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ワンクッション・iris二次創作である。
・キャラ崩壊である。
・blである。
・赤桃である。(少し水さん登場)
・学パロである。
・今回は初々しい感じの、ちょっとしたすれ違い。しっかりハッピーエンドである。
・この物語は、「君に届け」という漫画のシチュエーションを結構参考にしているである。
・あなたの好みではない可能性が大いにある。
ーーーーーーー
(一緒に下校中)
ないこ「…」
りうら「…」
…りうらとの距離は、人一人分。
手も繋いだ。くっついたりもした。
でも、修学旅行から帰った後、それっきり恋人がするような事はしなくなった。
修学旅行中、キスしそうになった。りうらは突然目が覚めたかのように、ギリギリで俺から離れた。
…嫌、だったのかな
ないこ「…」
りうら「…あ、りうらこっちだから」
ないこ「う、うん」
りうら「ばいばい👋」
ないこ「…じゃあね👋」
りうら「…」
ないこ「…」
どんどんりうらが遠くなっていく。
ないこ「…」
この距離は、埋まらない。
ないこ「…はぁぁぁぁ…」
もう、手も繋げなくなってしまったのだろうか。くっついたり、2人でどこか出掛けたり、出来なくなってしまったのだろうか。
…ずっと、このままだったら…
ないこ「…嫌だ…」
最悪の未来を想像してしまった。
やっぱり、恋とか付き合ってるとか、不思議な事ばかり。人との事でこんなに悩んだ事なんてなかった。
片思いの時だってこんな感じだった。頭がパンクしそうなくらいりうらの事ばっかで、それしか考えられなくて、りうらしか、頭になかった。
ないこ「…おかしいなぁ…」
俺って、こんなに悩むタイプじゃなかったんだけど…
in学校
ほとけ「…あ、そういえばさぁ」
ないこ「なにぃ?」
ほとけ「りうちゃん、なんか悩んでるっぽかったんだけど、なんか知ってる?」
ないこ「…へ?」
悩んでる???りうらが??え、そんな素振り、一度も…
ないこ「…あ、」
ーーーーーーー
りうら『…』
ないこ『…』
ーーーーーーー
ないこ「…💧」
あの気まずい雰囲気…あの俺の事を見ない感じ…全然触れようとしてこない感じ…
も、もしかして…俺の事で悩んでる???
ないこ「…あぁ…」
ほとけ「なんか知ってるの?」
ないこ「…そ、その逆…何も、…知らない…」
ほとけ「そうなんだ…意外だねぇ…りうちゃんってなんでも話しちゃうイメージあったんだけど…」
ないこ「…ねぇ、それってさ、もしかして俺の事で悩んでたり、…すんのかな…」
ほとけ「え〜?ないんじゃない?りうちゃんがないちゃんの事大好きな事なんて一目見れば分かるしぃ〜」
ないこ「…そ、そうかなぁ…」
ほとけ「そうでしょ」
ないこ「んー…」
ほとけ「あぁでも、なんか2人共最近ギクシャクしてるように見えるかも…」
ないこ「や、やっぱりそうだよね!そう見えるよね!?」
ほとけ「う、うん…」
ないこ「どうすればいいのか分からなくてさぁ…」
ほとけ「えー?そんな気にするような事じゃないと思うけどね〜」
ないこ「いや気にすんだろ」
ほとけ「なんか、2人のギクシャクって10秒くらい目ぇ瞑ったら解決しそう」
ないこ「どういう事??」
ほとけ「だから、気にするような事でもないって事!」
ないこ「いや気にすんだろって」
とは言ったものの、やっぱりりうらの悩みが気になる…何か悩みがあるんだったら2人で考えたいし、俺の事で悩んでるんだったら解決したいし…最近あんまり話せてなかったし…
ないこ「…ここは、勇気を持って…話しかけるか…?」
気まずいんだよなぁぁぁ…
でも、りうらが悩んでるのは聞き捨てならないというか…すぐに解決してあげたいというか…
…やはり、覚悟を決めるしか…
