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え、待って待って待って、尊すぎるんですが?え?こ ろ すつもりですか?etさん推しは当たり前にし にますよ、(etさん推しなのでし にました。
本当に今回の話も最高でした!✨️ 読み切り作品とは思えないくらいの満足感や長期作品を読み終わった感が出てきてました!! もうpナッツさんのおかげで私も考察癖がつきそうです笑 今年もお互いお疲れ様でした🍵 良いお年をお迎えください!!❤️🔥
砕いて 笑って 罵って
⚠注意事項⚠
この作品は短編作品です。
ですので「続き待ってます」などの
コメント発言はお控えください。
「あれ、この作品シリーズだっけ??」
と主がアホになってしまうので……。
それではどうぞ。
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「私好きな人出来たんだよね。」
そりゃあもう唐突だった。
普段あまり君から遊びに
誘うことなんかないのに、なんだか
今日はウキウキに誘ってくるもんだから
まぁ何かはあったのだろうと
勘くぐっていたが、、…
行きつけのカフェでカフェオレを
飲んでいる君の前で、俺は
ブラックの珈琲を飲んでいたのだが、
驚きすぎたのもあってか、中身が一瞬出てきそうになり慌てて口を手で覆った。
今日も綺麗な艶のある柑橘色の髪をした君は俺の反応に少し不思議に思ったのか首を少し傾けた。
「……好きな人?」
「そう好きな人、」
「………etさんに?」
「なんだそれ失礼だな」
私にだって好きな人くらいできますよって感じの顔をしながらカフェオレを
くいっと飲む君、…
そんな姿に見惚れそうになりながら体制を崩し机に肘を置く俺。
普段、家に引きこもってゲーム配信だのなんだのしている俺にとっては外は苦手な分野なのだが、、君と出かけるとなると外を嫌悪することは無い。
なんでかって?それは……まぁそれは後ででいいだろう。
その前に好きな人の話だ。どうやら彼女の好きな人は同じチームのメンバーらしい。……色々な人が思い浮かぶがかなり検討は着いている。
「……誰?」
「教えなーい」
意をけして口には出してみたもののやはり彼女は口堅い。簡単には教えてくれないらしい、だが他のことは難なく教えてくれた。
彼(好きな人)はカッコよくて優しくて面白くて……まぁ惚気を聞かされた訳だが
勿論いい気は1ミリもしなかった。
なんでかって?……まぁそれも後ででいいだろう。
「でさでさ、ya君は
何されたら嬉しい?」
「なんで俺に聞くんだよ」
少しの淡い期待を持って聞いてみた、
すぐに砕けたが
「だって、男の子じゃん!わかるかなって」
そうです、俺は男性ですー…少しでも期待した俺が馬鹿だった…。
うっかり(しょぼん)顔に出てしまいそうになるが慌てて堪える。
その様子がおかしいのか彼女は眉をひそめて不思議そーにこちらを伺っていた。
「……んまぁ、毎日喋りかけるとか?
あとは〜…褒めてあげたり?」
「ふむふむなるほどなるほど…」
律儀にメモをしている君を見ていっそ嘘を言ってしまおうかとも思ったが、流石にそれは可哀想か…
「ん!ありがと、やってみるわ!」
「……んー」
あぁ、そういえば後でと言って
置いておいた話があったね。
なんでか、それは俺が彼女に特別な
感情を抱いているからだよ…誰にも言ったことないけど。
だから1ミリも惚気を聞いて嬉しくないし、彼女と出かける際も外に嫌悪感はない。
そーんな独り言(怖い)を考えながら
彼女と別れた帰り道。 思わぬ人に遭遇した。
『あれ、yaじゃん』
「げ…ur、、とhr君」
[やっほ〜]
思わぬ人物の登場にびっくりしたが
まぁそりゃ事務所の近くだし会うか、と心の中で整理して安堵する。
「2人とも何してんの?」
[買い出しだよ]
『いーですねぇ、お子ちゃまは
呑気にお散歩ですかぁ?』
「あいにく違うんですよねぇ
この女たらし」
バチバチと音が鳴っていそうな空気感だが、これでも一応チームメイト。
と言いたいところだが実際俺とコイツは犬猿の仲とも言われている。ちょっと気が合うところもあるけど、、…
それに比べて隣の人はイケメンだし
優しいし気配り上手だし…
イケメンだし(2回目)……羊っぽいけど
あれ?そういえばこの2人チームメイトってことはetさんの好きな人候補…?
