🌈🕒様続きますね…
書きたいネタがありすぎて困ります。
⚠
🐙🌟×🌩🦒
nmmn作品、ご本人様とは一切関係ありません。
からかう🐙🌟と、照れてる🌩🦒がいるだけ。
解釈違い有り、地雷の方回れ右。
ギリこのくらいのほのぼのなら
なぜか行けるので書き続けます。
🌩🦒side
至って普通の平日。
任務は全て終わり、
休憩室でただひたすら休んでる最中。
ウェンとテツは、2人で人助けの任務へ
マナはそもそも体調が悪いっぽいので任務どころではなかった。
人助けの任務とか、なーんで今日に限って呼ばれないかな…なんて内心思いながらぼーっと壁を見つめる
静かな待機場にたった今俺は1人、
いや…正確には俺と一匹と言ったものか。
キリンちゃんも退屈そうに、 肩で俺の髪の毛をいじっている。
「…ッいたぁ”!?!?ちょ、髪の毛絶対今ので抜けた、キリンちゃん禿げてないよね!?」
時々からかって思いっきり髪を引っ張ってくるのだけはやめてほしい。ガチで髪なくなる。
くすくすと完全に俺を馬鹿にするように笑う、
肩にいるちっこいの。
俺が叱ると、しゅんっと縮こまってなんだか申し訳なくなりすぐに許してしまった。
あぁ良くないくせだな……と自分でも思ってしまう。
そんな暇な空間を切り裂くかのように、鈍い音を立てて空いたドア。
そこにいたのは長い紫髪の鑑定士、星導ショウが。
「!るべ、お疲れちゃ〜〜ん!!!!」
人が来た、ということに喜びを隠せず
つい彼に絡みに行く。
向こうも疲れているはずなのにも関わらず
どこか嬉しそうに微笑んでは、俺の隣へ座った。
「ん、どーも。 リト、一人でいたの?」
鞄から何やら任務で使ってきたであろう物を出したり、彼のオトモとスキンシップ的なものを取りながら話しかけてくれた。
「うん、そうなんだってぇ…
聞いて、テツ達任務行っちゃってさ〜…
あいにくマナも休みだし、めちゃくちゃ暇だったんだよね〜」
ねー?とキリンちゃんの方に目を向けると
完全にるべのオトモときゃっきゃと遊び始めていた。
なんかずるいな、俺も混ぜてよ
「てか、他の皆は?まだ任務中?」
「ん、なんか俺だけハブられたよね。
泣きながら帰ってきたよ」
「っは、何それwお前めちゃくちゃ可哀想やんw」
「人の事全く言えないよ…???」
すげぇじとーっと見つめてくる、
改めて綺麗な目してんなーとか思っちゃったり思わなかったり。
その後もわいわいと雑談をしながらお菓子を食べたり、変なことしたりとそれなりに時間は潰せた。
ふと、気になってキリンちゃん達の方を見てみる。そこにはなんて可愛い光景が、お互いきゅ縮こっと縮こまってぴとりと身体を合わせて寝ている。
「ッッ!!!!るべ、見てみて!!!」
夢中になって彼を呼ぶ、
あまりに可愛いが故、スマホを構えると
カメラのシャッター音が止まらない。
こんなの可愛すぎますやん……
「…何やってるn」
「しー!!!今シャッターチャンスだからなんも話さないで」
「動画じゃないし別にいいでしょ…」
自ら呼んどいてこの対応は理不尽。
とは何も思わずただただ可愛いの3文字が脳内に渦巻く。
「はー、満足満足〜〜♪
後でみんなに見せちゃお、」
「ねぇ、リト後でそれ送っといてくれない?」
「え、俺のキリンちゃんだよ?無料であげるわけなくない??」
「は、それ俺のオトモも入ってるんだけど
撮らせてあげてるからリトが払ってよね??」
なんかキレてる、草。
嘘だって〜〜!!!となだめても心做しかまだむすっとしてる気がする。
「はー…うちの子可愛い…
あんなにくっついてたら温かいんだろうなぁ」
「じゃあ、来てみる?」
「……は?え?いやいやいや流石にキツイってw!?」
突然のるべの爆弾発言に、自分でも動揺を隠せてる気がしない。
なんとか笑って誤魔化してみるが、彼は本気な様で
おいでと言わんばかりにばっと手を広げ始めた。
「……マジで言ってる??」
「うん、?別に来なくてもいいけど…」
そういう彼の顔はどこか悲しそうにしている
やめてよ、俺そういうの弱いんだって。
「えー…じゃあ、遠慮なく……」
「!よっしゃ、」
なるべく顔は合わせたくないのでるべを背にして
彼の上へ優しく乗っかる。
これ、るべどういう心情なの…
てか…あれ、俺これ重くない??
