「 海 、 ごめんな 、 大好き 、 いや 、愛してたよ 、今までありがとう 。 」
海side
海 )~~ 笑
稜 )~?笑
今日は休日 、 レッスンも何も無いから 稜雅と買い物に行っていた 。
その時だった 。
稜)いっ 、 た 、
海)稜雅 、、?
横から車が来た 。
稜雅を守れなくて悔しい気持ちと、稜雅がこの世から消えてしまうのではないかという悲しい気持ちでいっぱいだった。
俺は何も出来なかった、守ることすら出来なかった。
海)稜雅 、 稜雅 、!!
俺は泣き崩れた。
愛しの人が目の前で車に轢かれ、意識を失っているなんて信じられない。
その後稜雅は病院に運ばれた。
数日後、医者には稜雅の命が持つか分からないと告げられた。
失ってから気づいた、稜雅の事がどれだけ好きだったのか、好きな人が居なくなるとどれだけ辛いのか。
病室には機械の音だけが響いていた。
ベッドの上の稜雅は、まるで眠ってるみたいに静かで、でもその顔はどこか儚くて怖かった。
海)ねぇ、稜雅。俺さ 、あの日稜雅の手ちゃんと引いとけば良かったって、何回も何回も思ってる。
そう言いながら稜雅の手を握る。稜雅の手は冷たいようで、すこし温もりが残っているような気がした。
海)この前、稜雅がくれたキーホルダー、俺まだカバンに付けてるんだよ。「んは、 これでいつでも一緒だな 笑」って言ったの、覚えてる?
…あぁ、ずっと一緒に居たかった。
一瞬、機械の音が少しだけ乱れた気がして、海は息を飲んだ。けど、すぐまた規則的な音に戻る。
その日の夜、俺は泣き疲れて稜雅の手を握りながら寝てしまった。
そして毎日病院に通っていたが、レッスンなどで1日だけ行けない日があった。その時の俺はその日に稜雅が息を引き取ってしまうなんて思いもしていなかった。
_レッスン中_
病院から電話が来た。
拓)海~、○○病院から電話。
海)えっ、?ごめん、ありがと、 笑
拓)おう 。
海)はい、もしもし、
医)船津さん、今息を引き取られました、。
海)え、そんなの嘘だ、病院、向かいます、。
医)はい 。
海)ぁ、みんな 、
太)海、そんな泣いてど~したん、?
海)りょ、稜雅、が、
太)ん、海落ち着き~、それなら一旦レッスン中止して早く病院向かおか、!
海)たかし、ありがと 、
ア)俺運転します。なるべく早く行きましょ。
海)ん、、
そして病室には一通の手紙とメモが置いてあった。メモには 「 海 、 ごめんな、だいすき、いや、愛してたよ。 先に居なくなっちゃってごめんね、俺の分まで生きろよな!(^o^)」と、書いてあった。メモは水滴が沢山落ちていた。
海)稜雅、りょうが、やだ、俺お前のいない世界なんて、やだ、戻ってこいよ、、
そして数年後、俺は稜雅との思い出の場所に行った。
海)稜雅。俺稜雅の分までちゃんと生きるから。ちゃんと稜雅の所行くからな。
うん。待ってるよ、海。と稜雅の声が聞こえた気がした、俺は泣き崩れた。あの時、もっといっぱい好きって言っとけばよかったな。
コメント
6件
やばい涙腺崩壊した😭😭
主さん、天才すぎるわ、
ねええ、、泣 泣けるすごいこの物語🥺