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💜サノス × ナムギュ🖤
二次創作、ソフト(ギリ18禁✕)、 ライト
イカゲームに参加していませんので、台詞はそれぞれの名前で表記しています。
<設定:ナムギュ/恋人はサノス。デートに誘いたい、行きたい。性格まぁいい。
サノス:ナムギュ is ハニー。ナムギュが可愛くてしかたがない。性格まぁいい。
ミンス:セミ姉に両片想い。ナムギュに手伝ってもらう。
セミ:ミンスかわいいと思ってる。>
ほのぼのよ。みんな、シェアルームしてます!
もちろん、フィクション(捏造)ですわ。
癒やされてね。
ナムギュ「ん、….」
眩しい光がカーテンの隙間から覗き込む。
いつも以上にあたたかいベッド。人肌のような安心感のある抱き枕。
サノス「ハニー、good morning~☀」
あぁ、そうだ。枕じゃないんだぁ…。なんか喋ってるなぁ。
サノス「ハニー?」
ぎゅうっ。あったかくて心地いい。
サノス「♡」
あれ、太鼓の音かな…?ドコドコ聞こえる。
…なんかあったかい…ていうよりもあつ苦しいかも。
サノス「….っすぅぅぅっ」
くすぐったい。
ナムギュ「ふっ…んっふふ」
サノス「起きて〜〜」
ナムギュ「起きるからぁ〜〜」
…何だと思ったらサノスじゃん。あー、体が重たい〜〜
サノス「ちゅ、んちゅー」
ナムギュ「は?ちょっと、」
首にサノスが吸い付いている。ちょっと痛くて、くすぐったい…。
朝には刺激が強すぎるって。
ナムギュ「サノス〜〜起きるからやめて〜」
サノス「やだ」
ナムギュ「なんでだよ」
サノス「ダーリンてよんで?」
そんなの恥ずかしくて無理だろ。めんどくさい〜〜
ナムギュ「….だ、…….ヨボ、お願い」
サノス「んふふ〜、ヨボったらぁ♡」
サノスがやっと離れてくれた。俺はムクリと起き上がる。
隣には、俺をじーっと見つめるくりくりのおめめの大型犬がいる。
ナムギュ「…おはようございます。」
あまりの愛くるしさに、頭を撫でた。
サノス「んー」
コンコン
部屋のドアをノックする音が聞こえた。
サノス「はーい!」
セミ「起きたー?ミンスが朝食作り終わったから、下におりてきてねー。」
セミ姉はそれだけ言って、階段を駆け下りていった。
お腹、空いた。
サノス「りょーかい!!」
サノス「…だってよ、ハニ〜」
ナムギュ「顔、洗ってきます〜」
サノス「俺は終わったから、着替えるわ」
ナムギュ「はいー」
大きな鏡のある洗面台へ向かう。
うわ、ブッス。
鏡に映った寝起きの自分に、軽く絶望した。
サノスはなんでずっと顔が整っているんだ…?まぁ、そこも好きなんだけどね。
そう思いながら、歯磨きと洗顔を済ませていく。
ナムギュ「あれ、どこだ…?」
保湿クリームが見当たらない。
ガラガラガラッ
サノス「これ、昨日スーパーで買ってきたぜ。」
もうなくなってたのか。サノスは頼りがいがすごいなー。
サノスが差し出す保湿クリームを取ろうとした。
サノス「おっと、俺が塗ってあげる。」
手を引いた勢いで、サノスの胸に倒れた。
塗ってあげるって…どゆこと??
サノス「ナムギュをきれいにしてあげる〜」
俺はサノスのされるがままに、洗面台の横の広いスペースに座らされ、顔に保湿クリームを塗っていっている…あ、これきもちい。
サノス「もちもち〜」
ナムギュ「もちぃ〜」
その後、俺はちゃんとした私服に着替えて、髪も整えた。
サノス「ナムス、アクセどれがいい?」
サノスはアクセ選びに夢中になっている。
またナムスってよんでる。
ナムギュ「ナムギュです…あーっと、これ良くね?」
サノス「あ、ごめんナムギュ…これいいね!
