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孤児院___
「こんにちは。どの子を?」
『んー!可愛い子ばっかり!
…ん?なぁに、君。』
「あっ…その子は、片目を失明している、
ここでの名前はじゅん君です。」
『…そっか。じゃあこの子と、
あと…もう1人女の子を…』
「あー…うー!…うー?」
『ふふっ、なあに、来たいのかい?
良いぜいいぜ、来い来い』
「その子はゆりちゃんです。
名前は変えてもらうのも大丈夫です。
戸籍の手続きは𓏸𓏸役所で…」
『はーい』
車の中___
「…?」
「あー!…キャッキャ!」
『待ってねー、今あなた達に
名前考えたげるから』
眼に星の溢れた母の名は、
星魅弥 咲希 (ほしみや さき)。
2人の子供の名前は…
渚(なぎさ)と萌衣(めい)。
星魅弥家___
『んーと、渚くんは3歳で、
性別は男…ふむふむ…。んで、
えー、萌衣ちゃんは女の子の
生後5ヶ月くらい…なるほどね』
渚「…?ここおこ?(※ここどこ?)」
『ここはねー、君らのお家だよ!』
萌衣「あーうー!ヒャヒャ!」
『ミルクと哺乳瓶…服にオムツ…
買うのはこれでいいかな』
渚「…?」
『よし!この子らが5歳超えたら
ペット飼おう!』
月日は流れる___父親の姿は無く、
誰から産まれたかも知らざれぬまま
僕らは5歳程度に成長した。
『おー!背ぇ大きくなったねぇ!
と、そうだ!そろそろペット飼おうって
思ってたんだ。じゃー、保健所
行きますか!待ってろよーワンニャンコ!』
現在:渚···8歳 萌衣···5歳
星魅弥 咲希···25歳
𓏸𓏸動物保健所___
「こんにちは。どの子も可愛いですよ」
『シベリアンハスキーのオスの子犬、
ゴールデンレトリバーのオスの子犬、
ドーベルマンのオスの子犬、
ミニチュアダックスフンドのオスの子犬、
雑種のメスの子猫…4匹を
引き取りに来ました。』
「はい、かしこまりました。」
『ひぇー、大変だなぁこれから』
この小説は___
この大勢(3人と8匹)の星魅弥家の
日常を、ただ描いた物語である。