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土曜日の朝
俺は休日が嬉しくて、すぐに外へと出かけた
なぜなら、公園で1組の奴らと遊ぶ約束をしているからだ!!
結構寒いらしいが、動けばあったかいっていうし、大丈夫だろという気持ちで俺は今日も半袖半ズボンで外に出ている
公園に着くと、8人がもうすでにそこにいた
三田村「かんちゃん遅いよー!」
谷ツ田「いつ出たんだよオメーはよ〜」
原野「ついさっき」
加波「絶対嘘じゃん!」
来て早々みんなとワイワイ話す
この時間が今のところ一番楽しいと思う
谷ツ田「早速何すっか?やっぱドッジボールか!?」
速水「競争はどう…?」
加波「鉄棒は?」
野崎「罰ゲームあみだくじは?」
藤久保「あみだくじだけは却下」
順番を決め、あみだくじ以外の遊びで遊びまくり、俺たち10人は昼まで遊び尽くしたのである
篠崎「はぁ…はぁ…運動不足だから、明日筋肉痛になっているかも…」
藤久保「俺もだよ、篠崎さん」
藤久保「俺意外と体力はねぇからな」
谷ツ田「確かに、お前持久走の途中で歩いていたからな!!あれはマジでダサかったわー」
藤久保「ちょ、お前俺がいいと言うまで喋るな」
谷ツ田「んな無茶な!?」
ドッジボールやかけっこ、鉄棒などでたくさん動いたから、みんな汗だくになっている
こんな真冬なのにみんなは暑くなっている
原野「結構疲れたのに、俺水筒持ってきてねぇわ…持ってくればよかった」
速水「じゃああそこの自動販売機で買ったらどう…?一応金はあるのよね?」
原野「まぁ、金はあるからあそこの自販機でお茶買ってくる!」
野崎「おー、いってらっしゃーい!」
俺が財布を持って自販機に向かって走って行ったその瞬間…
三田村「えぇっ!?かんちゃあん!?」
速水「原野ッ!?」
俺は突然、ブラックホールみたいな何かに吸い込まれてしまった
よっしー目線
かんちゃんが走って行った瞬間、それと同時にかんちゃんも消えた…
いやどういうこと!?状況が掴めなくて混乱している俺たち
野崎「確か…なんかブラックホールみたいなグルグルしたものが出てきて…」
いつも冷静な野崎さんも非日常な現象に驚いている
速水「というか原野財布落としてんじゃん…」
速水さんが心配しつつも少々呆れ気味で向かう
三田村「待ってよ速水さんッ」
俺達も速水さんを追う
すると
三田村「え、ちょっと待っ…」
再びブラックホールみたいなグルグルしたものが現れ、すごい勢いで俺たちを吸い込んだ
三田村「いてて…ここは?」
藤久保「見慣れない景色だ…あのブラックホールもどきによって俺達は別世界に飛ばされてしまったようだな…」
三田村「状況掴むの早いね」
目が覚めた頃には全然知らない場所にいた
三田村「というか、かんちゃんはどこ!?」
残りの8人でかんちゃんを探していた
原野「あれ!?みんなもここ来たの!?」
探していると、少し遠く離れた場所にかんちゃんが座っていた
速水「あんたそこにいたんだね、大丈夫?」
原野「ハイ大丈夫です!!!!」
速水「…元気そうだね」
百瀬「というかここ、よく見るとゲームとかによくあるRPGの世界じゃない…?」
原野said
百瀬さんにそう言われて、俺達は景色を見渡す
…確かにそうかもしれない
戦士や魔法使いらしき人物が出歩いていたり
空には黒くて大きなドラゴンが飛んでいたり
他のモンスター達もいた
そしてこの世界の異様な雰囲気
原野「間違いない、ここはRPGの世界だ!!」
俺は確信した
谷ツ田「え、マジで!?ってドラゴンいるじゃんか!!すげぇ!!本物だ!!」
篠崎「魔法使いさんもいるね!本物かな?」
???「だよな!!俺戦士やりたいけど、剣がないから代わりに定規使ってやろうかな(笑)」
原野「おまっ、さすがに定規は…って」
ん?ちょっと待て
俺今誰と話してるんだ…?
???「よっ、お前ら」
原野「かっ、笠間!?」
三田村「なんで笠間もここにいるの!?」
忘れてた!!こいつは笠間健世!!
最強の定規を持っているジョギバト強者だ!!
掴みどころのない変な性格をしているぞ!!
笠間「んなもん俺が聞きてぇよ」
笠間「なんで逆にお前らはここにいるんだ?」
原野「それは…ほら!あれあれ!!」
ブラックホールもどきに飛ばされたことを笠間に話した
笠間「ブラックホールって…俺もそれでなんか飛ばされたんだよ!!」
原野「何ーッ!?!?」