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私、福木愛薇!
サマコンから少し期間が空いた今日、
遂に全日本吹奏楽コンクールの県大会の日!
私たち1年生はこの日までに楽譜のほとんどを頭に叩き込んできた
今は楽器運搬の時間だけど、なかなか仕事が回ってこないな、、、
優佳先輩「福木ちゃん!起きてる⁉︎」
私「ふぇ?」
優佳先輩「あーよかったー!立ったまま寝てるのかと思った」
私「え?寝てないですよっ!?」
優佳先輩「じゃあ一緒にティンパニはこぼっか」
私「はい!」
〜楽器運搬終了〜
〜バスに乗って移動開始〜
優佳先輩「福木ちゃんバスの中で寝ないでよ?」
柚木先輩「そうだよー愛ちゃんこの前のサマコンもバスの中で寝そうになってたじゃん」
私「寝ません寝ません!楽しみなのでっ!」
優佳先輩「そっかーだって今日は『返事』もらえる日だもんねー?」
柚木先輩「あーそうだったね!どうなんだろ」
私「んぁ!それもなんですけど、演奏が楽しすぎるので!」
花恋「ほんとにー?」
私「ほんとだよっ!」
優佳先輩「まぁあいつツンデレだし、純粋だからワンチャンおっけー貰えるんじゃない?」
私「んー、貰いたいですっ」
柚木先輩「頑張ってね!」
瑠佳先輩「愛薇ちゃんー!おはよー!今日『あの日』じゃん!頑張って!応援してるー!」
私「わっ⁉︎るかっち!朝からテンション高いねw」
瑠佳先輩「そりゃーね?楽しみだから!」
私「がんばろーね!」
〜会場到着〜
〜お昼ご飯を食べる〜
柚木先輩「、、、、」
優佳先輩「ゆずちゃんどしたの?」
柚木先輩「ゆかせんぱい、、やばいっす、、、緊張しすぎてご飯食べれない、、」
私と花恋「えっ!?」
そういえば柚木先輩そうだった、、、!
緊張するとご飯食べれないんだった、、
優佳先輩「大丈夫?」
柚木先輩「はい、、」
〜本番前最後のチューニング〜
優佳先輩「福木ちゃん、、、」
私「はいっ」
優佳先輩「演奏中は白井のこと考えちゃダメだよ、、」
私「えっ⁉︎もちろん分かってますよ!」
柚木先輩「愛ちゃんのことだから常に考えてそうだもんねーw」
私「んぇ!私そんな風に見えてたんですか⁉︎」
花恋「んーまぁw」
優佳先輩「じゃあみんなで頑張ろう!」
〜本番が終了〜
優佳先輩「お疲れ様ーいい感じに吹けた?」
私と花恋「はいっ!多分、、、」
優佳先輩「1年2人は『多分』って言ったなw」
柚木先輩「まぁ、1年にしてはよく頑張ったね!」
優佳先輩「じゃあ楽器片付けしようか」
私たち「はいっ!」
〜後編に続く〜