俺には可愛い彼女が居る。
桜色の髪に長い睫毛、ぱっちりとした目。
それに笑う顔がとても可愛い。
全てが可愛くてとても大好きな彼女。
今日はそんな彼女と一緖に帰っている。
「ないくん、何処か行きたいとこある?」
「えっ、えっと、クレープ食べたいな、//」
ちょっと恥ずかしそうに笑うないくん。
「笑、良いよ。駅前のクレープ屋さん行こっか。」
クレープ屋に向かいながらないくんの手を握る。
「わっ、///」
顔を真っ赤にさせるないくん。
そんなないくんが可愛くて思わず笑みが漏れる。
暫く歩くと、駅に着き目的の店に向かう。
メニュー表を見ながら
「ないくん、何にする?」
と聞く。
「う〜ん。どうしよう、。」
とても真剣に悩んでいる。
「俺はもう決めたけど、ないくんどうする?」
「りうら何にしたの?俺はこのストロベリーホイップとチョコバナナブラウニーで迷ってて、。」
「ん?俺ストロベリーホイップにしようと思ってたから半分こする?」
「えっ、いいの✨」
目をキラキラさせて喜ぶないくん。
「うん。じゃあそれにしよっか。」
「うん!りうらありがとう〜!!」
会計を済ませて近くのベンチに座る。
「ん〜✨このクレープめちゃくちゃ美味しい!」
そう言い、ハムスターの様に口いっぱいに頬張っているないくん。
「そ、良かった笑、じゃあ、一口いる?」
「うん!ん〜✨これもめちゃくちゃ美味しい!!」
可愛なぁ、。
「あっ、ないくん、口にクリーム付いてるよ、。」
「えっ!?本当!?取って!取って!」
「ん、。」
ないくんの顔に口を近づけクリームを取った。
「へっ、、、///」
「笑、甘、。」
そんな俺の仕草にまたまた顔を真っ赤にさせるないくん。
あぁ、本当に
「可愛なぁ、。」
クレープを食べ終わり、ないくんを家の前まで送る。
「りうら、今日楽しかった、ありがとう//」
「うん。全然、良いよ。可愛い彼女の為だし。」
「彼女、、、。」
急に黙り込むないくん。
「どうかした?何処か体調わr」
「ねぇ、りうら。」
腕を引かれないくんに抱きしめられる。
「???」
急に抱きしめられ混乱している中
「りうらって俺が彼女だと思ってる、笑?」
とないくんが言った。
「えっ、?」
「本当はもう暫く黙ってようと思ってたんだけど、。りうらがあまりにも鈍感だからさ、。」
何を言っているのか全然分からない。
だって、どう考えてもすぐに照れちゃうないくんが彼女でしょ?
「もしかして俺がすぐ照れるから彼女だと思ってた笑、?あれ、演技だから。」
「演技、?」
「そう、りうらの反応を楽しむ為。勘違いしてるりうら可愛いし、。それにさ、。」
繋いでいた手を恋人繋ぎに変えながら言う。
「彼女だと思わせて実は彼氏だったっていうのもいいでしょ?」
いつもと違うかっこいい顔。
「ちなみにさ、俺と付き合った時点でりうらは彼女だから。」
耳元で囁かれ思わず体が跳ねる。
「ほら、耳元で囁いたでけどこんなに反応してるじゃん笑、彼氏なんて無理でしょ。自分が彼女だって事自覚してよね。」
思わず顔が真っ赤になる。
こんなかっこいい彼は見た事がない。
「じゃ、。」
そう言い、手を離し。家に入ろうとする君。
「あっ、1つだけ忘れ物。」
「ん、。」
周囲にリップ音響き渡る。
「はっ、//」
「ふふっ、初キス貰い〜。じゃあ、また明日ね、俺の可愛い彼女さん?」
ドアが閉まり、立ち尽くす俺。
『っ、明日からどうしよう、///』
コメント
18件
あーやばいやばい え?天才の末裔?😉 はぁー立場逆転ほんと好きなんだよね私💕
うあ、うへ、( ́ཫ` )b…((( 良きっすね大好きです← 彼氏と思ってた赫くんがかわいいです←
おお、珍しい、⚃さん攻め、!! このままあーるも(