*長いです
ある日
◯「お兄ちゃん!!」
保「?どないしたん。」
鳴「なんだ?」
◯「驚かないでよ?」
保「場合によるなぁ。」
鳴「、、、、(嫌な予感)」
◯「弦兄、、、、」
鳴「ゲーム壊したとか言うなよ。」
◯「そのまさかです、、、、、、、ごめんなさい、、、、」
鳴「ま、まじかぁぁぁぁぁぁ!!」
◯「ご、ごめんっっっっ!!!」
保「ありゃ〜、〇〇、やちゃったなぁ〜。」
鳴「宗四郎!!笑うな!!」
保「おもろいねんもん〜。僕が壊したらもっと怒ってるやろ〜。」
鳴「そりゃ、そうだろ!!〇〇、だから、本気で怒れないんだよ!!」
◯「あの、ゲーム機、値段、どんぐらいした、、、、?」
鳴「あぁ〜、、、、、3万ちょっと?」
◯「、、、、、、貯金、崩してくる。、、、、、待ってて、、、、、」
鳴「いや、別にいい。その代わり、、、、、」
◯「そ、その代わり?」
鳴「今から、大学に着いてこい。」
◯「へっ?弦兄ちゃんの大学?なんで、、、、、」
鳴「お前、バドミントン部だろ。」
◯「う、うん。」
鳴「僕の大学、練習試合で今日、一人休んでるみたいで、僕の代わりに助っ人に行ってこい。」
◯「えっ!?行っていいの!?弦兄ちゃんの大学のバドミントン部、めっちゃ強豪じゃなかった!?」
鳴「お前だって、シングルス、ダブルス、全国大会3位のくせに。行けるだろ。なぁ、宗四郎。」
保「ほんまやで。〇〇なら、あの場にいても違和感無いと思うで。」
◯「2人が着いてきてくれるなら、、、、行く。」
保「逆に行っても良いんか?初めて見るなぁ。〇〇のバドミントン。」
鳴「じゃぁ、行く。大会とか見に来ないでって言われてたからな。気になってた。」
◯「じゃぁ、準備してくる。」
=== 数十分後 ===
◯「おまたせ〜。」
保「おぉ。バドミントンの時は髪の毛、お団子やねんな。」
鳴「なんだか、雰囲気が強そうだな。」
◯「実際、ちゃんと強いよ?高校も、推薦だしねぇ〜。」
保「ほんまに、強いねんな、、、、、楽しみやわぁ。見るの。」
鳴「じゃぁ、行くか。」
◯「うん!」
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___大学
◯「ひ、広ぉぉぉぉ!!!」
保「僕らの大学、めっちゃ頭もええし、スポーツでも有名やからなぁ。」
鳴「部活の人に言ってあるから、体育館に行くぞ。」
◯「楽しみ〜♪」
== 体育館 ==
ガラララララ
部「お。来た。げーん!遅いぞ。部活の道具は?」
鳴「部長から、聞いてないのか?」
部「何がだよ。」
鳴「僕が、部活をするんじゃなくて、僕の妹がするんだよ。」
部「妹ちゃんってどんな子だっけ?」
◯「わ、私です、、、、、こんにちは(_ _)」
部「めっちゃ可愛いじゃん。バドミントン部?」
鳴「僕の妹をナンパするな。」
◯「はい。小学校から高校までずっと続けてます!」
部「じゃぁ、めっちゃ期待できるわ。よろしく。」
◯「よろしくお願いします!」
部「じゃぁ、アップとかしないで大丈夫?」
◯「もう、してきました!いつでも、大丈夫ですよ。」
部「じゃぁ、部長と1ゲームやってもらえる?」
◯「はい。私なんかで良ければ!」
部「じゃぁ、あそこのコートでよろしく。弦と宗四郎、帰るのか?」
鳴「いや。今日は見とく。ずっと前から気になってたしな。」
保「僕もや。初めて見るからワクワクしとるねん。」
部「へぇ〜。でも、あの子強いのか?なんだか、心配なんだけど。」
保「めっちゃ強いで。見たこと無いけど、トレーニングとかみとったらホンマに凄いで。」
部「じゃぁ、俺もみとこ〜。」
コート____
ラブオール・プレー!
「「よろしくお願いします!」」
私からサーブか。初めて試合する人だし、何より大学生だからなぁ〜。
初めに、高くギリギリ狙って打つか。
ヒュッ、、、、スパンッ!
部「お、良いサーブだね。」
キュキュ、、、パン!
クリアで続けるか。
パン!、、、、パン!、、、、パン!、、、、パン!
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部「まじか。あの部長とめっちゃラリー続いてる。部長、普通に本気だよな。」
鳴「なんだか、いつもと違う〇〇って感じだな。」
保「めっちゃ上手いやん。なんで、見に来てほしくなかったんやろか。」
部「テンポも良いし、正確だなぁ〜。あのこ、成績ある?」
保「全国大会3位って言っとたな。シングルもダブルも。」
部「ま、まじ?今の高校生でそれって凄すぎ、、、、今年の3年生で2人、めっちゃ強い人いたよな。」
鳴「たぶん、その2人にだけ負けたんだろ。帰ってきた時、めちゃくちゃ悔しそうにしてた。」
保「あ、終わった。」
部「え、、、、あの部長が負けた。、、、、まじぃ、、、、」
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ゲームセットッ!勝者、〇〇さん!
「「ありがとうございました!!」」
部「〇〇ちゃんだっけ?強かったねぇ〜。」
◯「ありがとうございます。勝てて嬉しいです。」
部「どこの高校だっけ?」
◯「青葉高校です。」
部「強豪校だねぇ〜。俺も、そこの高校出身だよ。」
◯「じゃぁ、先輩ですね。」
部「そうだね。、、、あ、じゃぁ、呼ばれたから。また、試合しようね。」
◯「はい。是非!」
スタスタスタ___
◯「ただいまぁ〜。」
鳴「おかえり。上手かったな。」
◯「本当!嬉しい!」
保「あの部長に勝つとは思ってなかったでぇ〜。ほんまに強いなぁ。」
◯「この後も、試合あるし行ってくる〜。」
保「いってらっしゃ〜い。」
鳴「全勝しろ。」
◯「弦兄ちゃん、プレッシャーかけないで。」
==== 数時間後 ====
「「「ありがとうございましたっ!!」」」
◯「あ〜!!楽しかった!!めっちゃ、勉強になった!!」
保「良かったなぁ〜。にしても、ほんまに全勝するとは思わへんかったわ、、、、、」
◯「今日は、全部のショット、調子良かったもん!!次の、県大会でもこの調子が出ると良いなぁ〜」
鳴「部長と、連絡先、交換したのか?」
◯「うん!いつでも、来てくれて良いって。予定も、教えてくれたぁ〜。優しい人だねぇ〜。」
鳴「良かったな。、、、じゃぁ、帰るかぁ〜。」
◯「弦兄ちゃん、全勝しろって言って、全勝したんだから、ケーキ買って。」
鳴「はいはい。じゃぁ、寄って帰るか。」
保「そうやなぁ〜。」
第9話に続く
〜作者から〜
こんにちはうい🌷です!
久しぶりに、知り合いの大学生の部活に参加したんですけど、めちゃくちゃ楽しかったです!
褒められて、モチベーション、めちゃくちゃ上がりました(*^^*)
♡、リクエスト待ってます(๑•̀ㅂ•́)و✧ では!
コメント
4件
も、もしかして バドミントン部だったり…する???
今回も最高すぎます!