hr…君はありそう、イケメンだし優しいし何よりetさんと歳も近いし。
ur……は無いな。こいつはデリカシーの
欠けらも無い。naさんに重いとか言ってシバかれてるやつだ、そんなヤツ好きになるメリットがない。
他にも……jpとか?リーダーだし
えっと…あ、no兄…とか?確かに兄貴感あって女性にとっては甘えられるよな
あとは……dnちゃんとか?
カワイイ系だしあるよね…、あとは、、
だめだ…みんなそう思えてくる
[…ya君なんかあった?]
「え、…いやっ別に…」
『ほんとかぁ?なんかあったんだろ』
「なッなんにもないよ!またね」
多分怪しまれてはいるが、バレてない
というかバレそうだったのでそそくさと後ろを見ずにぱっぱと退散した。
「ただいま〜」
「おかえりなさーい」
シェアハウスに帰った頃にはみんな
リビングで仲良くゲームをしていた。
その中には、
もちろんetさんもいる。
「yaもやる?」
「いや、いーや編集しないとだし」
jpが後ろをくるりと回って喋りかけてきたが、本当に編集が終わってないので
軽く断って自分の部屋に歩いていった。
「ん〜…ふ、終わんねぇ〜」
子一時間といったところだろうか、
編集はまだ3分の1にも達しておらず、、
いつもならあっという間に終わるのに
まぁ、…余計な事を
考えてしまっているせいだろう…
てか、、さ、てか!さっきの何あれ、
男子の群れに1人だけ
ちょこんと座ってたよあの人ッ!
しかもno兄の隣!!!
肩完全に当たってたよね!?
危険!!ダメ!!絶対!!(端的)
頭をどれだけかきむしっても
悩みの種は消えないものだ。
「…ほんとに……誰なんだろ…、」
ガチャッ
…ガチャ?方向的になった方を向くとそこには……
「よっ!」
「……んだよjpかよ…」
「え、なんかガッカリしてないッ!?」
そりゃそうだ、だって
お前も候補の1人だもん……jpはkrptの
リーダーで、優しくて頼りがいがあって
多分、etさんのこといちばん分かってる
リーダーってのもあるだろうけど
etさん、jpと仲良いし。
「で?なんの用?」
「あー、えっとここなんだけど__ 」
jpが部屋を出たあと、ゆっくり
今日の出来事を振り返ってみた。
「そういえば俺アドバイスしたっけ…」
褒めてあげたり…毎日話しかけたり…
……したのかな、好きな人に
ガチャッ)
「……今度は何j……p」
jpだと思ったすぐ、
扉の方に目を向けると
オレンジ色の長い髪をした人が立っていた。
「おっ、編集頑張ってるじゃん
えらいえらい!」
「……」
「ya君?どしたの?」
「……あ、いやなんでもないです…」
一瞬びっくりしすぎてフリーズしてしまったがまぁよい、こうして俺に会いに来てくれたこと自体が心にしみ渡る…と言いたいが、どうも君の好きな人の事を考えてしまいいつもより気分が乗らなかった。
「どうしたの?わざわざ」
「んーっと…なんか
喋りたくなっちゃって!」
こ…れはもう……うん可愛い。
可愛い以外の言葉が出てこない
「…それと、ちょっと相談があってさ」
「!……分かった」
何が言いたいのか、もう分かる
だから1度深呼吸をして君の言葉に返事をしてベッドへ座るように招いた。
そしたら君はちょこんっと行儀よく
座って、意をけしたように口を開いた。
「私、告白しようと思って」
あぁ…思ってた通り、俺の予想通り
「うん…」
ドロドロした感情が心の中に渦巻いていてそれを覆い隠すように下を向きながら言葉を返す。まるで俺の気持ちが無意識のうちにカナズチで叩かれて砕かれたみたいに。
「でさ、なんて告白したらいいと思う?私ya君にしか相談してないから意見聞きたくて」
今更そんなこと…言わないで欲しい。
