イ「そーいうことだったんだなー」
鶴「げ、お前全部聞いてたのかよ」
イ「まあ最初っから?」
武「わ…」
イ「ところでタケミチさ、違う世界から来たんだって?」
武「は、はい… 信じられ、ないですよね、、」
イ「いや…お前さっきから真剣に鶴蝶に話してんだもん、俺は信じるよ」
武「イザナくん…」
イ「でもな、お前元々佐野達の仲間だったっつってたろ?」
武「はい、」
イ「鶴蝶も言ってたけど、東卍にだけは近づくんじゃねぇ。特に佐野にはな」
武「やっぱり…こっちのマイキーくんって、そんなに酷いんですか、」
鶴「酷い…なんてモンじゃねぇな」
イ「マイキーもそうだけど、元々東卍ってのは平気で人を殺すような奴らだ」
「だから忠告しとく。奴らとは何があっても関わんじゃねぇ」
鶴「お前の気持ちも分かるよ。でも、そうじゃねぇとタケミチが危ねーんだ、、わかってくれるか、?」
武「…うん。俺、東卍には絶対近づかない。」
イ「ふっ笑 良かったわ、お前が物分かりイイ奴でw じゃあ解散なー」
鶴「じゃ」
武「さよなら〜」
それから帰り道、
カクちゃんからこの世界での色々な事を
教えてもらった。
元々真一郎君は生きていて、
俺とヒナは付き合っていない。
そして溝中メンバーは天竺の隊員で、
裏で天竺を支えているのが大寿くん。
…にしても、正直だいぶショッキングな話だ。
密かに思いを寄せていたマイキーくんが
立派な犯罪者。
相棒の千冬、そして幹部の皆んなもその類。
武「ひでぇ話だよなぁ、、ちふ…」
あぁ、まただ。
家に向かう途中で、何度カクちゃんを
「千冬」と呼ぼうとしたことか。
カクちゃんは割と直ぐに察してくれたが、
やっぱりどこか申し訳ない。
武「しんどいよぉ…、お前今どこにいんの、?何してんの…?ちふゆぅ、、」
考えれば考えるほど辛い。キツい。
…やっぱりこういう時って、一回寝るのが一番なのかな。
気が付けば、既にもやもやとした世界に入ってしまっていた。
?「どうだ、ちょっとぐらい分かったか」
?「はい。『幹部の奴』の事を、少しですが。」
?「ふーん…何を調べた?」
?「アッチには『最高幹部』というのがあるらしいんですが、何でも11代目黒龍総長なんだとか。」
?「黒龍…、何でも良いけど、抗争仕掛ける前には徹底的に調べ上げとけよ 」
「『千冬』」
千「 はい、『マイキー君』」
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