ないこ「…」
ないこ「…よしっ…」
頑張ろう。
・・・
ないこ「…り、りうら〜…?」(小声)
りうら「…?」
りうら「え、どうしたの…??」
キョロキョロ…
ないこ「…誰も、居ない…」
ないこ「こっちに…」
りうら「えぇ…?」
ないこ「こっちこっち…」
りうら「ちょ、どこに向かってんの…」
ないこ「…え、?え、えっと、…その、人気の、ない所へ…」
りうら「ひ、人気のない、…所…!?」
ないこ「どこにびっくりしてんの…」
ないこ「とりあえず、早く来てっ」
りうら「あぁ、はいはい…」
ないこ「…よしっ」
りうら「な、なんで立ち入り禁止の踊り場に…」
ないこ「ここなら人気のないかなって!」
りうら「まぁないけども…」
ないこ「そんな事よりりうらくん。」
りうら「あ、はい…」
ないこ「少し、お話があります。」
りうら「お、お話…?」
ないこ「そこの階段にお座りなさい。」
りうら「あ、はい…」
ないこ「…ごほん。」
りうら(い、一体なにが…)
ないこ「…その、」
りうら「…?」
ないこ「…」
すっ…(りうらの目の前にしゃがむ)
りうら「…???」
ないこ「…その、…」
ないこ「…悩みが、あるの…?」
りうら「…え?」
ないこ「…」
りうら「…な、」
りうら(悩み??????あるのか?りうら悩みあるのか????)
ないこ「…えっと、悩みがあるんだったら、…ちゃんと、そ、相談…して欲しい、とか…」
そっ…(りうらの手に触れる)
りうら「!!」
ないこ「…へ?」
手、振りほどかれた…
りうら「…」
りうら「…なんでもないよ、」
ないこ「…ぁ、…り、りぅ…」
りうら「…りうら、先戻ってるね、…」
たったった…
ないこ「…」
選択、間違えちゃったかな…
あんまり深く踏み込まない方が、良かったのかな…だめだったかな…
ないこ「…」
ぽろ…
ないこ「っ…」
ま、間違えちゃった…
ないこ「…」
りうら「…」
間違えた。聞くべきじゃなかった。
ないこ「…」
ちらっ…
りうら「…」
まだ、距離は縮まらない。
りうら「…」
こっちを見てくれなくて、触ろうともしてくれなくて、…なんか俺も、俺との時間も、どうでもいい。って、言われてるような気がして、もうりうらが、俺の事好きじゃないって言ってるような気がして、
やめてよ…そんな事言わないで…一緒にいたいのに、2人で話したいのに、…
全部、無意味だって、…言われてるような気がして、思われてるような気がして…
ないこ「っ…」
あぁ、違うのに…泣きない訳じゃ、ないんだけどな…
りうら「…あ、じゃありうらこっち…」
ないこ「っ…ぐすっ…」
りうら「…な”い”く”ん”!?!?!?!?」
りうら「ど、どどどどどど!?!?!」
ないこ「…り、りうらの”…」
りうら「え…?」
ないこ「りうらの、嘘つき”ぃ”〜…」
りうら「…?」
ないこ「なんでもない”って、悩みなんて”ない”って、嘘つき”…」
ないこ「大事にす”る”って嘘つき”っ…だいすきって”嘘つき”ぃ…!」
りうら「…」
ないこ「なんで、何も”話して”くれないのっ”…なんでこっち”見てくれないの”っ…!」
ないこ「俺の事、嫌いなの”っ…?もう好きじゃっ、ないの”っ…?」
りうら「ち、ちがっ…」
ないこ「俺の事で悩んでるの”…?なんで、相談っ、して、くれないのっ…!!」
りうら「な、ないく…」
ないこ「う”っ…ぐすっ…」
りうら「…」
りうら「っ…」
ぎゅっ
ないこ「へ…」
りうら「…」
ちゅ…
りうら「…」
ないこ「…ぁの、…ぐすっ…」
りうら「…」
ちゅ…ちゅっ…
ないこ「っ…ぅ…」
ぎゅぅ…
りうら「…」
ないこ「…ぅ、…り、りぅら”…ぐすっ…」
りうら「…」
ぎゅーっ
ないこ「うぅっ…」
りうら「…ごめん」
ないこ「ぇ…?」
