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ご本人様とは関係ありません。
キャラ崩壊⚠️
二次創作
真選組屯所
沖田)ッ…
朝から頭いてぇ…
真選組の屯所では、珍しく顔をしかめながら頭を抱える沖田の姿があった。
朝からどうも調子がおかしい。
頭が…こう…ぐわんぐわんするというか…
沖田)見廻り、行かねぇと…
よく分かんないけど、とりあえず見廻りに行こう。土方さんなんかほっといて団子でも食べればすぐ良くなるだろう。よし、そうしよう。
そう心に決め、重い足を引きずって真選組屯所をあとにする。
数分後
沖田)はぁ…くそ…
屯所を出て、数分。
俺の体は団子屋に着く前に限界を超えていた。
沖田)なん、なんだよ…はぁはぁ…
体が火照り、頭痛もひどくなる。さらには、吐き気まで感じるようになった。
沖田)姉…上……
涙目になりながら頭に浮かんだのは、来るはずのない人だった。
苦しい…辛い…助けて…
どうしたアルか?!
しかし、駆けつけた刺客は
俺が望んだ人とは似ても似つかない、
すっとんきょうな声でそう叫ぶガキだった_
神楽)酢昆布~♪
今日も江戸の町には、きままな鼻歌が聞こえてくる。
大好きな酢昆布を手に持ち、大好きな酢昆布の歌を歌いながら、歩く。
そんなご機嫌な彼女の顔が、一気にしらける。
神楽)げっ…サド……
向こう側から因縁の相手が歩いてくる。
気分は最悪だ。
仕方がない、少しからかってやるか…
神楽)……?
だが、少しいつもと様子が違う。
フラフラとおぼつかない足元_
神楽)…!サド!!
気が付いた時にはもう走り出していた。
トサッ_
沖田)はぁ…はぁ…
神楽)どうしたアルか?!
彼から伝わる異常な体温に、神楽はすぐに、熱があるということに気が付く。
神楽)っ…
おでこ、触るアル…
ピトッ_
沖田)ビクッ…はぁ、はぁ…
神楽)……こいつ、あほアル…
そう呟いた神楽は、熱のある沖田を抱え、万事屋へ帰って行くのであった。
_つづく
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