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結局、庇ってくれた。なんで見知らぬ俺を助けてくれたのか。昨日のあの日から考えているがやっぱり分からない。プリシラに聞いた方がいいのか。そんなくだらない事を考えていたらプリシラのまだ元気の無い声が聞こえてきた。「ご馳走様でした..美味しかったです。」緊張した声で朝食の感想を言った。「口に合って良かった。背中を怪我してるから安静にね」ただただ優しそうな声をかける。「アムレートも怪我しているじゃない…」俺は怪我なんかしてないのだが。「どこに?」冗談のつもりで聞いた。するとプリシラの細くて白い腕が俺の頬に伸びた。「ここ..」彼女は俺に怪我をしている事を告げ自分の能力を使い、治した。「え?」咄嗟に声が漏れた。小さな切り傷なのになぜ?