コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
縺九>縺side
長尾の話を聞いてわかったことがある
僕は、長尾たちが居る常世では、消えてしまうらしい。
後ろにはさっきの大型の狼のような魔
今は考え事をしたくて、あまり言わない言葉が出た。
「消えて」
そうすると狼魔は、困惑したように消えていった。
あれ?消えた?僕が消した?
後ろには、さっきの顔が見えない彼が居た。
いや、本当は居なかった。僕が呼んだ。来て欲しかった
何で呼んだ?
僕が呼んだのは僕の大切な同期達なのに…
ハッとした時に彼が言った、
「早く帰っておいで〜〜。」
サァ…
あれ?消えた
帰るってことは、ここは僕の…
「もうすぐ消えちまうんだろ…」
「早く帰っておいで…」
あるはずのない沢山の長尾の死体
僕の夢の中…なのかな?
夢の中だったら、僕が考えてない場所は何もないはず!
それなら、早くみんなの側に…
ダッ!
ザッザッザッ
ここはどこなんだろう。
硬い土から、砂浜のような場所になってるし、潮の匂いもするし…
海といえば、死者渡るみたいな意味合いがあるけど、あっちに僕が望むものがあるなら早く行かないと!
入ってみると、体が震えるほど冷たい塩水に、浮かんでいるのは…手?
ズズズ…
なんでこっちに?いや、生気に寄って来てるのかな…
早く逃げなきゃ!
あ…ちょっとやばいかもしれな…