ナムギュも持ってるだろ?オソロにしようぜ〜」
ナムギュ「いいですよ〜」
正直、俺はナムギュっていう名前だけど、サノスしか呼ばないこの名前すら愛おしいのかもしれなくなっている。おかしいかな。…サノスは間違えて呼んでるんだろうけど笑。
階段をおりていくに連れて、美味しそうな朝ご飯の匂いがする。
あと、お腹の空き具合もおおきくなる。
ミンス「あ、やっときたね!おはよう〜」
セミ「遅いわよ笑」
サノス「ごめんごめん。」
ナムギュ「おはよ。お腹すいたー」
ミンス「そうだね。食べよ。」
セミ姉とミンスが座っている食卓に俺達も座った。
みんな「いただきます!」
サノス「うめ〜!」
ナムギュ「めぇ〜」
セミ「あんたは、ヤギか!笑」
サノス「くっくく…笑」
食卓は相変わらず賑やか。
ナムギュ「イケイケの人間だよ。てか、料理上達してねーか?」
ミンス「え?ほんと!よかったー」
今日の朝食は、ミンスが作ったらしい。
いつもはセミが作ってるから、てっきり。
ナムギュ「お、ミンスが作ったんだ。相変わらず、すごいな。」
あーわかるわ。たまにミンスが作ってくれる料理も美味しい…。
セミ(ブチッ)
セミ「…私の料理が微妙ってこと?」
ナムギュ(あ、やべ)
ナムギュ、地雷踏んじまったな笑。
ナムギュ「ち、違うよ。セミ姉の料理もいいけど、たまに食べるミンスの料理が新鮮てこと!」
セミ「私のは新鮮じゃないって言いたいの??」
ナムギュ「断じて違います。」
おもしれー笑。ただ、このままだと本当にまずいな。
サノス「あ、ほら、あれじゃないか?えーと…」
セミ「なに?」
セミは相変わらず強い…。なんて言えばいいんだ?うーん…
ミンス(フォローしようとしてる…。)
サノス「ミンスのはレストランのシェフでセミのは古民家って感じでいいってことだよ!
笑」
よし、決まった。これでご機嫌は治るか…?
ナムギュ「お、おい!」
ミンス(おっとぉ…。)
セミ「古臭いってことね…?私の料理をあんたたちに息ができなくなるまで突っ込むよ?」
おっとぉ。やっちゃった。
サノス「は、…こわぁ」
ナムギュ「お、落ち着きましょう..?」
ナムギュあっせてる〜かわい。…じゃなくて、まじでセミを止めないと。
セミ「黙って。」
あ、こりゃ、黙るしかないわ。
ミンス「…喧嘩やめて。不味くなるよ。」
ミンス、かっけーじゃん。助かる…。
セミ「… 」
ミンス「ふたりが言いたいのはきっと、セミ姉さんの料理は美味しくて毎日食べられるけど、僕の料理はたまに食べるほどのものだってことだと思うよ。」
語彙力ありすぎ。
セミ「ふふ…無理やりだね笑。ミンスの料理好きだよ。」
なんだなんだ〜いい感じじゃん〜♪
この2人って、まだくっついてねーのか?
ミンス「ふたりとも謝ってね。」
サノス「セミ、ごめんなー」
ナムギュ「俺も、ごめんなさい。」
ナムギュのごめんなさい、素直で可愛ええ〜〜。
セミ「…いいわよ。よく考えたら、しょうもないケンカね。私も反省するわ。」
ミンス「よし、食べましょ!」
ミンス「…ねぇ、みんなでお出かけしない?」
ミンスがこちらに目を合わせる。俺はすぐに、例の件だと察した。
サノス「あー、いいけど。珍しいね?ミンスから笑」
サノスはこの件を知らない。だって彼に言ったら、失敗する気がする笑。
ミンスには大きな借りがあるから、さっさと計画を大成功させたい。
ミンス「あ、えと、みんなと出かけるの楽しくて….。」
ナムギュ「そーだよね。みんなと一緒にいて気が楽だし!笑」
セミ「素直だね笑」
サノス「…どうしたんだ、ナムギュ。」
さすがに、俺がこういう事言うなんておかしかったか…?
