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一気見しました…もう顔がグチャグチャです(泣きすぎ)
なんか自分でも理由がよくわかんなかったけどすごすぎて泣いた(ガチめに)
♡400ありがとうございます
⚠
○BL、R−18
○💙🎸受け ❤️🎤攻め、モブ若要素あり
○誤字脱字、話が長い、
○急展開
○暴力、暗い話
○死ネタ
omr side
あの出来事から、数ヶ月後のことだった。
いつも通りの平日の日の帰り道、。
トイレに行きたくなった俺は近くの公園に寄った。
「俺、トイレ行ってくるからそこで待っててー」
「おっけー」
「戻ったよーってあれ」
ベンチに座って待っててくれているはずの若井がいなかった。
まさかっ、置いていかれたのか…。
それか、ドッキリか?
「あれー?若井どこー?」
一応いたら大変なので、公園内をぐるぐる周る。…いないっと
あとで問い詰めよ
「…ときっ元貴助けてっ」
結構小さかったけど、今若井の声が聞こえた。
しかも『助けて』って
「若井!どこいるの?!」
「わかっ…は?」
路地裏を見てみたら若井と知らない男がいた。
しかも、若井は男に襲われていた。
「あーあ、せっかくいいとこだったのに。邪魔すんなよな。」
男は俺を睨みつけた。
若井は震えていた。
「も、もときっ」
若井が泣いているのを見て、怒りが俺を支配した。
「お前、何してんの?」
男の顔を思いっきり殴った。
「ふごっ」
クソ野郎。このまま消してしまおうか。
男に近づいてもう1回殴ろうとしたその時だった。
ビリリッ
「っ!」
男の手にはスタンガンが握られていた。
「ふっ雑魚が!」
バン
痛みが走り、少し怯んだ瞬間、男に殴られた。
バンバンドカ
痛いなぁ、どうしようか。
「やめろ!!!」
ガン
男が急に倒れた。何がおきたんだろう。
「へ?」
若井が血のついた大きめの石を持っていた。
若井がやったのか。
男の胸に手を当ててみる。…男はもう死んでいるようだ。
「あっはッ僕が殺したんだ。僕が、僕がっ僕が」
「若井…」
若井は笑いながらも泣きそうな顔だった。若井のそういう顔は滅多に見ないからゾクゾクする。
あぁ、やっぱおかしいわ俺。
「ね、え、元貴。僕っ、どうすればいいのかなぁ。」
震える声で話しかけられる。
若井が俺を頼ってくれた。
「大丈夫だよ、若井。俺から離れないで、誰にも言わないで」
「これは俺と若井だけのひみつね」
「う、ん」
「若井、行こっか」
若井と路地裏から出ようとすると、若井が急に立ち止まる。
「…?」
「ねっ、あのさ、この人のせいで僕、傷ついた。…だから」
「元貴、しょーどくして?♡」
笑っていた。恐ろしいほどに。
若井もおかしくなってしまったのか。
「いーよ♡」
パンパンッ
「ぉ”ッお”♡///あ”ッ♡気持ちぃ…////」
死体のそばで俺たちはヤった。
若井は終始泣いたり、笑ったりしていた。
俺はもっと興奮した。
若井も、俺も狂ってるなぁ。
数日後
「若井、おはよ」
「元貴!おはよ〜」
若井はあの日のことの話はしない。
いつもの明るい若井だった。
強いストレスで記憶がないのか。
そしてだんだん、若井は俺から離れていった。
そこからはあまりよく覚えていない。
俺は人を殺した。
そして若井とヤった。死体のそばで。
ただ、若井が俺から離れていった。
これが俺のひみつ
話を終えると、少し心が軽くなった気がした。
滉斗は涙目だった。
「僕、なんでそんな大事なこと、覚えてなかったんだろっ、」
泣いてる姿を見て、胸が締め付けられるようだった。
滉斗、ごめん、ごめん
ひみつを話していくうちに、感じたことがある。
俺、なにがしたいんだろ。
滉斗を危険にさらす人は全員消してきた。
なのに、大事なときに滉斗を守れなかった。
滉斗の手を汚させてしまった。
さらに、俺の欲で滉斗を閉じ込めるようになった。
最低だ
もう、後戻りはできない
「ごめん、滉斗。」
滉斗の手首に着けていた手錠を外す。
周囲に灯油を撒く。
「元貴?なにしてんのっ?」
「滉斗、ずっと閉じ込めて、傷つけてごめん。」
そして、隠し持っていたライターを手に持つ。
終わりにしよう
俺は、ライターに火をつけ、床に落とした。
「へ、ッ?」
滉斗の目は大きく、見開いていた。
ボワァ
一気に、火が広がる。
「滉斗を傷つける存在になった俺はもう必要ない。」
「頼むから、俺のことはほっといて、ここから逃げてくれ 」
もっともっと、燃え広がる火。
死ぬの、怖いな。
突然、滉斗に抱きしめられた。
「はっ?」
「大好きな人を、置いていけるわけない」
「もう、元貴から離れない。その先が地獄でも。」
「滉斗…」
滉斗の顔は涙と汗でぐしゃぐしゃだった。
「ずっと僕のことを守ってくれてありがとう。ずっと辛かったよね、。ごめん。ごめん。」
滉斗…
あぁ、熱いなぁ。
純粋に、滉斗を振り向かせたくて、必死にがんばったあの頃が、1番。幸せだったなぁ
どこから間違えたんだろうか。
俺は、滉斗に口付けをする。
「元貴ッ、」
「滉、 斗」
『大好き』
俺と滉斗は火の海の中、抱きしめあった。
終わりです。変な感じですみません。
新しいシリーズ投稿させてもらう予定ですっ!