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以下↓読まなくてもいい話
お久しぶりです。 未だに評価してくださる方々がいて、とても嬉しいです。
久々ですので口調が迷子になっていて申し訳ないです、、
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書けるところまで書いたので急に終わります
今のところ全然青さん以外のメンバーが出せていないです(旅行記の要素が強めです)
Ifさんの名前は実名でもIfということになっています。
細かいことは気にしないでいられる方は読んでください
人生何が起こるかわからない
そんな世の中を生きてきて20年以上になるが、やっとその言葉の本質を理解したような気がする。
なぜなら、数ヶ月前まで平凡な社畜だった俺が1人世界旅行をしているのだから_
「…着いた」
視線の先には英語、スペイン語、フランス語、ロシア語、中国語、など様々な言語で溢れた空港。 そこに俺がいる。
そう、今はアメリカの空港にいるのだ。
この空港に来た初めて来た時はスケールの大きさに大層驚いたことを思い出す。記憶があまりない頃だったけれど、幼少期は向こうで過ごしていたことや留学などで利用したことがあるからか、長らく利用していなかったが経路でも迷うことはなかった。
ふと辺りを見渡してみると平日なのにも関わらず空港内には多くの人々で賑わっている。その中でも家族連れや恋人、友人ら等複数人で来ている人の割合が圧倒的に多い。そういえば1人で海外に行ったことはあったが活動を初めてからはなかったんだった。
……
まぁ、うまくいかなかったらすぐに帰って仕舞えばいいか。
この旅もただの現実逃避なのだから。
思考も程々に、空港から出た俺はマップアプリを使用し、航空会社と提携しているホテルにチェックインした。そこで荷物は預け、時間が余ったため折角だから観光に出ようと外に戻る。
空港から近い大都会のそこには様々な人々が行き交い、建物が乱立している。
事前にプランも立たず単身で飛び込んでしまったものだからどうしようと思案していると、あるものの存在が思考を掠めた。
「確か、、ここに入れたはず。」
目当ての物を記憶を頼りに手で探り当て、鞄の底からそれを引き上げた。
「、、あった」
眼前に映るのは分厚い冊子の束。中には旅行の心得やおおすめスポットが書かれている代物で、最初の空港で支給されたものだった。基本的にこの旅行に制限はないというが、緊急時用の連絡先も載っているマストアイテムだ。
早速適当にアメリカのページを開いてみるとそこには現在地からあまり遠くはない、地元の人に愛されるレストランがあるらしい。雰囲気がよく、価格帯も決して高くない良いお店だそうだ。昼頃でお腹も空いていたところだし、丁度いい場所が見つかった。
歩いて10分も満たないうちに例の店の看板が視界に映った。平日の昼間だが、仕事の合間らしき人やカップルらしき人達など多くの人がガラス越しに見え、繁盛しているようだ。所謂ダイナーのような地元店の店は昔のアメリカにタイムスリップしたかの様なところが人気を博しているらしい
カランコロン。
耳障りの良い引き戸の音と共に店員がこちらに視線をやる。
『Hi.Good afternoon.
Do you have a reservation?
”こんにちは、ご予約はされていますか?”』
「No I don’t.」
”いや、していないです”
『All right.We are fully booked, so could you wait a minute?
”なら、今は満席なので少しお待ちいただきますが大丈夫ですか?”』
「Yes,sure.」
”大丈夫です”
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…
90年代風のレトロな店内のターンテーブルからは軽快なジャズが響いている。ここの名物はペパロニピザ。ずっとレシピは変わっていないらしく、味に相当自信があるようだ。ポスターやら額縁やらで雑多な空間の中にはかの有名ロックスターやスターのサインが描いてある。
芸能人が密かに通うのだそう。
昼下がりの時間とはいえ、多くの人で賑わう店内の飛び交う言葉と2周目のレコードが円をなぞられていく最中、先程の店員から声がかかった。
『お待たせいたしました
席へご案内いたします』
木目のニスが塗られた少し小洒落たバーカウンターの席に座るとメニュー表を渡される。
何にしようか…
筆記体で書かれた文字の先をなぞりながら悩ましく考えているといると隣の席にいた男性に声を掛けられた。
『やあ。君は観光で来たのかい?』
オーナーと親しげに話していた彼はどうやら現地の人みたいだ。
「ああ、名前は?」
突然声を掛けられたことに驚きつつも、確かに以前来た時も似たようなことがあったな、と思いながら返す。
『…!キミ英語上手いね。俺の名前はレオン』
レオン、と名乗った彼は少し雲がかった金髪に、少しまつ毛に隠れた海を閉じ込めたような青い瞳を持っており、つい目に吸い込まれそうになってしまう。
「レオン、いい名前だね。俺はIf、よろしく」
『よろしくね。君はどこからきたのかい? 』
気のいい笑顔で握手されると共に質問された。
「日本から来たんだ 」
『wow!ジャパンか。僕の友人が行ったことあるけど、すごく良い国だよね』
特に日本のサクラはbeautifulだよ!、なんて話す彼は親日よりの典型的な茶目っ気がある外国人のようだと思った
だからだろうか。
思いの外毒気が抜かれた俺はこの間までほとんど会話せず死んだ様に生きていたのに、急に目の前の人物とツラツラと会話を続けている。
「ありがとう。君はここに住んでいるの?」
『あぁ。ここにはよく来て、たまに君のような観光客に話しかけてるんだよね』
『君は一人旅なのかい?』
「あぁ、
、実は旅行はする予定はなかったんだよね。」
そう少し前を向いて呟くように口にする。
そうだ、本当にここにいるはずがなかったんだ。
そう思いながらカウンターに出されたノンアルコールのレモンサワーを頼む。いっその事ヤケ酒でもしたいところだが、流石に異国の地で昼間から飲むの控えることにした
『へぇ。』
彼は興味深そうに片眉を吊り上げてみせる。
あぁ、思いの外喋りすぎたかもしれない、とその好奇心に溢れた眼を見て思い出したかの様に口を噤もうとした。が、今度は意外なことを彼は口にした。
『君って失恋でもしたのかい?』
!?!?!?!
「、、え、」
想定外の質問に俯きがちだった頭を思わずバッと上げると彼はしてやったり、とでも言うかの様にそれらしく形のいい口をくす、と上げている。
『だって、今の君って一見笑ってるけど、10年の恋が終わったかのような哀しい目をしてるよ 』
鳩に豆鉄砲でもくらったかのような顔をしている自分とは対照的に彼は後、僕が大学生の時に留年しかけた時よりも酷い顔しているよ、なんて彼は軽く続けていた。
そんな言葉に思わず、そんな酷い顔をしているのかと思っていると
『』
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ここで力尽きました
未完成の状態で出すのは迷いましたが、そのままだといつ続きを出せるかわからないのでとりあえず出しました
続きはいつ出せるか分かりませんがこんな感じでも需要がありましたら続ける予定です💦