていた。

美良は大粒の涙を流した。

「ごめんなさいっ…ごめんなさいっ…」

ごめんなさいを繰り返し言っていて、まるで取り憑かれたようだ。

「美良？大丈夫？」

美気が言った。

美良はさらに取り乱した。

「ごめんなさいっごめんなさいっごめんなさいっごめんなさいっごめんなさいっごめんなさいっごめんなさいっごめんなさいっごめんなさいっごめんなさいっごめんなさいっ」 といい美良は教室を飛び出した。

俺はそれを追いかけるように後をおった。

美良が向かっていた先は、屋上だった。

「真弥、、、ごめんねっ…」

大粒の涙が落ちるのとともに雨が降り出した。

「私が、、、」

ﾀﾋねば⋯