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10 - 第10話 人外

2024年06月26日

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あ〜楽しい!久々にこんなにも楽しいと思えた気がする。いろんな物を食べていろんな物を見て、あんなことがなければ…

「あ〜、美味しい…」

瞬先輩「はは、そりゃあ良かったな」

などと呑気な会話をしていると「だ、誰か!」と恐怖に怯えた声が聞こえた。なんだなんだと行ってみるとそこには… 傷だらけの人と人外が居た。久々に人が人外に襲われているのを見て、足がすくんだ。人外は人間を食べない者も居れば食べる者も居る。だから人間は人外を恐怖の対象として見る。だがそれは人外も同じこと私達みたく能力を持っている人間を恐れる。

だが最近は町中などで人外自体を見るのは本当に久しぶりだ。森に隠れ住んでいる者が多数だたいうのに。まあだからこそ、欲望に抗えなかった人外が街にまで来たのだろう。

「そこの人外、死にたくなければその人を離しなさい。」

と戦闘態勢に入りながら言う。私達が能力者だということに気づいたのか、凄いスピードで逃げていく。

瞬先輩「零!お前はその人を!俺と高橋であの人外を捕まえる!」

と言い去り、私は瞬先輩に言われた通り襲われていた人の手当をした。しばらくして瞬先輩に達が戻ってきた。手足が無くなっている人外を持って。「ヒッ」と襲われていた人が小さく悲鳴をあげる。私はその人の目を手で覆い落ち着かせた。

瞬先輩「俺らはこの人外を研究所に届けてくるお前もその人のが終わったらもう戻れ。」

という先輩に「え!せっかくの休暇なのに?!」と不満の声を漏らす。

瞬先輩「仕方ないだろ。人外が出てきたんだから。こいつの事でどうせ呼ばれるんだから」

とさっきの人外を指差す。

「それは、そうですけど…」とぶつぶついう私に「さっさと終わらせて帰ってこいよ〜」と瞬先輩が言い、高橋先輩が苦笑いをする。

はぁ、しょうがないとため息をつき襲われていた人の話を聞いてすぐに帰った。

あぁ、また仕事かと思い、足が重くなるのを感じた。

「はぁ、嫌だなぁ…」

第10話  完




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