《🐷体調不良パロ》
誤字脱字許してください😖՞ ՞
イチャイチャないですけど🦀ちゃん出てきます
🐷side________
🐷「ゴホッゴホッ!」
…あー…やべぇ…体調崩したかも…
コロナぶりだわ、こんにしんどいの。
昨日まで普通に元気に撮影して、普通に元気に配信して、普通に元気にメンバーと宅飲みしてたのに…
汗かきすぎて布団びちょびちょやけど変えるのもしんどい…
あーこういう時彼女とかおったらな…
🐷「ん゛ん゛っ、あ゛ー…、あ゛ー………」
…やべ、声も枯れてる…最悪。
今日は土曜日で撮影とかはないのが不幸中の幸いやな、
ガチめにどうしよう。メンバーに頼るか、、でもせっかくの休みやし迷惑よな、、
もーなんで俺こんなに友達少ないん?、、
ピーンポーン
は?誰だよマジで、、
Uber?は頼んでないし…お母さん?そんなわけないか、住所教えてないし
ピーンポーン
うるさいな。今まともに喋れんし病気うつすかもやし居留守使うか…
ピーンポーン
ピーンポーン
ピンポンピンポンピンポン
🐷「あ゛ーも゛、、う゛るs…ゴホッゴホッ!」
🚪ドンドンドンドンドン!ドンドン!
ノック雑すぎ誰だよマジで、、
…ってか、メンバーくらいしか考えれん。
メンバーならもういいや、マスクして出よ…
🚪ガチャッ
🐷「う゛ぃ ~ …」
🦀「え?!どうしたのポケ!」
🐷「か゛…ッ、、ゴホッゴホッ(かにちゃんか…)」
🦀「ね、熱…?大丈夫?」
🐷「だッ!ゴホッゴホッ…!」
いつもみたいに大きい声で「大丈夫に見えるか?!」言おうとしたら喉につかえた。
だいぶ重症やん……
🦀「てかぼく昨日ここに財布忘れてない?」
…あぁ、あの花柄の財布、かにちゃんのか。誰のかと思ったら…最近変えたばっかりだったから忘れてた。
🐷「あ゛ぅ…(ある)」
はーまじで声出ないのつらすぎ…
俺はリビングを指さした。本当は取って渡してやりたかったけどもう立っているのすら辛い。
俺はその場に座り込んだ。
🦀「えっ?!ちょ、ぽけぇ……」
これ、来たのがゆぺとかだったらもっと看病してくれたんだろうけどかにちゃんだからなあ…
🦀「どうした?いつからしんどい?」
🐷「お゛、k…た…」
🦀「起きた時から?病院行った?」
俺は首を横に振った。
病院行く必要ないだろ…俺、胆石あっても生きれてるんだぞ?こんな熱くらいで行くもんか。
逆にコロナ貰うかもしれんし。絶対行かん。
🦀「喉が酷いん?」
🐷「ゴホッゴホッ!…ん゛、」(コク)
🦀「あーちょっと待って?!」
かにちゃんが鞄を探り出した。何を取り出すつもりなんだ…?
🦀「はい、ほっとレモン!」
🐷「あ゛r が……」(ペコリ)
かにちゃんから受け取ったほっとレモンは飲みかけだったけどまだ温かかった。 ほんと冬場はこいつこればっかり飲むよな…
ゴクゴク
咳をしすぎた喉にレモンはすごくひりひりした。でもかにちゃんの善意を無駄にしたくない…という気持ちから全部一気に飲み干した。
…なんか、幼稚園児に頑張って看病されてる感じ。
🦀「喉に優しいよねほっとレモンって」
優しくなかったぞだいぶきつかったぞ?
ほんと空回りしすぎwww
🐷「…あ、ごえ゛、出るがも……」
🦀「おおー!やっぱほっとレモンいいよね!」
🐷「…まあ、、、w」
俺は苦笑いで答えた。
🦀「なんか他にすることある?」
🐷「シーツ、がえてほしい」
🦀「わかった〜」
俺は座ったままずりずりと床を移動した。
…かにちゃんが来てくれて、まあ良かったな
🦀「シーツどれー?!」
…………まじかよ…
🐷「…も、大丈夫」
🦀「………ごめん…」
🐷「え?」
🦀「僕なんにも出来てない、、」
かにちゃんがしょぼんと肩を落とした。
🐷「大丈夫大丈夫」
かわいいな、かにちゃん…
…あれ、なんか視界がぐらぐらしてき………
た………………
🐷「んー…っ」
❔「……!」
🐷「…?」
🦀「ポケ!」
🐷「あー、かにちゃん…」
🦀「よ…っ、かったぁ……!」
🐷「ちょ、2度寝させて……」
めっちゃ眠い。体が切実に睡眠を求めている。
てか俺何時間寝たんだろう?