ナムギュ「なんすか。そう思ってダメですか?」
サノス「そゆことじゃっ…」
ん?サノスがなんか、焦って….
セミ「まぁ、いいんじゃない?どこいく?」
あ、そうだそうだ、こっちに集中!
ナムギュ「ミンスに任せよ〜」
ミンス「うん!みんなで、ブラブラしたいなぁ。」
ミンスは嬉しそうに、ニコニコしている。
いいなぁ、デート。
最近サノスとまともにデートできてないし、そんなに誘ってくれないんだよなぁ。
俺と出かけるの嫌なのかな…?
セミ「それならショッピングはどう?」
じゃ、じゃなくて集中!!
えーと、デートにショッピング…
ナムギュ「セミ姉がいきたいだけじゃん!笑」
ミンス「いいね。ショッピング以外にもやれることはありそうだし、それにしよ!」
愛だねぇ。
ナムギュ「…ま、いいんじゃない。ですよね、ヒョン。」
サノス「…」
なんだ?黙っちゃって。俺、なんかしたっけ。
ナムギュ「ヒョン?」
サノス「あ、あーいいね。」
ナムギュ「?」
サノス「そんじゃ、みんな食べ終わったみてーだし、俺が片付けとくから支度しとけ〜」
気のせいか…よし、ミンスのために頑張るかぁ。
ミンス「ありがとう」
セミ「これにしようかな。う〜ん。ミンス、どれが似合うかな?」
ミンス「ふふ….僕は、こっちのジーンズと、ナムギュの右手にあるカジュアルなティーシャツと、サノスの左手にある赤色のフーディースウェットを合わせてもいいんじゃないかな?」
セミ「私の好みわかってるわね〜!これにする!」
サノス「なぁ、ナムス。ミンスってすごくね?」
ナムギュ「うん笑。」
サノス「このあと…」
ナムギュ「あ、ミンス。」
ミンス「どうしたの、ナムギュ」
ナムギュ&ミンス「〜〜〜?ーーー。……」
…はぁ、何話してんだろ。ミンスとあんなに距離が近かったっけな?
なんか、嫌だな。
サノス「なーむぎゅ!何話してるの〜〜」
ナムギュ「ミンスを助けてるんだよ。忙しいから待っててください。」
なに…つめたい….
サノス「えー、俺を入れてもいいんじゃない?」
ナムギュ「ミンスに頼まれたのは俺なんで。」
え、それにしても、なんで俺だけ仲間外れなん??
ミンス「まぁまぁ、サノスも手伝ってくれると嬉しいな。」
ナムギュ「…この人、口軽いけど大丈夫か?」
サノス「ナムギュ、さっきから当たりきついね笑」
ナムギュ「はぁ。とりあえず、ミンスを手伝いましょう。」
ナムギュがピリついてる….マジでどうしちゃったんだ?
サノス「…わかったぁよ。」
ミンス「ありがとう!」
ミンス「…てことなの。」
サノス「それなら、このサノス様に任せとけって!笑」
本当に大丈夫なのだろうか。まぁ、ある程度のことは俺が準備したからいいけど、余計なことをしないでほしい…。ミンスとセミ姉、うまくいくといいな。
ミンスもセミ姉にも、時々だけど恋愛相談に乗ってもらったし、借りが数え切れないくらいあるよ。
ナムギュ「とりあえず、映画の予約は取ったから、二人で行ってきて。」
ミンス「うん!ありがと。」
セミ「おまたせ〜!早く着たくって、もーきちゃった!」
ミンス、セミ姉に似合う服がよくわかってんな〜。
ミンス「かわいい。」
セミ「う、うん。ありがとう。」
初々しい、かわいい。
ナムギュ&サノス「いいじゃん〜」
セミ「相変わらず似てるわね笑。..で?このあとどうする?」
ナムギュ「セミが気になってた映画あったよ。ギリギリで二席のチケットゲットしたんだけど、行ってきたら?」
サノス「ミンスと行ってきたらいいと思うぞ〜(?)」
サノス、ピンポイントすぎるって…。
ナムギュ「ちょっと黙ってください。」
セミ「ふーん。ミンスもこの映画、気になっていたんだ?」
やべ、この反応…気づかれたか?