段々と心配になってきて恥ずかしいどころじゃなくなってきた。
「…ねぇ重くない??」
「ん?重いよ、めちゃくちゃ重い」
「凄いどストレートに言うじゃん……」
「あ、じゃあ俺が膝枕したらいいんじゃない!」
また変なこと言い出した。
やっぱり彼は毎回乗り気で今度は早く寝っ転がって!と、急かし始める。
もうなんか着いていけんて…泣
「はい、どーぞ。」
「わ…かった、お邪魔します…??」
この状況を楽しんでいるのか、
お邪魔しますって何だよwとくすくす笑っている
先程とは違い、るべに見下ろさせれるような構図になる。
下手したら照れてるところを見られてしまうかもしれない。
そうなったら…確実にあいつらに伝わってしまう、それだけは避けなければ……
現実逃避するよう、俺は静かに瞼を閉じた。
もう何も見えない、こうなると俺の勝ちだ。
ほっとため息を心の中でついてると
彼はまたちょっかいをかけてきた。
「…リト?眠たいの?」
「え…いや、そんなことないけど……」
「いいよ寝かせてあげるね〜」
意味がわからない、展開が早すぎる
ガチであいつ話を聞こうとしない。
そう言いながら今度は、とんとんと優しく俺の腹部を叩いてくる。
ガチで寝かしつけにかかっててなんか腹立つと同時に、子供扱いされてると少しの羞恥心に晒される。
ぁあまじでこれやばい、どうしよう。
なんとなく気になって目を開けてしまう、
彼も目を瞑って、まるで母親かのように優しい表情で俺を寝かしつけていた。
毎回、見る度に自然と目が惹かれ、中性的な顔立ちはやっぱり美形だな…と改めて思い知らされる。
「リト何そんなに見てるの、怖いんだけど」
「ぇ”…あ、バレてた…???」
「バレバレだよ、ずっと見てるもんだからさ…」
向こう側は、恥ずかしそうに頬をかく
いやいや恥ずかしいのはこっち側だよ…なんて思いつつもなんだか、ピュアな彼に少し笑ってしまう
「何笑ってるの、耳真っ赤にして、人の事言えないのに…」
「へ…ッはぁ”!?!?て、照れてないわ!?」
そんな図星をつかれ、咄嗟に耳を隠したが
徐々に顔も熱くなってる気がしてもう逃げ道がない。
「ってか、何このムード…なんかマジっぽいからやめよやめよ…」
俺は手をぶんぶんと振り、照れ隠しも含め切り上げるように起き上がった。
ぐーっと伸びたり、ふぅっと先程の感情を振り払うように深呼吸をしたりする。
一方、彼の方をちらっと見ると偶にも目が合ってしまう。
「ねぇ、俺の気持ち マジだったらどうする?」
「へ…?え、は、おま何言って……ッ、」
それだけ残すと、微笑んで彼はあっさりと
「そういえば、次の任務合ったの 思い出したから行ってくるね」
と部屋を出ていってしまった。
「まっじで…何なんだよあいつ……」
もう彼には届かない独り言。
散々弄んで匂わせ発言をして帰る、読めそうで全く読めない彼の行動。
焦れったい彼の行動と、なんだかむしゃくしゃする続きのあるような発言を期待してる自分が、なんだかとっても馬鹿らしくって
俺は、熱の篭った顔を隠すように冷たい机に顔を伏せた。
「「次、2人っきりで逢えるのは何時かな。」」
2人が思っていたことが
全く一緒だったというのはここだけの話。
コメント
2件
最高に可愛かったです…😭 めっちゃ助かりました🙏