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有無能大戦
約140年前、能力を持たない無能力者と能力を持つ有能力者が大きな戦争【有無能大戦】があった。戦争のきっかけは無能力者を差別していた有能力者達に問題があった。全ての国や政治を握ってたのは有能力者であり、無能力者はその1番下「奴隷」として扱われていた。この世は実力主義だと無能力者達は思っていた。だがそんな残酷な世界だったが、1人技術者が立ち上がった。彼も能力を持たない無能力者だが、頭がとても良い技術者であり過去に大きな記録を残している。そんな彼は有能力者達に対抗する為、彼はあるものを発明した。「オーバード兵器」、それは有能力者達を殲滅する為だけに造られた殲滅兵器。戦争に導入してから1年も経たずに形勢逆転し有能力者に無能力者は勝った…
「んー調べたものの…あまり詳しくは載っていないわね」
私は重宮紗夜、王国軍観測都市副隊長をやっている者よ。ん?今何やってるかだって?今私は図書館で本を読み漁ってるの、約140年前に起きた大きな戦争についてね。
「やっぱり隠蔽とかしているよね、はぁ…もっと詳しく載った古文書が落ちてこないかなー」
机に散らばった本を手に取り私は元の場所に置きに行った。くぅ…重い。本20冊を両手に持った私はあまり前が見えなくて、よろよろ歩いた時だった
「えわっ!?」
私は本棚にぶつかって転んだ、両手に持っていた本20冊を床に落としてしまった。やべぇ…図書の管理人に怒られる…
上の方からすごく怪しい音が聞こえた…、私は恐る恐る上を見た勘は当たったようだ
上から大量の本が落ちて来た!!
「うぎゃー!!!」
それから私は管理人にこっぴどく怒られました。
〜観測都市中央砦、重宮紗夜の部屋〜
「つ、疲れた…あの後本の整理の手伝いやらされて足腰が痛いよぉー」
私は自室のベッドで寝転がりながら少し愚痴ってた。くぅ…最近腰が痛い、まだそんな歳じゃないのに(※18歳)
「あっ、そうだ明日遠征なんだった!準備しないとっ!」
私はベッドから飛び起きて色々準備をするその時だった、自身のカバンの中に見知らぬ本が入っていた。
「あれ?こんな本私持ってたっけ?いや持っるはずがない、こんな少しボロボロの古文書」
見覚えのない本を見つけた私はある事を思い出した、「これ図書館の本じゃね?」と思った。
「やばい…無断で持ってきちゃった、今度こそやられる」
冷や汗が止まらない…あの図書の管理人めっちゃ怖いから…ひぃ…
「うぅ…無断で取る私が悪いし、明日謝ってから遠征に行こ…」
明日になって欲しくない…まだ◯にたくないー
「はぁ…そういえばこのボロボロの古文書の中身なんだろ?」
オレンジジュースを飲みながら私は無断で持ってきた本の内容が気になって古文書に手を伸ばし古文書のページをめくった。次の瞬間…
私はオレンジジュースを少し吐き出した、何故ならその古文書に書いてある内容が今私が求めている情報「オーバード兵器」について書いてあったからだ。
「ゲホッ、ゲホッ!!これって…オーバード兵器の古文書だったの!?」
私は咳き込みながら目を輝かせて1人で興奮していた。その後私は夜遅くまで古文書を読んだ、後から分かった事だけど、これ私が見る限り設計図だと分かったの。戦争の事はあまり書いてなかったけどオーバード兵器の事だけ書いてあったのはでかいわ!
夜遅くまで古文書を読んでたせいか次の日の遠征は寝坊して朝野田に怒られた。