ミンス「そ、そうだよ。ナムギュがせっかく取ってくれたんだし一緒に行こう!」
セミ「そうだね。んじゃ、ふたりともまた後でね!」
ナムギュ&サノス「おー笑」
そう言って、セミ姉とミンスは楽しそうに映画館へ向かっていった。よかった。
ふたりとも楽しんできてね…とは思うものの、心底羨ましくて仕方がない。
…ん?あ、やばい。今気づいたけど、サノスへの態度が悪すぎたか….。
あんまり、そんな態度取らないから絶対怒ってる。
ナムギュ「…。」
サノス「…。」
何この沈黙…気まずい。
そう思いながらも、俺は目的地なく歩き出した。
ナムギュ「…。」
サノス「….ナムギュ〜、寂しい。」
サノスは、俺の右手に手を絡めながらボソッと言った。
怒って…ないのか?
ナムギュ「!」
サノス「俺に冷たくしないでよ。」
かと思いきや、目が笑っていないほほ笑みで、そう言ってくる。
これ、怒ってるわ。まじでどうしよう。サノス、冷めやすいタイプだからな…。
元カノさん、目の前で捨てられたの見たからなぁ…。
ナムギュ「あー、それは…」
サノス「あと、ミンスとナムスが話していてめっちゃ嫉妬したんだけど笑?」
嫉妬…嬉しいけど、まじで怒ってるから、そんなこと思ってる暇がない。
せっかく手伝ってもらって叶えた恋なのに。
ナムギュ「う….ヒョン、ごめんなさい。」
サノス「その、ヒョン呼びもやめて。苛つく。」
しまった…。この兄貴呼びに慣れてしまっていたから、つい…。
この流れ…別れるんだな….。あーあ、あの2人に申し訳ないよ…笑。
ナムギュ「…ごめんなさい。」
今にも泣き出しそうな可愛いナムギュの顔。
俺と別れたくないこと、俺が好きなことがすごい伝わってくるわ笑。
きっと、おれが熱しやすくて冷めやすいタイプだから、別れを切り出すかと思ってんだろうな〜。もちろん、別れるつもりはない笑。俺からちゃんと好きになった子を手放すわけ無いじゃん?笑。あー、かわいい。
すげークるけど、流石に可哀想だから、仲直りすっか!
サノス「あーもう。どっか行くか?」
ナムギュ「え?なんで?」
ん…?なんで驚いているんだ?
恋人同士だから、デートは普通じゃないのか…?
サノス「は?何でってなんだよ笑。」
ナムギュ「本当にいってます?」
まじで何。え、まさか、俺と行きたくない…?ありえねーか笑。
けど、念の為。
サノス「そうだけど笑。…もしかして、デート嫌か?」
ナムギュ「あ、いや!デート、俺らも行きましょう!」
あれ、全然うれしそうじゃん笑。よかった。
まじで俺に冷めたのかと笑。
さーて、どこ行こっか♪
俺らはゲーセンに行った。数時間たった今でも、サノスからのデートの誘いが嬉しくて仕方がない。あ、このカメさんぬいぐるみのキーホルダー…かわいい。
ぬいぐるみの、首には他のぬいぐるみと繋げられる小さなペンダントがかけてある。
そういや、サノスとペアルックみたいなもん、してこなかったなぁ。
ひさびさに恋人っぽいことしたい!
ナムギュ「サノス〜、これ、ほしいです!」
サノス「ん〜どれどれ〜俺に任せろ!」
サノスがそう言いながら、屈んでいる俺の横に屈んだ。
正直、こういうのに乗り気じゃなさそうだと思ってたけど、案外楽しそうにしてくれてて、ほんわかする。
ナムギュ「とれますように、とれますように….。」
早くペアルックしたいな。あ、でも、サノスってこういうの好きだっけ?
