テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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月光に輝く白雪姫

第1話 - 【🤪×🐇】月光に輝く白雪姫

1,300

2024年03月21日

#iris

#BL

#青白

#エモりんこんてすと

ケミカルライト𓇬𓂂

コンテスト作品ー！！！

今回は！あのかの有名な『林檎様』のコンテストに参加させて頂きました！コンテスト作品連続ですね！w

サムネのコンテストもあったのですがあまり作品の全体図が浮かばなかったので不参加でお願いします。

その代わりと言ってはなんですがこの作品のサムネはすこ〜〜〜〜しだけ凝らせていただきました！

それではいつもの！

月光に輝く白雪姫

nmnm作品注意⚠

青×白 R＿18(背景描写のみ)

イタズラ通報、荒らし、パクリ、スクショ、拡散、等はご遠慮下さい

それではSTART

━━━━━━━━━━━━━━━

＿青side ＿

俺達はまだ学生だった高校3年生の冬頃だ。

大学受験を控えていたのにも関わらず、歳を重ねるにつれて受験のストレスも加味して性欲が強くなっていた。

それは俺だけでなく俺の幼馴染の｢初兎｣も同じだったらしい。

まぁ俗に言う『利害の一致』というものだ。

先に手を出したのは俺、受験勉強でイカれた頭のまま目の前の幼馴染を俺はベットに押し倒した。

白)ま…まろちゃん、？

青)ｯ…ごめん、ｯ

当然だが困惑した様子で俺を探る様に見詰めるアメジスト色の眼に魅せられて理性が効かなくなる。

それからの行動は早かった

『幼馴染』に角度を変えて何度も唇を重ねる。最初は拒否されていたのもどんどん欲に惑わされて力が抜けた辺りで舌を差し込む

すると初兎も欲が溜まっていたのか自分から俺の舌に絡み付いてきた。

俺も負けじと初兎の舌に自分の舌を絡めて歯茎をなぞって上顎も撫でたりする度に、初兎の肩が揺れ腰が時にビクビクｯと反応するのがとてつもなく可愛かった。

ゆっくりとナラした後にクローゼットの小棚から長方体の箱を取り出す。

まさか自慰行為用に買っていたコンドームが正式な形で使われるとは考えてもみなかったが、その時の俺はそんなの頭の片隅にもなかった。

ただ目の前の真っ白で愛くるしいほどの『白雪姫』を食べてしまいたかった。

月は冬の澄んだ空越しに俺の部屋を月光で散乱させ、親の居ない俺と初兎の2人だけの空間を綺麗に照らし出す。

ギシギシと音を立てて鳴るシングルベットは男2人分が乗るには重かったのかもしれない。

でもそんなのお構い無しに頓狂で、でも林檎の様に甘ったるい程の声を部屋に響かせて体を痙攣させる姿に俺は興奮して

真っ白な肉付きの悪い腹を撫でながら腰に手をかけ欲のまま腰を振った。

その間も恋人同士がする様な甘い口付けを何度も交わした、その度に真っ白な肌を紅潮させ長いまつ毛で眼を薄く隠す。

その様子に興奮して更に腰を奥に突き刺した。

それから俺が１回達して行為は終わった。

初めだから初兎も流石に体力が限界と思い俺が｢寝ていいよと｣気を使うと初兎は｢大丈夫それより、ちょっと1ついいか？｣と神妙な口調で口を開いた

流石に怒られると思い初兎の目の前で正座をする。

だが実際に発せられた言葉は俺の想像の斜め上を走った。

白)なぁ、まろちゃん

青)……はい。

白)1つ提案なんやけど…俺達セフレにならん？

青)………は？

白)いや、俺も大学受験で色々溜まってたんよちょっとしたリフレッシュ…みたいな？

青)…はぁ、

白)まぁ、なんの前置きもなしに俺の処女奪ったまろちゃんに決定権は無いけどな

青)返すお言葉もございません((

白)ま、短い期間やろうけど…よろしくな

決して俺を責めるわけでなく逆に肯定的な姿勢に少し困惑してしまっていたが、俺からしたら棚からぼたもちだ。

なんせ俺は昔から初兎に恋愛感情を抱いていて、形は違えど行為中だけでも俺の事を見て貰えると思ったからだ。

当然断る理由も権利も無いので首を縦に振った。

それから毎週土曜日に初兎を俺の家に招いて甘い声を響かせていましたとさ。

めでたしめでたし…なーんて、そんな都合のいい話がある訳もなく

何時からだろうか…初兎の目には俺ではないなにかが初兎の目の中に映し出されていた。

恋した女子のように目線は俺を向いていても目の奥は決して俺を捉えてはくれない。

行為中でさへ1度たりだって俺を真剣に見てはくれない。

目の奥に潜む影に俺は妬むことしか出来なくて、その日は理性がトんで初兎を気絶するまでヤってしまった。

目の前に眠る真っ白な肌をした幼馴染。

林檎のように赤い唇は月光でより映えて俺の目に映し出された。

その唇にそっと唇を重ねる。

決して深くない触れるだけのキス

開く訳もない瞼で隠された瞳を俺は黙って見詰める。

あぁ、俺が｢白雪姫｣の王子だったらその瞼を開いてくれただろうか？

この世の理を知る鏡があるのならぜひ教えて欲しかった。

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

さてあれから数年が経って俺達は大人になった。

そして初兎とセフレの関係はとうの昔に終わっていた。

終わりは初兎から言われた、当然俺から襲った故に俺がそれを断れる権利を所持している訳もなく、呆気なくセフレという関係は崩壊してしまった。

