はーい続きでーす
まじで話ごちゃごちゃやしよくわからんことなってますごめんなさい
knkz 地雷が出てくる可能性あるのでなんでも許せる方向け
ではごーー
俺…本当最低だな。
せっかく俺のこと気にかけてずっと話しかけてくれたのに。
多分俺は心の奥底で不満が溜まっていたんだろう。
別に話しかけられることは苦では無い。話すのが苦手なだけで会釈は出来るし。
だが、叶は生徒会長の上イケメン、成績優秀な事もあってハイスペック過ぎる。
友達も馬鹿みたいにいる。だからこそ叶が近くにいると俺も注目される。
空気のような存在だが叶が話しかけることで俺の存在が悪く目立つ。
さっきの奴だってそうだ。柔らかく言ったつもりなんだろうが俺からしたら心底腹が立つ言い方だ。
[別にそいつ置いてって良いだろ]
確かにそうだ。俺もほっとかれたい。できる限り1人の方が楽だし。
だが、例えあいつがどう思ってそう言ったかは分からんが、この 別に と言う言い方。今までどう言われても気にも止めていなかったが今は何だか引っかかった。
あと俺は前まで誰も俺の名前をあげない、先生があげても誰もが 誰? と言う反応をしていたくらいだ。
なのに そいつ と言われるほど見た目を覚えられている。
1年の頃に誰も俺のことを知らないような存在だったのならそのまま誰も俺を知らないまま空気のように扱って欲しかった。
そんな俺が今はこいつのせいで俺の学校生活が狂ったように思えた。
まあ、単なる八つ当たりだし俺のエゴなんだけどな。
俺の勝手な思いで急にデケェ声出して叶を困らせた。不快にさせた。叶が今俺の事をどう思ってるかは分かんない。が、少なくとも嫌いにはなっただろう。
これで叶ももう俺に関わってこないだろう。俺にとっては好都合だし嬉しいことだ。
なのに…
叶は教室を後にする時も
『授業、遅れないようにしてね』
俺の事を考えてわざわざこんな言葉を掛けてくれた。
謝ってもくれた。なのに俺、本当に最低だ。
怒りに身を任せて好き放題言った。
別に俺は叶のことを優等生ぶってるだなんて思ってもない。本当にお人好しなだけなんだと思う。けど、やっぱ日々注目されるからストレスが気付かぬ内に溜まっていたのだと思う。
俺がこのストレスとかに気付いて行動できてたら…何て意味もないことを考えてる間にチャイムが鳴っている。
…もういいや、サボろ。
kne視点
『…葛葉くん、まだ来ないな 』
それはそうか。僕のせいだし来づらいよね。
僕、何て最低なことしたんだろう。
葛葉くんの気持ちに気づけなかった。多分日々の僕の行動でストレス溜まってたんだろうな。
『…ほんと、申し訳ないなぁ、』
涙目になる。別に僕、傷付けたかった訳じゃない。
僕は葛葉くんのことが好きだ。
2年のクラス替えで初めて同じクラスになった。自己紹介をする時に初めてハッキリと彼のことを見たんだ。
「え、えっと…葛葉…です、、よろしく…」
ふ、緊張してるのかな?可愛い。
あれ、僕今…
その時に気付いたんだ。一目惚れだったよ。
黒髪に隠れてる目。凄くキラキラしてた。
あんなに真っ赤で綺麗な瞳を見たことがなかった。僕は釘付けだった。
自己紹介中も手をもじもじしながら話してる。なんて可愛いんだろう。
肌もとても白い。本当に外に出てるのかと疑うほど。
爪も長いけど、とても綺麗な形に整えられている。指もすらっとしていて綺麗。
これで好きにならない方がおかしいよ。
それから僕は毎日毎時間話しかけに行った。
『葛葉くん、それ何読んでるの?』
「…」
返事しないで会釈だけなの可愛い
『人と話すの苦手?僕毎日話しかけに来るけど』
「…」
今頷いた?会釈っぽいけどまあいっか!!
そう思っていた時にはチャイムはなっていた。
『チャイム鳴ったから戻るね!』
そう言って僕は席に戻った。
…はあ、ほんと可愛いな。
でもある日…
葛葉くんが我慢の限界を迎えた。
…僕って本当に最低
好きな子の気持ちにも気付かないで自分の欲求のまま話しかけ続けてた。
そっか、人と関わるのが苦手だから勿論注目もされたくないよね。
正直に言うと僕は生徒会長と言うのもあって周りにいっぱい話しかけにきてくれる子が沢山いる。
僕の何がいいのか分かんないけど、正直モテてもいる。
本当に迷惑だ。1年の頃から他クラスからも僕を見に来たりする。僕は注目されず友達と遊んでいたいだけなのに視線が痛い。
僕も葛葉くんと同じ気持ちだったのに。気付けたはずなのに。
……嫌いだよね、こんな奴。
もう出来るだけ関わらないようにしよう。あんなに拒絶されたのなら関わらないのがお互いの為だ。
授業、全然集中出来ない。
葛葉くん来ないし、今頃何してんのかな。
僕が嫌な思いさせたのに、こんな他人事みたいなこと考えて、本当に最低。
…やっぱり謝りたい。
次の授業、サボってでも見つけて謝りに行こう。
NEX T ♡50
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