サノス「ふは笑、そんなにほしいのかこれ笑」
ナムギュ「うん、頑張ってください!ふたつとって!」
まぁ、いっか。いらなかったら、セミ姉とミンスにあげるかぁ。….いやぁ
サノス「2つだなんて欲張りだな笑。ま、こんなんちょろいよ。」
別にいいじゃん!てか、とるのはんや。
俺がやったときは1000円使っても取れなかったんだけど笑。
サノス「ほら、どーぞ。」
あ、さわり心地いい….。
ナムギュ「よっしゃぁ!ありがとう、マジで嬉しい。」
サノス「かーわい。」
は、はっず。サノスもかわいいけど!?いや…かっこいい方だけど、あれかな。
俺が言いたいのは。”愛おしい”って意味のかわいいだろうな。
ナムギュ「ど、どうも。…サノス、これでペアルック…どう?」
目を合わせないで言ったけど、してくれるかな?
サノス「へ….まじ?」
ナムギュ「う、ん///」
サノス「うわぁ…まじかよ。やべー、ハグしていいか?」
そう言って、俺が質問にちゃんと答える前にサノスの方を向いてなかった俺をぐいっと引っ張って抱きしめた。
ナムギュ「あ、」
サノス「ナムギュの答えなんて求めてないよ。I love you.」
耳元にかすかに聞こえる声がくすぐったかった。
それに、胸中のあたりもくすぐったい。
ナムギュ「んへへ、くすぐったい笑。…俺も愛してますよ、サノス。」
愛の言葉で一番嬉しいもの。
サノス「…しばらく、ぎゅってしていいか?」
ナムギュ「俺が嫌でもするんでしょ?」
サノス「だいせーかい!」
ナムギュ「次、何します?俺、飲みに行きたいんですけど。」
今日は思いっきりいっぱい遊んだし疲れたから、最後は乾杯で今日を締めくくりたい〜。
サノス「もちろん着いてくよ。てか、答えさせる気なかったやん笑。」
ナムギュ「お返しー」
ナムギュ「あの…もう、いいすか?」
え、もうそんなに時間たったのか?もっと、ナムギュに触れていたい。
まぁ、流石に暑苦しかったんかな笑。
サノス「え〜…わかった。」
ナムギュ「サノス…」
サノス「ん?」
ナムギュ「ちゅ」
柔らかい唇に触れた。
サノス「んむ」
…マジあおんないで。あー、すき。
サノス「..ふ..なーに?///」
ナムギュ「…嫌でした?///」
サノス「なわけ無いじゃん笑。俺からもしていいか?」
あまりにも、ナムギュが可愛くて、俺のパーカージャケットをナムギュに被せて
パーカーの中で俺からキスをした。
ナムギュ「ぅ…ん///」
サノス「ちゅ」
ナムギュ「ん」
サノス「…チュ…ンッ……チュ…ンハァ…チュ…チュ…」
ナムギュ「ンハァッ…チュ….フッン…チュ…ぷはぁっ!」
さすがに、正気が保てないから、舌を入れずにナムギュの唇を愛でられるだけ愛した。
唇を重ねるごとに、正気というツボに少しずつヒビが入っていくように俺の気持ちが高ぶってくる。
ナムギュ「な、ながい!////」
俺から離した潤った唇を手で隠しながらそう言い、顔を赤らめて少しお目々に小さな涙を浮かべていた。このとき、ついにはツボが割れ、今すぐナムギュをもっと奥深くまで愛したいと感じた。
サノス「なぁ…」
ナムギュ「なに///」
サノス「…やっぱ、家で飲もうぜ。セミたち、あの雰囲気ならふたりで別荘の方行ってるんじゃないか?」
ナムギュ「…いいよ///」
サノス「コンビニで色々買って帰るか。」
ナムギュ「はい。」
バウムクーヘンはどうかと思ったけど、このお酒によく合うな〜。
おいしー。
サノスと俺は、2人きりしかいないリビングでゆっくりしていた。
サノス「今日は楽しかったな。」
本当に今日はいい疲れが出るほどに楽しかったなぁ〜。
疲れたけど、こころがふわふわぁ
ナムギュ「うん、そうだね〜。」
サノス「いい感じに酔ってるね。」
ナムギュ「うん〜」
ナムギュ「あのね…。」
サノス「うーん?」
ナムギュ「今日はごめんね、あとありがとう。」
サノス「ごめん…て謝ることないぜ?笑」
ナムギュ「俺も、セミとミンスみたいに久しぶりにデートできたらなんてずっと思ってたんだよね。だから、ちょっと…」
サノス「拗ねちゃった…?」
ナムギュ「うん」
サノス「はぁー、俺こそsorryだよそれは。」
サノス「2人だけの空間が本当嬉しくてさ。外でのデート、考えてもいなかった。」
ナムギュ「…///」
サノス「俺こそ、ごめんな?ナムギュのこと、これからも愛したい。」
むずがゆい!
