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『絶対に叶わない初恋』
・水×白 (白×赤)
・BL
〔水side〕
僕が好きなのは君
君が好きなのはあの子
あの子が好きなのは君
僕は絶対に叶わない初恋をした
もう叶わないって分かってる
分かってるけど、
もう少しこの恋に浸っていたい_
白)いむく~ん、一緒に帰ろ〜や
水)うん、い~よ、!
白)あ、りうちゃんもおるけどええか?
水)あ、う、うん、!大丈夫っ、!
せっかく2人きりで帰れると思ったのに
何でいつもいつも邪魔ばっかしてくるんだろう
まぁ、しょうがないか、
だってあのふたりは
両思いなのだから
~下校時~
赤)あっははは笑
白)でなでな~?笑
初兎ちゃん、りうちゃんと話してて楽しそうだな
僕にはあんな笑顔、見せてくれない
あの笑顔はりうちゃんだけが見れるもの
ふたりの後ろを歩きながらそう考える
何で僕…こんな自分が辛くなるような事考えてるんだろーな、
水)…あっ、ごっごめんっ!僕寄らなきゃいけないところあるから…!先帰ってて、!
白)それはしゃあないな…、また明日!気をつけてな~!
赤)ほとけっち、ばいばーい!
水)うん、ごめんっ…!じゃっ…!
そう言ってふたりに背を向け走り出す
また嘘をついてふたりから逃げ出した
こんな事のくり返しならあのふたりとはもう帰らなければいい話なのに
~次の日~
ピピピピピッ
タイマーの音で目が覚める
水)…んぅ゛…っ…
今日、学校行きたくないな…
休みたいな…
そう思い、学校に連絡する
今日は一日中寝てよ…
ピンポーン
水)…ん゛ぁっ…誰だよ…
水)うわっ…もうこんな時間…
時計を見ればもう17時
一日中寝てたからご飯も食べていない
水)…はぁ…出るか…
ガチャッ
水)は~い、
顔を出すとそこには最愛の彼がいた
横には僕が世界一嫌いな奴もいる
水)ぁ、ど~したの、?
白)あ~、僕らな?いむくんの見舞いにきたんよ。りうちゃんの提案でな
赤)ふっふ~んっ!りうら偉いでしょー!♪
白)優しいなぁ…りうちゃんは…((ヨシヨシ
赤)えへへ~…///
水)……………
白)…ところでいむくん体調は大丈夫なん?
水)……………
白)いむくん?聞いとる?
赤)ほとけっち、?どーしたの?
「いむくんの見舞いに来たんよ。
“りうちゃんの提案”でな」
何、で、?
りうちゃんが僕を、?
水)………ポロッ
白)えっ、いむくんっ!?どしたん!?大丈夫か!?
赤)ほとけっち!?大丈夫っ!?
そう言ってりうちゃんは僕に駆け寄って来る
バッ…
水)ぁっ、…
赤)ぇっ、ほと、けっち、?
咄嗟にりうちゃんから離れてしまった
りうちゃんは今にも泣き出しそうな顔をしている
赤)りうら、何かしちゃった、?泣
赤)ごめ…んね、?泣
水)……いつもいつもさッ!僕の邪魔ばっかしてさッ!お前さえッ…いなければッ…僕はッ…!!
白)いむくん、今日おかしいで!?何があったん!?
白)なぁっ…いむくん!?
ぎゅっ、
白)、!?
最後にこれだけは言わせて欲しい
水)…初兎ちゃん、好き
白)ぇっ、ぁっ…でも僕っ…
そう言って心配そうにこちらを見ているりうちゃんに目を向ける
水)うん…知ってる。知ってるよ
バッ
愛しの彼を自分の腕の中から解放する
ドサッ
離した瞬間尻もちをつく初兎ちゃん
りうちゃんが初兎ちゃんに駆け寄ってふたりで熱い熱いハグをしている
君とハグできて幸せだったよ
邪魔は入ったけど、
水)今までありがとう。ばいばい
そう言い捨て僕はふたりの前から駆け出し
青くて綺麗な海へと向かって行った
END
ごめんめっちゃ変
許して(((
あ、最後は自殺したってことです