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こんにちは!
愛され系(予定)ヒロイン、八尋寧々です!
いつもより軽い足取りで女子トイレに向かっていた私でしたが……
寧々「うそおぉぉ⁉ここどこなのよー!!!」
気づけば、知らない所に立っていました……
寧々「境界…なのかしら?でも、そしたら花子くんから連絡があるはず…」
寧々の周りには、勿怪がいるだけで何もなかった。強いて言えば、足元の水くらいしかない。
ズプッ…
水をパシャパシャと跳ねさせながらうろうろしていると、いきなりズプッと音がした。
下を見ると、右足がナニカに沈んでいて、動かない。
ズププッ…ズッ………
寧々「や、やだ……なんで、沈んで……!」
沼のようなものは、右足だけでは飽き足らず、寧々の体ごと沈めていく。必死に抵抗を試みるが、びくともしない。
寧々「あ…………は、花子く――」
ズプンッ……
助けを呼ぶ暇もなく、寧々は飲み込まれた。
そんな彼女を取り込んだモノは、次の獲物を求め、再び漆黒の闇に姿を消した。