でも朝と比べるとだいぶ話しやすくなった。
🦀「あ、ちょっと!1回体温測って!」
🐷「んーー…」
かにちゃんから体温計を受け取った。身体を起こすとだんだんと意識が戻ってきた。
そうだわ俺朝からしんどくてぶっ倒れて…
🐷「今何時?」
🦀「えー…と夕方の4時、?くらい」
🐷「え?ずっとここにおってくれたん?」
🦀「うん」
まじか…かにちゃん、せっかくの休みなのに。
🦀「途中でふぇにとかも呼ぼうかなって思ったけど休みだしーって思って」
🐷「そんなんかにちゃんも休みやん帰ってよかったのに全然」
🦀「そりゃー目の前で超具合悪そうにしてたら離れる訳にはいかないじゃん?w」
🐷「そうやけど…」
かにちゃん優しすぎじゃね?なんか泣けてくる
ぴぴぴぴぴ…
体温計が鳴った。
…俺よく気失うように寝るしそんなに高熱ではないっしょ……
🐷「え゛ぇっ?!」
🦀「どうしたん??」
🐷「38.2…」
🦀「え?!結構高いやん!」
本人の俺よりもかにちゃんの方が焦ってる。
…でも救急車とかそんなレベルじゃないし…
🦀「もうポケはいっっつも無理する!」
🐷「昨日は元気だったんだよぉ…」
🦀「とりあえず他メンに何とかしてもらわないとぼく何も出来ない…」
🐷「大丈夫大丈夫、1人でなんとかする」
俺が手を振るとかにちゃんは不安そうに眉間に皺を寄せた。
そんなに心配しなくても大丈夫だっつーの。
🐷「ゴホッゴホッ!…ゴホッ!」
🦀「ちょ、まじでぇ……」
かにちゃんが背中をさすってくれた。
やばいな、薬ほしい…………
🐷「薬、リビングの棚にあるから取ってきて」
🦀「わ、わかった!」
小走りで取りに行ってるけど一刻も早く飲みたいとかそういうんじゃないんだよなw
なんかまじでかわいい… 俺のために尽くしてくれてる感あって。
🦀「はい、これ?」
🐷「あーそうそう、ありがと…」
かにちゃん、薬だけ持ってきて水がないで?明らかに錠剤やん。これを水無しで飲めと??
🐷「かにちゃん、水ないとw」
🦀「あー!!ごめんww」
ア-イって言おうとしたら喉痛かった、、もうだめだ、、俺のアイデンティティが、、
🦀「はい水!」
🐷「ありがと、」
ゴクッ
葛根湯?だっけ、俺これめっちゃ嫌いなんだよな…
見た目が茶色いし。味するし。不味いし。いっぱい飲むのつらいし。
🐷「薬ってさ、何錠も飲むんじゃなくて1回で終わらせたくない?」
🦀「いやわかる…」
やっぱみんなそうだよな。
🐷「なんでわけるん??」
🦀「んーーーー…」
🐷「ふぇにくろなら知ってそうやな」
🦀「あぁあの謎のTikTok情報ねw」
🐷「そうそうww」
あー病気の時に隣に誰かいてくれるってまじで大事。病気の時って何故か無性に寂しくなるよな… 話し相手がいて良かった。
財布忘れてくれたかにちゃんに感謝感謝。
🦀「どうする?もう1回寝る?」
🐷「寝る。めっちゃ寝たい」
🦀「ぼくいたほうがいいよね」
🐷「帰って大丈夫やって」
🦀「急に熱上がったら嫌じゃん?」
🐷「んん………」
まじで無理しないで欲しいしこのままじゃ夜になってかにちゃんの休みが本格的に全部潰れる。
🦀「じゃあポケの端末から配信してていい?」
🐷「絶っ対やめろ!!ゴホッゴホッ!」
🦀「あ、ちょ無理しないで!」
🐷「お前が大声ださせたんだろ…」
🦀「冗談だって…」
🐷「冗談きっつ」
🦀「そうー?w」
かにちゃんってなんか天然なんかしっかりしてるんか……w
🦀「僕パソコン持ってるから全然作業しながらいるけど?家でやるかここでやるかの違いよ」
🐷「んーー…ご飯無いで??」
🦀「Uberでいいじゃん!」
🐷「…お腹すいたな」
でも何食おう…お腹空いてんのに食欲ない。ゼリーとかしか食えねえかな…
はぁどうせ食うならピザとか食いてえ…
🦀「Uber頼も!お昼勝手に頼んだから住所設定出来てるしなんでも言って!」
🐷「えそれww次Uber使う時間違えて俺の家送るなよ?ww」
🦀「……約束は出来ないw」
🐷「はぁ〜〜〜?wwwそれはあかんよ?ww」
🦀「じゃあ住所戻すわw」
🐷「俺が頼むから!w何食べる?」
🦀「んーーーー…」
ゼリーとポカリと……はぁなんでわざわざUberでこんなの頼んでんだろ…
🐷「かにちゃん決めた?」
🦀「うーーーー…ん…」
🐷「早く決めろよw決めねーと俺と一緒だからな!」
🦀「は?!ちょ待ってよ!それはおかしくない?!?!」
まじで食い物のことになったらこいつちょー必死なんだけどw
俺の分の食欲取ってんじゃねーの?こいつ
🐷「かにちゃんまだー?」
🦀「マックとピザどっちがいいと思う…?」
🐷「どっちでもいいから早くしろ!」
🦀「んー…じゃあマック」
🐷「はあやっと決まったわ……」
わざとらしくため息ついたはいいけどかにちゃんさっさと作業に戻りやがってる…
まあいいか、俺ももう1回寝よ
🦀「布団ちゃんと着ろよー」
🐷「んー…」
🐷「あ、Uber来たら起こして」
🦀「ポケが起きるならね」
🐷「わかった」
さくらじゃあるまいし俺だって起こされたら起きるわ なめてんの?
