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第一話
探偵ごっこ
急だが、君たちは
-探偵ごっこ-を知っているか?
1人が探偵
1人が被害者
1人が犯人のゲームだ。
この物語は探偵ごっこを
ごっこじゃなくしたゲームだ。
「あ“ぁ ~..」
「仕事つら..」
コーヒーを啜る
俺はトウドウクイ社会人だ。
「クソ上司が..仕事押し付けやがってよ…」
デカい舌打ちをし2本目のコーヒーを啜る
「…会社戻るか..」
「ク イ せ ん ぱ い♡」
一時フリーズしたクイはそろりとこの場を立ち去ろうとしたら
ガシぃッッツ!
「ギャァアアアアアアアッ!!!」
「どこ行くんですか?♡」
「急に現れんなよ!!!」
「え〜..だってクイ先輩の写真撮れないじゃないですかぁ〜♡」
カシャカシャ
こいつはヤスウラリオ。
変態だ。
「キモい。」
「酷い〜」
カシャカシャ
「撮るな」
会社
「おいクイ!」
「また間違ってるぞッ!!!」
「すみませ〜ん…」
(だる)
「全くお前は〜…..」
早く上司の会話終わって欲しい
てかお前もミスしたことあるだろ
俺だけに言うなや
死ねばいいのに
上司も会社も何もかも
それか
俺が死にたい
「そーゆーこと思っちゃだめだよクイ先輩」
「…リオ..」
落ち着いて言っているこいつは安心する
心を見透かされてるようだが
本当安心する。
「分かってる安心しろ」
「…」
「じゃあなリオ」
「うん!じゃあね♡」
ガチャッ
コツコツ
夜はいい
自分の足音しか聞こえない自分だけの時間が過ごせる
「~♪」
は?
何だこれ視界がぼやけて…
あれ?
『さぁ楽しい探偵ごっこの始まりだ』
目覚めたらそこは
見覚えのない部屋だった
周りには8人の人がいた。
「クイ先輩ッ!」
そこには見慣れた後輩リオが居た
「リオ!?」
「ここどこですかね?」
「さぁ…」
ビビッ
デカいモニターに1人の男が映る
『やぁ』
『僕はゲームマスターことK』
『今から君たちには』
『“探偵ごっこ”をしてもらう!』
『いや..正確には探偵になってもらう』
何言ってんだこいつは..
『今から殺人事件を三つ解いて貰う!』
『そして一つ殺人事件を解いたらぼくの事について教える』
教える?
お前のことを知らない奴に教えて何になる?
『その為に頑張って解いてね!』
「おい待てよ。」
「何でお前のことを俺らに教えるんだよ」
「俺らお前のこと知らないんだけど」
『…ひひッ..』
画面に映った男はニヤつき笑った