りうら「ごめんね、嫌いじゃないよ。嫌いなんかじゃ、ないの。」
ないこ「…」
りうら「大好きなの…愛してるの…本当だよ…?」
ないこ「…」
ないこ「…ぅん…」
inりうらの家(一人暮らし)
りうら「…」
ないこ「…ぐすっ…」
りうら「ほんとに、ごめんね…?」
ないこ「んーんっ…だいじょぶっ…」
りうら「…」
ないこ「…」
りうら「…大好き。」
ないこ「…うん」
りうら「大好きなの、ほんとに。」
りうら「…大好きすぎて、我慢、出来なくなっちゃうの」
ないこ「…へ、?」
りうら「…りうらがどんだけないくんの事好きか、ないくんは分かる?」
ないこ「…」
ぶんぶんっ(首を振る)
りうら「…理性なんて、すぐぶっ飛んじゃう。」
ないこ「…り、せぃ…」
りうら「ないくんと居るとすぐに周りが見えなくなっちゃって、抑えらんなくて、…タガが、外れそうになる。」
ないこ「…」
りうら「…ないくんの事、大事にしたい。大好きだから、大事にしたいの。」
ないこ「…ぅ…/💦」
りうら「…w」
りうら「…りうら、自分が独占欲強い事も、すぐ嫉妬しちゃう事も知ってるし、…」
ないこ「…」
りうら「…でも、だからって距離置くのは違うよね…ごめんね?ほんとに…」
ないこ「!」
ぶんぶんぶんっ!!
りうら「…」
ないこ「…」
ないこ「…り、」
りうら「ん…?」
ないこ「…りう、ら…が、話して、くれなくなっ、て…不安、だったのっ…」
りうら「…」
ないこ「も、もしかしたらっ、…もう、俺の事好きじゃなくなっ、ちゃったのかな、…とか…考えちゃって、…」
りうら「…うん…」
ないこ「けど、…今の聞けて、ちょっと、…安心したっ…」
りうら「…そっ、か…」
ないこ「…」
ないこ「…それに、」
りうら「…?」
ないこ「…俺、だって、…すぐ、嫉妬しちゃうっ…」
りうら「…え”!?!?」
ないこ「りうらが、男子とっ、…話してるだけでもっ…いや…」
りうら「そ、そうだったんだ…」
ないこ「うん」
ないこ「…だからね、…」
りうら「うん…?」
ないこ「…その、…お、おそろいっ…」
りうら「…」
ないこ「…?り、りうらっ…?」
りうら「……ん”ーーー……//」
ないこ「…りうら、照れてるっ…」
りうら「だって不意打ちだったんだもん!!//」
ないこ「…んへ…♪」
りうら「もう…ないくん可愛い…」
・・・
in外
りうら「ねぇ、ほんとに送って行かなくていいの…?」
ないこ「うんっ」
りうら「…なら、いいんだけどさ…」
ないこ「…りうら、?」
りうら「なぁに?」
ないこ「その、…今日いっぱい泣いちゃって、ごめん…」
りうら「え、なんで謝るの、?」
ないこ「いや、だって…」
りうら「…りうらは、ないくんが泣いてくれて嬉しいよ」
ないこ「う、嬉しいの…?」
りうら「うん」
りうら「ないくんがりうらの事信用してくれてるって感じがして、嬉しい」
ないこ「…そっか、」
りうら「…w」
ないこ「あ、もうまじでやばいかも…💦」
りうら「あぁ…早く行きな」
ないこ「うんっありがと!」
りうら「うん…またね」
ないこ「またね」
たったった…
ないこ「…」
ないこ「…り、りうら、!」
りうら「なぁに〜!!」
ないこ「…」
だだだだだ…
りうら「おぉ…」
ないこ「…」
りうら「…え」
ちゅ…
ないこ「…」
ないこ「…そ、その、…」
ないこ「…嘘つきって、言って、!ごめんね…!///」
りうら「…」
ないこ「じ、じゃあ!またね!!///」
だだだだだ…
りうら「……あー…//」
りうら「…もういいよ、…嘘つきで…//」
りうら(ほっぺ…口じゃないの可愛い…)
〜end〜
最後まで読んで下さってありがとうございました。
そして、前回の作品に多くの方がいいねしてくださった事、とても嬉しく思います。
これからもどうぞご贔屓に。
ご自愛ください。