俺は深く布団に潜ってかにちゃんのタイピング音をなんとなく聞きながら寝た。
カサカサ…
紙のこすれる音で俺は起きた。
寝てる病人がおる時はもうちょっと静かにそーっとやってくれんのかなあ…w
いつまで経ってもカシャカシャカシャカシャ紙の音がするからさすがに注意することにした。
🐷「かにちゃん、もーちょい…」
かにちゃんと目が合った。かにちゃんはハンバーガーを持っていた。
🐷「え、お前Uber来たら起こせって言ったじゃん!」
🦀「えでもお腹空いてて先…」
🐷「お前昼ごはん食っただろ!俺朝から何も食ってねーよ!」
🦀「ぼくのほっとレモンあげたよ?!」
🐷「そういう問題じゃなくて…」
まーいいや、俺も早く食べよ
枕元に置いててくれたポカリを開けてぐっと喉に流し込む。
🐷「枕元に置くついでに叩くとか出来るだろ」
🦀「病人の起こし方とかわかんねーよ…」
🐷「普通でいいんだよ普通で!」
あーポカリとゼリー1個じゃ絶対腹張らないわ
もっと栄養あるもの頼むべきだった
🦀「ポケのそのゼリー美味しいの?」
🐷「美味しいっちゃ美味しい」
🦀「なにそれ微妙ってこと?」
🐷「まじでお腹すいたまま。かにちゃんポテトちょーだい」
🦀「え?!僕のポテトなんだけど!」
🐷「病人に優しくしろよ〜…な?」
🦀「んー…じゃあこの分だけね?」
かにちゃんはティッシュにポテトをちょっとだけ分けて俺にくれた。入れてる時に間違えて全部こぼれてたけどまあ気にしない。
🐷「やっぱカロリー高いもんがうめえわ」
🦀「まっじでそれはそう」
そういえば俺そんなにしんどくないな
俺は手元にあった体温計に手を伸ばした。
ぴぴぴぴぴ…
🐷「……あ、」
🦀「何℃だった?」
🐷「37.5まで下がってる」
良かった…明日からは普通に仕事できる。
🦀「おーよかったやん!ほぼ平熱!」
🐷「ほぼ平熱ってか微熱な」
🦀「どっちでもいいじゃん!」
🐷「薬効いたな、あれは」
まずかったけど…
🦀「良かったー…」
🐷「かにちゃんご飯食べたら帰って」
🦀「え?」
🐷「は?」
🦀「一緒にいちゃダメ?」
🐷「………」
なにこいつあざと…
ダメなわけないけどさ…
🐷「うつったらあかんやん?」
🦀「うつるならもううつってるって」
🐷「たしかにな」
🦀「帰っても1人になるだけだしね?」
それはそうやけど…いつも1人でいるくせになんなん?…かわいい……
🐷「はー…わかったわかった」
🦀「やったー!!」
🐷「あんまうるさくすんなよ!0時とかになって端末配信で喋り始めんなよ!」
🦀「はいはいわかってるって!」
🐷「…じゃ、……よろしく」
🦀「え、なにを?」
🐷「傍にいろって意味だよ鈍感が!」
🦀「もちろんだけど…ポケも寂しいんじゃん!」
🐷「うるせーお前…」
🦀「早く治せよ!」
🐷「聞いてねえ…」
かにちゃんのおかげか、俺自身の免疫のおかげか次の日起きたらすっかり元気だった。
昨日の朝一時的にだるかっただけかもな
そういえばかにちゃん、さすがにもう帰ったんじゃ…
身体を起こして見回した。
🦀「んんんんん……」
いるわ。普通に寝てるわ。
とりあえず、体温測るか。もうしんどくないし熱あったとしても全然仕事するけど。
ぴぴぴぴぴ…
🦀「なんの音…?あ、おはよ起きてた…?」
🐷「おはよ、体調は大丈夫」
🦀「おーよかったよ〜」
🐷「で体温…36.4℃」
🦀「治ってんじゃん、おめでと!」
🐷「…ありがとな」
🦀「どういたしましてー!」
良かった、かにちゃんがいてくれて…
コメント
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はぁ…尊すぎる…リクエストかな?もしそうだとしたら天才すぎるいや…書いたみそも天才だわ