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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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昼休みとなった。辺りはだんだん騒がしくなってきた。

しかし、俺は暇だ。

学校に通い始めて一ヶ月。先生に呼ばれて以来、俺は誰とも話していない。

櫻井という奴は、今まで下に見ていた奴が明らかに強くなったので、仲間とともに作戦を練っているらしい。(盗み聞きから)

しかし、授業はとても面白い。おかげで、テストは満点の記録続きだ。


もっと、櫻井たちにいじめられてたいのに。最初でしくじったな。


あーだこーだ考えているうちに、目の前に櫻井が現れた。


…マジか。

「ちょっとあんた、一週間前に約束した通り、今までの当たり前ってやつをしっかり戻してあげる」

「どうも。ちょうど困ってたんだ。」

俺にしては素晴らしい返事だと思う。しかし、櫻井はよほど頭に来たらしく、後ろにいるバケツを持った少女にあいづちをうった。

「これでご飯が一瞬でカレーライスに!」

そう言うと、バケツの中の泥を一気に俺の飯に流しこんだ。

櫻井たちはよほど楽しいらしく、ニヤニヤしている。

ほう、そうくるか。

「ほんとだな、カレーライスになった。しかし、残念だったな。その弁当は昨日のだ。昨日、母に弁当を出し忘れてな。でも、今日母に昨日の弁当を出しても怒られる羽目になるから、食おうか悩んでいたところだったんだ。丁度よかったよ。ん?もしや、お前らカレーライス好きか?食うか?」

そうい言うと、櫻井たちは顔が真っ赤になって、

「お前の弁当なんて誰が食うか!くたばれ!」

と言い去った。

くたばれか…。妙に傷つく

「今日のお前らの行為は面白かったぞ。次も期待している」

そう、俺は言ったが、返事は無かった。


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