でも、それだけで俺が初兎を思う気持ちが止む訳もなくただひっそりと俺は初兎を思ってしまった。

ほんと、醜いよな…w

それから高校の友人から1件の通知が飛んで来た。

それは『近々同窓会を開催するから参加しないか』というモノでその日は特に予定もなく、断る理由も無いと思ったため二つ返事で承諾した。

太陽が沈み始めた6時辺りに、居酒屋に招集が掛けられた。

指定された場所に足を出来るだけ速く動かしたが指定時間ピッタリには着かけなかった。

モブ)遅刻だぞ！w

青)すまんすまん…wちょっと明日プレゼンする資料の確認しとったら遅れたわ

モブ)社蓄がw

青)頑張り屋と称して欲しいなぁ？w

モブ)Wwww

明るく心地よい雰囲気は数年後の今も健在していて心がフワッと軽くなかった。

そう…1人を見つけるまでは

白)あ、まろちゃん…

後ろから突然低音ながらもどこか甘い声で呼ばれ脳より先に体が反応してその声主を探す為に後ろを振り向いた。

白)久しぶり…やね

タレ目気味の目をふわっと細めて笑うのは前と変わってへんのな

『白雪姫』の様に真っ白な肌はアルコールで赤く彩られていた。

1度落ち着いていた俺の恋心は、初兎の瞳を見たら煮えたぎる様に、又は恋の毒林檎を食べた様に再発してしまった。

でももう俺の恋心は叶わないという確率があまりにも高い事を初兎の”容姿を見て悟ってしまった”。

モブ)同窓会なんだからほら！飲め！

青)しゃあねぇな！今日はハメ外してやるよ！！

モブ)そう来ねぇとな！ほらいっきいっき！

ジョッキを俺の目の前にゴトンと置かれコールに答えるように俺はジョッキに手を掛けアルコールを喉に通した。

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

モブ)うへ〜飲んだ飲んだ…

青)ほんま久々にここまで飲んだわw

店員さんにお冷を注文して頭を1度冷やす。

青)しょにだ〜？大丈夫か？ほらお水飲め

白)んー…まろちゃ？

青)そーしょにだの幼馴染のまろちゃんだよいい子だからお水飲もーねー？

白)んへ、♡まろちゃんや〜…/

なんて理性が崩壊された初兎は突拍子もなく俺のうなじに手を掛け初兎の顔面に向けて垂直に引き寄せる。

チュ♡

すると甘いリップ音が居酒屋に響いてこの瞬間だけ時が止まった感覚に襲われる。

決して深くない軽い唇を合わせるキス

でも俺を翻弄させるには十分過ぎた。

青)っ〜ｯ！？//

白)んへ、/まろちゃん顔真っ赤や

周りの視線を気にして周りを確認するとアルコールで潰れた人、周りと楽しそうに話している人のどちらかしか居ないことに胸を撫で下ろす。

兎に角、初兎を何とかすることは変わらない

さて、どうしてやろうかこの恋泥棒を…

青)てかしょにだは電車大丈夫なん？

白)んぇ…？

青)はぁ…初兎最寄りは？

白)＿＿やで〜/

青)ん

携帯で初兎の路線状況を調べると…

青)……あれまぁ、しょにだ〜？終電逃してんで？

白)んー…しゅうでん？…………終電ｯ！？

急に大きな声を出して目をかっぴらく

青)お、目覚めた？

白)うそうそっ！？まろちゃんまじで！？

青)おん大まじ

白)………えーどうしよ、、

どうしよとか言いながらも俺をチラチラ見ている辺りほんまあざといよな

青)はぁぁ〜ｯ！！泊めてやればいいんやろ！

白)さっすがまろちゃん！よく分かってんね♡

青)特別やからな？

白)分かっとるわ！w

モブ)ん、2人帰んの？

青)おん同窓会ありがとなめっちゃ楽しかったで

白)みんなまたな〜

モブ)気をつけろよー

青)お前もさっさと帰れよw

モブ)わーってるよw

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

初兎を俺が一人暮らししている家に連れて行くとちょうど俺の部屋に月光が差し込む位置に月が登っていた。

白)今日は月が綺麗やね〜

青)だな、それよりお風呂張ったからさっさと入れ

白)はーい

青)あ、お風呂入る時はそれ…外せよ

白)ん？あ、流石に分かっとるよw

初兎を先にお風呂に入れた後に俺が続いて入り、入浴後寝室に戻ると

そこには真っ白な髪を少し揺らしながらアメジスト色の目を瞼で隠し一定のリズムで寝息を立てる『白雪姫』が眠っていた。

その『白雪姫』を落ちそうな程大きい月が真っ白な月光で照らしてまるでこの1部屋が現実離れした新世界かのように見えた。

俺が初兎の寝ているベットに腰掛け眠った『白雪姫』をそっと撫で無防備に晒す唇にキスを1つ落とす。

青)……まぁ、目を開けるわけないよな、w

だって初兎はもう俺のじゃないんやから。

俺はそのまま月光でキラキラと反射する初兎の左薬指に着いた宝石に軽くキスをした。

𝕖𝕟𝕕 𓂃 𓈒𓏸

この作品はいかがでしたか？

1,300

6件

うわぁぁぁぁ！感動の最下位かと思ったら､､､わぁぁぁぁ😭本当に最後の最後であかすなんて本当にすごしゅぎるほんとに尊敬しかありません✨

うわぁぁぁぁぁぁ！！！！！表現のやり方から全てにおいて最高だアァァァァ！！！最高すぎます！！！！

ほんっっっっとになんでこんな神作思いつくんすかｯ！？頭の構造から違ったりしますｯ！？🤪くんの叶わない失恋の表現が好きすぎます！コメント失礼しましたm(*_ _)m

ケミカルライト𓇬𓂂

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