サノス「ちゅ」
ナムギュ「ん….」
サノス「だからね、俺との壁をつくらないでほしいんだ。今すぐには….難しーかもしれないけど、待っているから。」
ナムギュ「んふ笑///….大げさ。」
サノス「俺、すんごい嬉しかったよ。ペアルック。ナムギュのしたいこと、俺にもつきあわせてね。ナムギュと一緒なら、絶対退屈なんかしない笑!」
ナムギュ「…そう言ってくれて嬉しい。」
ナムギュ「んへへ…///」
サノス「あーもう。かぁいいね。….よいっっっしょっと、」
サノスは、ソファにだらーんと座っている俺をお姫様抱っこした。
ナムギュ「へぁ?!…ちょ、ひょん??」
サノス「はむ」
ナムギュ「あむ!?」
サノス「うるさいよ、ナムギュ。ちゃんと、サノスって呼んでくれよ。」
ナムギュ「ぇあ、それはごめん…。」
サノス「ゆるさなーい♡」
ナムギュ「なんで?!」
もうちょっと休みたいぃぃ
サノス「こら、騒がないで。これから、俺の名前いっぱい…んふ、100回ぐらい言ってくれたら許してあげる〜。」
ナムギュ「ひゃ、ひゃく?」
サノス「んふふ〜」
ナムギュ「ぅっわ!」
ぶわっとベッドに俺をおろして、サノスが上から少し覆い被さるような姿勢で、俺の顔をのぞいてくる。
サノス「よいしょ。覚悟しとけ?」
男って感じの色気のある顔と声で、俺をじっと見ながらそういった。
しかたないなぁ
ナムギュ「ま、まじかぁ…///」
疲れてぶすーっとした顔で寝てるナムギュ、まじかわいい。
サノス「にゃむにゃむ〜」
ナムギュ「ん’’ん’’….ナムギュです…。」
眠りがあせーな〜。しかも、声が若干枯れてる笑。
俺は、眉間の可愛らしいシワを優しく撫でた。
サノス「昨日すんげぇ、かわいかったよ。」
ナムギュ「昨日って….さっき….朝までやったやん。」
サノス「いやぁ〜笑。ナムギュがreally cutieだったもん。」
ナムギュ「そのおかげで、身体が痛いんです!」
サノス「大丈夫!俺がそばにいるよ。ほーら、いっぱい甘えて〜♡」
抱きしめてあげるからこっち来てというポーズをする。
まぁ、さすがに来るわけ無いかな?笑。
ナムギュ(ぎゅっ)
サノス「へ?…まじ?」
寝ぼけてんのか??
ナムギュ「なんですか///」
違う、マジのやつだ。やべー、うれしい!
サノス「…ううん。今日はゆっくりしよーね。」
ナムギュ「うん…。……スヤァ」
寝るのはやぁ。
サノス「ちゅ、I love you.」
ナムギュ「..ムニャ…みーとぅ…ンゥ…..」
ナムギュは、ぎゅーしたまま、俺の胸板に顔を軽く擦り付けながらぼそっと言ってくれた。
サノス「んふ、くすぐってぇ///」
end.
一言あとがき:えちいシーン(r18)は、後日記載!★