注意
gktu、異能力、意味不
僕は生まれた時からなぜか世界から狙われていた。どうやら僕は変な能力が使えるらしい。そして、最大の力を使うと僕は死んでしまう、らしい。僕は勿論世間一般的に見たら幼い。死を理解してる3歳児からしたら死がどれだけ怖いものなのか。おばけ?妖怪?そんなもんじゃ生ぬるい。親も、兄姉も、親戚全員が悲しみ、僕は「生きる」ということができなくなるのだ。なので、使わない。そう心に決めておいた。
「うぐッ、おかぁさッ、おながッ、すいたよぉ…!」
あれ、あの子飢え死にしそうじゃないか。まさか捨てられた?この歳で?話しかけてみよう。その前にお菓子をあげなきゃ。
「どうしたんですか?ほら、お菓子。甘いですよ。」
「ぅえッ!?いいんすか…!?ありがとうございますッ!」
そう言って美味しそうに一口でぺろりと平らげた。ふふっ、見てるこっちが幸せになってきたよ。
「まだお腹空くでしょう?待っててくださいね、まだいっぱいお菓子があるので。」
そう言って、満腹になるであろうりょうのお菓子を差し出した。これくらいあげないと、この子が死んでしまうかもしれない。少しだけでも…生き延びさせてあげなければ。
「お、美味しかった…!これ、なんて言うの?」
「これは『お菓子』って言うんですよ。」
お菓子も食べさせて貰えなかったのか…。可哀想だな。
「貴方、親は?」
「居るけど捨てられた。俺が気持ち悪いんだってさ。急に偉そうな言葉で喋ったりした、なんて。あるわけないのにね、!」
まさか、「変な能力」?だとしたらその辺に放っておいたら余計にダメじゃないか。街の人達に迷惑をかけてしまう。
「1回お母さんとお父さんに連絡する!あ、僕のだよ?」
「うん!ありがとっす!」
僕たちは交番へ向かい、まずはあの子の親に連絡をした。
「そちらのお子さんの名前は…?」
「伏見ガクっす!」
「この辺の子?」
「うん!すぐ近くっす!」
「すぐ近くの伏見さん…。この人か?1回電話かけてみるから、しばらく待っててね」
「繋がりました!では、そちらの方、電話してください」
「…おれ、やっぱり気持ち悪いんだって。居なくてもいいんだって。」
「大丈夫だよ、だって──、僕たちの家に住むことができるんだから!ふわふわのベッドだし、部屋も広いよ!」
「…!!ありがとうございますッ!命の恩人です!」
「っははwそんなに泣かなくてもぉ!」
これが僕とガクくんとの出会いだった。
俺と刀也さんは主従関係にある。俺は刀也さんの執事、護衛として働いてお金も貰っている。
「ガクさんってこの中でいちばん若いのに1番古株なんですよねぇー!」
「作業がプロってるからねぇ!」
「16だっけ?若いねぇ」
「でも刀也くんの護衛大変でしょう?」
「いや、全然!刀也さんの為ならいくらでと守りきれますよ!」
「…(ムスッ)が、がっくん、部屋来て」
「わかっt…って!なんでそんな服引っ張るんすかぁ!千切れちゃいますよ!」
あれ、なんで怒ってるんだろ?なんかした?俺の分際で他の人と喋るなってか、?やっぱり刀也さん、俺のことあんまり好きじゃないよな…
「がっくん!!僕がいるのに、他の人と、話さないで…///僕ともっとお話しましょ?///」
そう言って刀也さんは俺に抱きついてきた。これってもしかして脈アリ…?
「安心して、刀也さん。俺がいちばん話したいのは刀也さんっすよ!」
「っゔ、///ああ゙~!罪な男だなぁ!///伏見ガクぅ~!///」
「はいはい♡可愛いね、刀也さんは♡」
「~~~ッ///や、やめてくらさい…///ほんと、心臓に悪いれす…///」
え?なに可愛いんすけど!?♡好きだぁ…!♡
「もういいし、部屋出るし!///今、あの、////ああ!////調子狂う///」
さっきからずっと顔真っ赤じゃん…♡こんな状況に慣れてないのかな?可愛い♡
「じゃ、じゃあね!」
「うん!またね!」
《⚠︎危険です。今すぐ戦闘態勢に入りましょう。ⅹ2⚠》
うわ、わざわざ竹刀持たないといけないのだるいな。別に生成できるけどさ。力使うからさぁ…!疲れるんだよ。さて、がっくん呼びますか。
「お狐様降ろせましたかー?」
「ああ。行こう、刀也。」
「はい!」
敵はわざわざ宝からこっちに来てくれるのかと嬉しそうに笑う。ハッ、面白いだろう。滑稽だろう。だが、こっちに来ても僕が貰えるとは思うな?
「お狐様!狐火出して!」
「了解」
そう言ってお狐様は狐火を灯した。そうするとガクくんの意識だけ戻せる。つまり、ガクくんの意思でお狐様の能力を操れるということだ。だが、部屋の中でやると危ないので戦闘態勢に入ってから狐火を灯すことにしている。
「何してるんだ、技でも使うのか?」
敵がガクくんに気を取られてる瞬間に…
グサッ
「あれ、深く入りすぎた…?まあいいや。敵は死んでもどうってことない。がっくん!勝ちましたよ!お狐様を解放しなさい!」
「はいっす!…ッ、よし、魂は戻りました!ハイタッチしましょ? 」
「いいですよ!」
パンッ!
「「俺(僕)たち最高の相方!」」
今回の敵は弱かった。簡単に気を取られるやつなんてもってのほかだ。命の重みを感じるからこそ敵を倒すことが出来る。いらない命なんてない、だが、あってもろくな事しない命なんて、助ける必要も無い。…少々僕は変わっているのだろうか?これは僕なりの正義なんだがな。でも、一つだけ誓えることがある。
『ガクくんの命は絶対』だから。
これね、最後ら辺デデデデに影響されました…。デデデデ見てください最高ですよ?
続き♡1000(🔞あるかも?)