うねった波が僕達の船を攫う様に機体に当たる。
海 でもこいつらは逃してきれないな、、、
我らの船を囲う様に敵軍が来た。
正に 四面楚歌 逃げ場なんて存在しない。
とうとう、我らに攻撃を仕掛けてきた。
海・他の日本兵 うあぁぁ‼︎‼︎
荒れた海に敵の攻撃が重なって立てるのがやっとだ。
海 くっ!堕とされるのも時間の問題か、、、
柊 たっ!大変です!少佐!敵船がどんどん我らの船に近づいてきて、、、
ドコォォォン!
船内に鈍い音が響き渡る。
敵船が我らの船の先端に衝突してしまった。
きっと奴らはこの船に乗り組もうとしているんだ、、、。
海 柊!皆を連れて救命ボートで逃げろ!
柊 ⁉︎、、、海は、どうするんだ?
海 まだ俺にはここですべきことがある。
ドカァァァン!
ドカァァァン!
海 いけ!
荒波の船の外に足を運んだ。
米海軍 ?、、、何で一人で来たんだ?お前そんなに死にたいのか?
ヒュッガシ‼︎
米海軍 ガハ!
海 、、、お前がこの船の司揮官だな。
米海軍 だったら何だ?
海 ここでお前らの命(スベテ)終わらせてやる。
米海軍 、、、なんか既視感のある眼だと思ったんだ。俺達と同じ憎しみに囚われた眼だ!
海 黙れ!
米海軍 ア!ガッ!
海 空が死んだ時気付いたんだ。全てだったんだ。それなのにお前らは嘲笑って貶して虐げて。、、、許せない。もうお前らに奪われない為に、この命紅く染めても構わない。
若武者は耐えらなかった憎しみを敵に憎悪とゆう刃を向ける。
米海軍 上等だ!
パン!ガッ!キンキン!
ガガガ‼︎‼︎ザシュザ!
血だらけになった白い軍隊服。もうそれが返り血なのか自分の血なのかわからなかった。
パン! 一つの銃声が僕に飛んでくる。
海 うあ‘’ぁ‘‘ぁぁぁぁ!!み、みぃぎ、腕ガ、、、
ガシ!敵軍に胸元を掴まれ、硬い拳が飛んできた。
海 う!あ‘’ぁ!ゲフ!ぅ
何度もモロに食らって体が動かない。
海 ぅ、アガ 、、、、、、
米海軍 、、、あーぁとうとう声も出なくなったな。もういい死ね。
海 「ごめん夕。お前との約束、、、まもれなかった」
パン!