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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
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こんにちはコパです( ˆoˆ )


前回の続編です

(今回は長くなりそうです)





(夢注意)

主人公『』

お相手「」



⬇︎⬇︎⬇︎________________






「別れましょう」



『え、っ』


冬の夜。

既に空気は冷め切っていて、

体に刺さる様な冬の冷たさと、

寒さが襲いかかった。


『なんで?、』

「ちょっと、落ち着きたくて」


『…そっ、かぁ、。』


仕事に真面目な彼に対して、

しつこく止まる事はできなかった。


「すいません、急に。」

『いや、大丈夫



…じゃあ別れ、よ』


「はい、」


襲いかかる喪失感と、

言葉では表せないもどかしさ。


遠ざかっていく後ろ姿に、

色んな感情を持ち合わせた。



本当は呼び止めたいけど、

呼び止めないのは、貴方が好きだから、



なんで、


未練たらったらすぎて、

自分でも引く



だから振られたんだろうな、あ


今でも溢れてきそうな涙を、

そおっと服の袖で隠した。



涙で揺れた、金色の満月。


今日で神無月も終わり。



________________



クリスマスが近づいてきた12月。


遊ぶ予定も相手もいないので、

久しぶりのクリぼっち。


失恋、という漢字2文字で表すには

内容が濃すぎる1ヶ月だった。


もう別れてから、

早3ヶ月も経っているのに、


未だに劇場で会うので、

少し気まずい空気が流れる時もある。


でも、同じ職場仲間として、

楽しく過ごしている日々である。


『まさか振られるなんてねぇ、』

京「〇〇はどうなん?まだ好き?」


私達より少し先輩の、

9番街レトロの京極さん。


凄く面倒見の良い先輩で、

皆慕っていて、信頼している。


『よく分かんないですけど、もしかしたらまだ好きなのかもしれないです』

京「未練ある感じ?」


『はい、自分でも引くほど』

京「復縁したらええやん、じゃあ」


『いやあ、さすがに櫛野くんに嫌われますよそりゃあ』

京「たまに話したりするん?劇場とかで」


『はい、ほんとたまぁにですけど、』

京「クリスマス一緒に出かけたりしたら?」


『んー、そう、ですね』

京「予定は?」


『相変わらず無いです』

京「じゃあもうクリスマスやな、当たって砕けろくらいのレベルで行き、」


『、頑張ってみます』



________________


そして来た、クリスマス。


街はイルミネーションや、

クリスマスツリーなどで飾られている。


彼はまだ、誘えていない。


もうとっくに新しい彼女を作って、

今頃2人でどこかに

出かけているのかもしれない。


去年のクリスマス。

ケーキを2人で食べた思い出。


もうとっくの前の話なのに、

昨日の話の様に鮮明に覚えている。


『あっ、…くっ、櫛野くん!』

「、なんですか?」


『この後、予定とか、ある?かな、』

「ん、無いですよ」


『じゃあ、ちょっと散歩でも…、?』

「行きましょ、色々話したい事ありますし」



________________



「新しく彼氏とかできたんですか、」

『、全く。櫛野くんは?』


「僕も全然です、」

『んー、ぼちぼちだねぇ…、』


「です、ね」


「あの、


本当は別れた理由、落ち着きたい

とかじゃ、ないんです、」


『…え、?じゃあ、なに?』

「ほんとは、〇〇さんなんてモテるんで、僕なんか勿体ない、っていうのもありますし、

何より、〇〇さんといたら、

なんか頭パンクしちゃうなって思って、」


「お笑いに対して、ではありますけど、

仕事だけじゃなくて、ちゃんと恋愛できる自信が、なくて」


「〇〇さんに僕は向いてないと思って」


『、…そう、だったんだ、』




「あの、…だから、っ、その、」




「また、一から、やり直しませんか、」

『うん、っ、もちろん』








________________



長くなってすみません!!

最後まで読んでいただき、

ありがとうございます( ˆoˆ )




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