俺だけとか、期待しちゃうじゃん…やめろよ。本当に気を抜くと涙がこぼれ落ちてきそうでなんども踏ん張る。
「その前にさ…あの
褒めてあげたりしたん?」
「うぇ?」
「いや、俺さっきアドバイス…?したじゃん」
「あー、うん!一応出来た!ありがとね」
「ッ………そっか」
褒めたってことは喋ってたってことだよね…、じゃあ近くにいたno兄かな。
言葉が震える
「あの、好きな人って
no兄だったりする?」
彼女は目を見開いて
「えっ……なっ…なんで?」
「っ…」
何その反応、凄い動揺してんじゃん。
好きなんだね…そっか、no兄か…ッ笑
ッ……勝ち目…っないじゃんか
メンバーはみんな良い奴だし、最初から勝てるだなんて思ってなかったけど
no兄なら尚更……ッ…っ
泣いたらダメだって…分かってるッ
泣きたくないッ…好きな人の前だから
etさんが行ったら泣こうっ……絶対に
ポロ ポロッ……
もうダメだった。
etさんが次話そうとした時には
もう零れてたんだ。拭いても拭いても
溢れてきて…止まらなくて
ただ一丁前に恋をして、君を愛して
いつかっ…ただ好きだって伝えたかったのに君のことが好きだって伝えたかっただけなのにこんな仕打ち、
さすがに我慢の限界だった。
「えぇッ!?yッyyya君!?
どッどうしたの…?」
「ひッ…ぐぅ…あぁッ…泣 」
彼女は優しいんだ。だから俺が泣き止むまで背中を擦りながら 「大丈夫、大丈夫」って……もう子供じゃないのに
だけどその言葉が俺には凄く響いて
落ち着いた。
「ya君、落ち着いた?」
「……うん」
「……~ッ…よし」
「えっと…っ今じゃないと思うんだけど」
そう言ってetさんは俺の目を貫いたように真正面にわざわざ座って話し出した。
「っ…」
酷く緊張しているのか?
手が震えてるように見えた。
「私ッ…あのっ…ya君の事好きですッ!」
「付き合ってくださいッ!!…」
「……」
「っ…ya…君?……どっどうしたn」
その瞬間俺はいつの間にか
彼女に口付けをしていた。
最初は触れるだけで…
後から少しずつ深く
「っ…ふ」
彼女も必死について行こうと
息継ぎをして、俺の服の裾をギュッと
握っていた。
情緒不安定な気もするが、しょうがない
だって諦めかけていた好きな人に突然告白されたら誰だってこうなるだろう。
「っ…」
ぱっと離れると目の前には真っ赤に染まった頬をした彼女。
「ッ…」
そんな彼女がとてつもなく愛おしくて堪らなくてすかさずぎゅっと優しく抱きしめた。
「俺っ…てっきり
no兄が好きなのかとッ…」
「えぇッ!…違うよぉ……」
「褒めたのはっ…?」
「さっきya君に褒めたじゃん…」
「っそっか…ッ……そっか…」
「……ya君…お返事は…?」
「っ…」
「俺も…俺もっ…」
「大好きです……っポロ ポロ 」
2人の気持ちがやっと伝わった時
2人は……嬉しそうに笑っていた。
その後はもうトントン拍子で話が進んで
なんで泣いたんだとか、なんで俺に相談したんだとか、もうお互いに質問攻め。
でも二人共幸せそうな笑顔で
笑って罵りあってた。
そんな友達みたいで親友みたいな恋人たち。
一時はどうなることかと思ったが、
やっぱり2人らしいエンディングを迎えられたと思う。
やれやれ……本当に手間のかかる人達だ。
あれ、今誰が喋ってるって?
「良かったね、二人共ちゃんと結ばれて」
「裏でetさん誘導するの大変だったんですからね!?」
「○○は天才なんで余裕でした!」
「ほんとかぁ??」
「○○にだけは誰も
言われたくないだろうなぁ」
「あぁッ!?」
「疲れたなぁ…」
「ほんとだね」
「でもふたりが結ばれたから良かったんじゃない?」
「僕も早く恋人欲しいです、、」
「○○さんにはポピィがいるじゃん」
まぁ…それはまた後ほど。
砕いて 笑って 罵って 【完結】