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それでは~
どうぞっ
都愛side
突然先生に呼ばれてやってきた理科準備室。
誰も居ない静かな部屋。
どこか寂しそうな部屋。
するとそこに先生がやってきた。
💜「ごめんね、遅れちゃった、!!」
💚「いえいえ、大丈夫です。」
💜「後、この先生も居るんだけどいい…?」
💛「どうも、山口綺羅です!綺羅先生って呼んでね。」
💛「私はあんまり喋らないけど…、笑」
💚「それでお話というのは…、」
💜「正直に言うね?」
💜「学校楽しい?楽しくない?」
💜「正直に教えて欲しいんだ。」
まあ、なんとなく分かってた。
分かりたくもなかった。
本当は楽しいのたの字もないし
いつも”消えたい”って思うし
でも『助けて』って言えたのなら
どれだけ楽だったか。
でも、私には
💚「楽しいですよ。」
こう言って笑うことしか出来なかった。
私上手く笑えてるかな…、
先生…わたし、笑えてる…?
辛いよ。もう。
逃げたい。
💜「そっか…。なら良かった。」
💚「ごッ…、ごめんなざぃ……、」
💜「え、?」
💚「かひゅっ…、かはっ……」
💛「原田さん、?!」
💚「ぃき…、でぎな”ぃッ…!」
💛「原田さん聞こえる~?」
💛「先生の真似っ子しよっか~…」
💚「かはっ、かひゆっ……」
💛「吸って~…吐いて~」
💚「すぅ〜……はあっ〜……」
💜「大丈夫…、?」
💚「こ”ッ…ごめん”なさい……、」
💜「落ち着いてね…」
背中を優しくとんとんとしてくれる。
💛「ちょっと私お水持ってくるね。」
💜「あ、うん!ありがとう!」
💚「も”ぅ…、いいです……。」
💛「えッ…、」
💚「少し…、ひとりに……させて」
💚「ほしぃ…、ですっ。」
💜「え、」
違う。そうじゃない。
私はこんなことしたくない。
なのになんで。口が思うように動かない。
こんなこと言いたくなかったのに。
勝手に言葉が出てくる。
ガタッ
💚「ほん”とぅに…ごめんなさい。」
ガチャン
先生…ごめんなさい。
私、もう無理かもです。
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