こんにちは、たつまきぐるぐるです🌀
第3話です
この前熱が出て、身体もだるくて、絶対インフルかコロナだーって思ったら
ただの風邪でした。
なんなんですか全く!
皆さんも体調には気をつけてくださいね🫵🫵🫵
⚠️旧国
「よし、ようやく着いたな……。」
ナチはぐぐぐーっと伸びをし、一息つくと、日帝とイタ王の身体を揺さぶって起こそうとした。
「おい、日帝、イタ王?起きろ、着いたぞ。」
「お前母親かよ。」
「うるさいぞソ連。ただでさえあんな品性の欠片も無い、音がデカイだけの国歌のせいで騒がしい印象が強いんだから。」
ナチはフハハと笑った。
ムッとしてナチの方を見ると、左頬がひきつるような笑い方をしていた。
「……お前、んなわかりやすい嘘つくんじゃねーよ。」
「あ”っ?!嘘なんかっ……。」
「その笑い方、お前が嘘つく時の癖なんだよ。気付いてなかったのか?」
「…。」
「お前、実は俺の国歌の良さに気づいてんだろ?」
「…やかましい…当たり前だろう。私だって……芸術家の端くれだ。」
「……。」
思わず顔をしかめた。
まさかコイツがこんな事を言うなんて思わなかった。
「美大落ち?」
「お前なぁ!!!」
「…ぅ、うるさいんね……」
「……。」
ナチの声でようやく2人が目を覚ました。
「あれ、到着したのか!」
1番眠そうだった日帝は、嬉しそうにしっぽをユラユラと揺らした。
最早掴めと言っているようなもんだろ、これで触るなっていう方が無茶がある。
「おぉー!ここが未来なんねぇ…。」
「過去に死んでいる俺達からしたら、な。生きているモノに言わせれば、ここは“今”であり、未来なんて存在しない。」
「未来が存在しない?どういう事なんね?」
「それに関してはソ連が説明してくれる。」
「は?お前、マジかクソ」
説明が面倒だからってコッチに投げんなカスナチ……。
「えーっと……今生きてる奴らにとっては、“未来”とは現在進行形の“今”の事であり、俺らみたいに“未来”に進むことは実質不可能…みたいな、そうだよな!?ナチ!」
「ん。」
「そういう事だったんね!全然分かんないけど!」
「分かんなかったのかよ!!」
「そんな話どうでもいいだろう、早く行くぞ。息子達に会いたいのだ!」
なんか下から声がするなと思ったら、俺の前に日帝が居たようだ。小さい、あまりにも。
「それもそうだな、では早速出発…。」
「えっ?は……?なんでお前ら……」
よく知っている声がした。
コメント
9件
初コメ失礼します! ナOさんの科学力やっぱすごいですね… というか,最後の誰でしょう?アメさんかなと思っています 面白い小説,ありがとうございました
最後は米(アメ)かなぁ‐?待ってます!